紅霞後宮物語 第八幕 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 257
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040727486

作品紹介・あらすじ

怪我に倒れた小玉に代わり、戦場では賢恭が軍を率いていた。宸にも小玉の負傷、樹華の訃報が届き、後宮は揺れる。文林の命により自身の失態の原因を突き止めようとした梅花は、さらなる闇に真実を見つけてしまい――

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。まあ、わかってはいたが(続刊もってるので、表紙に小玉がおるしな)、小玉復活してよかった。ていうか、矢尻に糞尿つけたお手軽毒矢で負傷して、破傷風とかになって復活て、、これこそラノベ。小玉がのたうちまわってる間に、梅花がなに悪い事したんや?と思ってたら、まんがわるかっただけで、悪いのはあの頭の悪い妃とその一族やねぇ。
    で、全員処刑とスッキリさわやか。

  • 某司馬氏は最期までぶれない人だったなぁ、と思う。
    もう少し彼女に分別があったり、知恵があればまた違う生き方ができただろうけれど。
    それは彼女ではないな、と思いました。
    おろかにまっすぐな人だった故に愛されず憎まれただけなのかもしれない。哀しい人生とは思えないのは、彼女は子をなしたという点で主人公に勝っているからかな、と思ったり。
    もう少しふんわりとした活劇なのかと思ったらバタバタと人が死ぬので昔の中華王朝の興亡を見るような気持ちになる。
    ヒロインが最後までヒロインらしく一生を終えてくれるといいなと思いながら読んでいます。

  • 図書館で借りていた期日が迫ってて、バタバタと読みました。

  • 2022.02.06

  • 軍人皇帝の第八弾。

    戦いが終わり、なんとか命を取り留めた皇后。
    皇后の暗殺を試みた妃はともかく、
    その皇子が祖父に命を絶たれたのはかわいそうだった。

    望んで異国に嫁ぐ妃が幸せになりそうなことが救いかな。

  • 国の名前や登場人物名を忘れたまま読むとなかなか苦しい。

  • とりあえず小玉が復活してホッとした。
    薄雅媛の活躍っぷりと李真圭達との友情がとても良かった。
    ひとまず寛、康との戦いは落ち着いたけど、今後どんな展開になっていくんだろう。
    結構な大作になりそう。テンポ良く続きが出るといいな。

  • 本筋の周りを丁寧に描いているのだけれど、その分話の進みが遅い。
    物語全体をもっと纏めてすっきり締めてくれると嬉しい。

  • これで1部が終わりのようなので、この作品はここで卒業かな。先を読みたいって気があんまりせず。

    2018.12.8

  • ここまで一気に読んできました。
    中華風の物語は漢字のよみかたがとかやっぱり人が亡くなるのとかが苦手ではあるけれど。なんというか壮大で。

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著者プロフィール

2014年、『生生流転』で瑞々しい人物描写と緻密かつ魅力的な世界設定が評価され、第2回ラノベ文芸賞金賞を受賞。改題及び改稿を加えた本作でデビューとなる。

「2023年 『紅霞後宮物語 第零幕 六、追憶の祝歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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