かくりよの宿飯 八 あやかしお宿が町おこしします。 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 593
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040726755

作品紹介・あらすじ

白夜の語った大旦那様の過去を胸に、妖都から脱出した葵は、北の地を治める八葉のもとへ向かう。美しくも閉ざされた雪国で葵を待っていたのは、知られざる美味しい名産品と、懐かしいあの人物との再会で……!

感想・レビュー・書評

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  • 北の地で町おこしメニューの開発?!
    今回も北の地で飯テロ爆発!

    〜~〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    大旦那様が天神屋の大旦那から引きずり下ろされる?!
    それを阻止するためには、他の八葉に味方になってもらうしかない…

    葵たちは八葉のひとりが住まう北の地へと向かった。
    北の地の若き八葉・キヨは、天神屋の元中居・春日の夫でもあった。
    キヨは味方になることと引き換えに、北の地の名物品を開発してほしいというのだが…

    〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    【主な見どころ】
    ・北の地の飯テロ(いつもやん)
    ・八葉のキヨと春日の関係性
    ・ピンチを救ったのは北の国の…(第7話あたり)
    ・意外と折尾屋の面々も大活躍
    ・大旦那様の本名ついに判明!!(終幕)

    幼なじみのキヨとの“政略結婚”した化け狸の春日ちゃんでしたが、春日ちゃんのおかれているポジション、春日ちゃんとキヨくんの想いがいちばんの見どころでしょうか。
    てかキヨくんかっこいいし春日ちゃん、かわいいんですけど!!(表紙絵)

    またしても大旦那様はチラッとのみ。
    てか終幕のみといっても過言ではないです、ハイ。
    黄金童子様と大旦那様とのやりとりでは、大事なキーワードも出てきました。
    出てきましたけど、それでさらに謎がふかまっちゃいましたけど…

    そしてついに判明!大旦那様の本名!!
    …なんですけど、本名だけ知っても、「あっ、そうなの?」という感じで、そこまで衝撃ではなく…(苦笑)
    それがどんなふうに今後“効いて”くるのか、なんの伏線になっているのかは、今のところさっぱり不明。
    これはもうすぐに次の巻に行くしかありませんね!!

  • (ネタバレ注意)読了 2023年12月2日 わ~~表紙かわ♡読んだ後に、じっくり眺めるのも良いですね!いつも読む直前は表紙も裏表紙のあらすじもなるべく見ないようにしてたので、個人的に想像したい気持ちもあり////(汗)なので読み終わった時に見る表紙が何ともたまらん(⑉• •⑉)裏表紙のあらすじも久々に読みました!(笑)あとがきに書いてありましたが確かに大旦那様に見えてくる!この巻に関するイラストの場面があちこちと…読んだばかりなのに思い出しますね☆料理絵とか…も最高!…春日の隣はキヨ様かな(笑)前作で年越しの話してたとき葵ちゃんにとっては初めての冬らしく…ということは…もしかすると、これまでの巻一年間の出来事ということになる…はず!人間の世界と比べると妖かしの世界はゆっくり時間が流れてるからシリーズ進む事に、同じ感覚味わっているようでなんか不思議な気持ち(笑)話し変わりますが、今おいしい給食3やってます!今回は北海道が舞台らしいですよ~ちょうど読んでいた 八巻も北国が舞台!(勝手に親近感が...(笑))北海道の給食は 何が出るのか 楽しみ♪そうそう!以前ケンミンショーの番組でちくわパンやってました♪たまたま見てたら、わ!ちくきゅうが(笑)ちくわの中にきゅうり入れたらチビ好きそうな♡今巻は北国が舞台だから、もしかして!?なんて色々想像しちゃいました!チビが食いつきそう.....(笑)魚肉ソーセージも 美味しそうやってみたくなる(--> <--)♡やっと一話読み終わった時、北の地の食べ物!まだ始まったばかりだから今巻も色々料理出てきそう!楽しみ!北…だから北海道のような場所かな??いつも合間見て、ちょっとずつ読んでました!米粉の生地をジンギスカンの肉を巻く美味しそう!やっと100ページまで読み終わった時、物語も動き出してきた!もし実写化したら戒と明!高橋海人さんと永瀬廉さん合いそう♡「キントレ」 で二人で料理する場面を思い出したら、ゆるふわ料理人な感じが戒と明にどこか似てる気が(笑)後半読んでる時「ご武運を」の言葉が!つい鬼滅の刃を 思い出しちゃった(泣)そういえば思い出したら、物語の初めの頃、電車から始まった!まるで『無限列車』のよう…今巻もハラハラドキドキ色んなこと起こってたし!だんだん鬼滅感が…ちょうど雪だし!読んでて思うのだけど この巻!今の季節に ピッタリですね☆ア〇ス食べたくなる(笑)目がジーンとなったりする場面もあったりで(泣)今巻もいっぱい刺さった言葉あるけど、239 一つも選択を間違えないことなどあり得ないが、できるだけ間違わないよう、信念を貫けばいい。そうすればいつか、この曇ってばかりの北の空にも、光は差し込む 好きな言葉の一部です!次巻も楽しみ!今年中に読めたら良いなと思ってたので無事読めた!間に合って良かった(汗)ブクログ文字制限ないと書いてあったけど確かめてみたら、途中で感想が消えてしまってたので消えるのはなるべく避けたい…(消えたら切ないよ~)としたら…途中で消えてしまうということは、今までのレビューも消えてたりして(怖)なぜかどうしても感想長文になってしまう…(笑)

  • いやぁ〜泣きました…
    大切な人達を守る為の強さや優しさや覚悟
    素敵でした。いよいよ大旦那様が現れそうですね。

  • 葵の気持ちも固まったみたいだしそろそろクライマックスが近づいてる?
    キヨ様も味方になったし大旦那様も最後言っていたし次でやっと決着つきそう

    あと表紙の大旦那様の雪だるまがかわいすぎる…笑

  • 北の地に降り立った葵達一行。
    北の地の騒動は、もうちょっと黒幕とか色々やるのかと思ったら案外あっさり解決。
    陰謀を暴くより、毒に侵された春日を助けるための食材探しと調理がメインなのね。

    キヨと春日が現世で出会ったあやかしって史郎だよね。
    既に亡くなっているのに、必ず何かしらのエピソードが出てくるね。
    史郎と大旦那って、ただの借金の関係だけじゃないって感じだよね。

  • ■ 2218.
    〈読破期間〉
    2022/6/20~2022/6/29

  • かくりよの宿飯シリーズ8巻。今回の舞台は春日が嫁入りした先である北の地。表紙かわいい。キヨ様は儚げな美少年だなあ。キヨ様と春日の相手を思いやるばかりに相手が見えない、って感じがもどかしかったけど、色々うまく収まって何より。そういえば、お涼が誰かのために泣くのって初めてかな。折尾屋がやっぱり頼もしかったです。双子が子どもたちの世話を焼いている姿がすごく新鮮でした。今回もおもしろかったです。大旦那さまへの気持ちを自覚しつつある葵、今後どうなるんだろう。

  • 「狐と狸のお使い」
    北の地に着いた途端に洗礼を。
    八葉の弱体化により族が増え荒れた場所になっているのは確かだが、元より地域的に発展を望むのは中々に厳しそうな場所ではあるな。

    「氷の洗礼」
    溶ける皿に隠された悪意の塊。
    政略結婚であって彼女に非がある訳でも無く、時期八葉に選ばれた彼も自ら志願し来た訳では無いのにと思うが彼女が天神屋に来た時と同じなのかもしれないのかもな。

    「北の地プロデュース」
    その場で食すか土産にするか。
    多くの人の目に広めるとなると土産にする方法が一番ではあるが、この地に足を運んで貰う理由にするのであれば名産品を調理して出す方が良さそうだな。

    「春日の真心」
    二人で旅した現世で食べだ物。
    会話が足りないとしか考えられないほど互いに何かしら勘違いをしている様な気がするが、今回の料理により少しでも想いを打ち明ける事が出来たらな。

    「湖上の古城」
    ようやく気持ちが通じ合う時。
    前八葉の力が衰えてから今の八葉に変わるまでにどれだけの場が族により落とされ乗っ取られているのか、考えるだけでもゾッとするし安易に訪問も出来ないな。

    「冬の王の落とし子」
    二手に別れ彼女を救う者達は。
    とうの昔に人が消えたはずなのに、やけに建物のみしっかり残っていたのは彼等が寝床として使っていたからだろうが傷付いた彼を助ける事が出来るのだろうか。

    「雪ん子のおもてなし」
    助けてくれた妖達と取り引き。
    チビが通訳してくれたおかげで会話が成り立ち雪ん子から受けた依頼は彼女が得意とする分野であり、食材もある程度あったからこそ上手くいったのだろうな。

    「次の舞台へ」
    護るべき者の為に立ち上がる。
    彼に足りなかったのは少しの勇気と自信であり、彼女が敵の罠に倒れた時に湧き上がった感情を利用し八葉の先輩が助言し動いたおかげで彼は変わる事が出来たのだろうな。

  • 北国の料理がいつもながら美味しそう.この巻は春日のひたむきさ,可愛さが際立った.

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著者プロフィール

福岡県出身。小説『かくりよの宿飯』シリーズが大ヒットとなり、コミカライズ、TVアニメ化、舞台化など広く展開する。ほか代表作に『浅草鬼嫁日記』『メイデーア転生物語』(富士見L文庫)、『鳥居の向こうは、知らない世界でした。』(幻冬舎文庫)、『水無月家の許嫁』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『メイデーア転生物語 6 片想いから始まる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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