恋テロ 真夜中に読みたい20人のトキメク物語 (富士見L文庫)
- KADOKAWA (2017年12月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040725369
作品紹介・あらすじ
幼馴染み、クラスメイト、先輩と後輩、上司と部下、恋人、夫婦――。人の数だけ、いろんな恋がある。でも、どの恋も、きっと私は知っている。人気作家の書き下ろし短編やコミックも入った、贅沢な20人の恋物語。
感想・レビュー・書評
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2019年84冊目。リアルな社会ものを2冊続けていたので、自分の中で一服の清涼剤的なものを求める意味でチョイス。出している文庫が女性向けなのか、どちらかというと女性視点の短編が多い気もする。そんな中で良かったのが、「破談同盟」「初めてのラブレター」の2つ。どちらもラストが、これから何かが始まるという期待で終わる話で、何か読んでいるこちらがニヤニヤしてしまう。オジサンもたまにはこういう物が欲しいのよ。(笑)。感想はこんなところです。
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2018/05/14
宮木あや子さん目当てで買った本。
ショートショート、やや短編が沢山入っているので読みやすいけど、感情が入る前で終わる話が多かったり。
漫画やイラストをノベライズした感満載な話(宝石の擬人化とか)もあったりで、普段小説読まないって人にも親しみやすく読めるんじゃないかなぁと思った。
以下、面白かった話
山吹さん ケンタウリまであと百年
六畳のえるさん I she
宮木あや子さん 犬っぽくなかったです
夏野 彼女は僕に焦がれない 百合百合百合
雪夏ミエル ココロのあしあと
20人作家がいてこれか…
うーーーん、まぁまぁだったかな -
オムニバスでいろいろなかたが書かれています。
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恋をテーマにしたアンソロジーだ。
宮木あや子の作品が読みたくて手に取った。
他の作家陣が見慣れない名前だな、と思っていたら、末尾による作家紹介によるとライトノベルや電子小説専門の作家が多いようだ。
そのせい、というわけではないかもしれないけれども、なんか商業ベースにのせるのにはちょっと・・・と首をかしげてしまうような短編も多い。
肝心の宮木あや子の作品はと言えば三十路の腐女子の妄想人生を書いた突き抜けた話だった。まさかこれ、想定するこの本の読者層・・・? -
思わずクスッと笑ってしまうお話や微笑ましい少しうるっときてしまうようなお話がたくさん詰まった小説でした。
漫画も小説と違った面白いお話がたくさんあったので一冊でたくさん楽しむことが出来ました。
個人的には、初めてのラブレターや破断同盟、至高なるアレキサンドライトの恋が好みでした。