かくりよの宿飯 九 あやかしお宿のお弁当をあなたに。 (9) (富士見L文庫)
- KADOKAWA (2018年10月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040726762
作品紹介・あらすじ
黄金童子に導かれ、葵は文門の地へ辿り着く。そこにはいつもと変わらないように見える大旦那の姿があった。八葉夜行会までの束の間の時を、穏やかに過ごす二人。大旦那はそこで、ひとつの提案を葵にするのだった。
感想・レビュー・書評
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1冊かけてゆっくりと、大旦那様と葵の距離が深まっていく…
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妖都を抜け出した大旦那は今は、文門狸の治める地にいた。
葵は黄金童子に導かれ、文門の地へと降り立った。
久々の再会だというのに、大旦那はいつもと変わらぬ様子…戸惑う葵。
そんな葵に大旦那は、毎日のお弁当と引き換えに、葵の聞きたいことに1つずつ答えていくという。
そして少しずつ明かされた真実に葵は…!?
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満を持して!?頭からほぼ尻尾まで!1冊ほぼ丸々!!大旦那様が出ずっぱりな9巻!!
お茶目なのにかっこいい、ちょっぴりお間抜け(笑)な大旦那様にメロメロです。
目次は第1話からなのですが、1話の前に章タイトルのない大旦那目線の“エピローグ”のようなページが10ページくらいあります。
とても短いお話ですが、1番核心部分の真実がここでいきなり明かされて、「えっ、冒頭でいきなり読者にバラしちゃっていいの?!」と面食らいました。
しかし「読者にバラしちゃってよかった」んですこれが。てかこの演出、ニクイ!!!
この真実を踏まえて、その後の大旦那様と葵のやり取りを読んでいくので、ドキドキ感がものすごかったです。
どうなっちゃうのよ、このあと!?というところで、しっかりと「次巻に続く!!」となりまして…そりゃそうたよね!!
感想書くより前に10巻が気になっちゃって気になっちゃって、10巻まで読み終えて、しかも9巻と10巻が好きすぎて、何回も再読してから今この感想を書いております。
10巻も、本編最終巻にふさわしい大満足の展開となっておりますので、ぜひ!このまま!続けて!この感想なんて読まずに!!(笑)すぐ読みに行っちゃってくださいね〜!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大旦那さんが可愛くて仕方なかった…。彼の秘密も知る1冊になった。いよいよクライマックス。どうなっていくのか?!
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今までの巻で一番ほのぼのとした作品だったかなぁ。
でも、今までの伏線回収や天神屋の今後への期待感などしっかり紡がれていた感じ。
次で完結だよね〜。その後も続編出てるから、楽しみはまだまだ続くかな。 -
久々ののんびり回
お買い物にいったりお弁当を一緒に作ったり食べたり
どこにいっても料理してみんなを助けてるのが葵らしい
次でやっと色々決着つきそうだけどシリーズ終わるのは寂しいね…
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■ 2221.
〈読破期間〉
2022/7/13~2022/7/20 -
大旦那の過去、史郎の過去、2人が交差した日のこと…重要キャラの過去話が結構ありました。葵の父親の話が出てきたのは初かな?大旦那様の好物がようやく判明しましたが、なんからしくって微笑ましい。シリーズももうすぐ終わりということで、続きが気になります。