- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040726090
作品紹介・あらすじ
寛と康、二国との戦いを強いられることになった小玉は、元寛の武官であった樹華と共に戦場で開戦を待っていた。一方宸では小玉の無事を祈る真桂らとは別に、雅媛、梅花、そして司馬淑妃が動き出そうとしていて――。
感想・レビュー・書評
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おもしろかった。小玉が総大将を務める戦がメインになる今作。開戦シーンが盛り上がる。
後宮では色々とあり、しかもとうとう司馬淑妃がやばい事に。小玉の甥っ子丙が宮に手伝いに入るので、そこらへんの行末が楽しみ。明慧の相方の樹華が降板なのがとても悲しい。好きなキャラだったのに。ラストはものすごく、えげつないところで終わっているので、助かるのはわかってるがドキドキする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一気読み。
相変わらず読みやすく、
かつ世界観が凝っていてすごいなと思う。
まじめさといい加減さが適度に織り交ざって
親近感を持って読めるところがいい。
昨今の中高生に是非お勧めしたいと思う。
さて。
とうとう敵国との戦となったわけで
その傍ら司馬淑妃がとうとうやらかし、
その息子は何か不穏な様子を見せ、
明慧に続き樹華まで戦死し、
だけでなく白夫人まで看取る小玉。。。
あれ、結構壮絶じゃね?
何だかもう小玉がいろいろ切なすぎて、
少女時代の気楽な話にちょっと心を休ませに行こう、
もしくはお月様ノベルのスピンオフで心を癒そう、、、
とちょっと思った。
とりあえず、
この本は継続して購入。 -
2022.01.28
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軍人皇帝の第七弾。
間違えてこちらを先に読んでしまった。
戦いの場に挑む玉林。
といっても三国の政治的な、または文化的な戦いの方が印象的。
さらにいえば後宮内の女の戦いも。
亡き親友の夫も愛馬も亡くし、
自身も傷つき、いよいよ最終局へ、か。 -
舞台があちこちになって群像劇になってきた。個人的には宮廷の中の話が好きなので、早く戻って来ないかな〜
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後宮のお姫様たちの相関図が欲しい
今回は戦さメインのお話。
続ききになるところで終わったわー
2018.98 -
後ろでぐだぐだ言ってる文林の硬直した頭かち割れないかなと思ってましたが、この割れ方は嫌だなぁ。文林が小玉の事でしか心動かされないから、現状を打破する動きを求めると小玉が不幸になりがちなのが辛い。文林関係なく幸せになってもらいたい。
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どんどん大事な人が居なくなっていく
淋しく悲しくでもしょうがない
勅命の日時をごまかすのはやっぱり無理なんだろうなあ
人の思惑が入り組んできた
梅花と、鳳と、司馬と、寛と、康とがくちゃくちゃしてこんがらがってくる
しかし父と母と子の関係では、父と母は実は対等だよ、というのが彼女なりのポイントだったのね
にくいー