わたしの幸せな結婚 二 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.14
  • (30)
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本棚登録 : 299
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040732534

作品紹介・あらすじ

清霞の婚約者として勉強もはじめ、穏やかな日常が訪れたかと思った。けれど美世は夜ごと悪夢に襲われ、だんだん衰弱していく。それがきっかけで、美世と清霞はすれ違い、美世は家を出ることに――。

感想・レビュー・書評

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  • お互いがそっぽを向いていた1巻の表紙から、2巻は美世を受け入れはじめたように彼女へとスッと視線を送る清霞。あ、ダメなやつ。これダメ、ハート持っていかれるやつ 笑。
    そんな清霞をじっと見つめる美世。
    はぁ……美麗な軍服姿の清霞にうっとり。あっ、何気に美世が手作りした髪紐で美しい長髪結んでるやんっ。こういうちょっとしたところに、胸キュンポイントが。うぅ……や、ら、れ、た。

    今回は美世と清霞が、お互いがお互いを想いあうあまり、気持ちがすれ違ってしまう。そして、そんな2人を引き裂くようにストーリーは帝都を揺るがす事件へと発展していくのね。
    きたきた。王道恋物語に、すれ違いは「必須条件」よっ。そこへライバル登場となれば、「資格あれば尚、良し」って感じ、うふっ。

    前回から少しずつ前向きになった美世だけど、夜ごと悪夢に苛まれ体調を崩していく。美世は清霞に心配をかけられないと、ひとりで抱え込む。「大丈夫です」と美世が応えるたびに、清霞は辛くなっちゃう。美世にとって家族というのは頼ったり心配かけちゃったり、そんなことができないもの。でも逆にそばにいる者にしたら、それって自分のことを信頼できる大切な人だと思ってもらえてないのでは……となる。
    大切な人だから頼りたくない美世。
    大切な人だから一緒に乗り越えたい清霞。
    家族ってなに?ってことに美世が気づけたことから、清霞との関係もまた深くなっていく。
    なんたって、頭ポンからのうふふ~んですからね。ジリジリきてますよぉ。

    そしてシンデレラ部門が際立った前作から、今回は異能部門が頭角を現してきた。と、いうのも美世の持つ異能が何なのかが今回明らかになる。さらには彼女の異能を畏れるある黒幕によって、美世と清霞は気持ちがすれ違ったまま引き離されちゃう。さらにさらに清霞は対異特務小隊の任務により絶体絶命のピンチに陥っちゃう。美世は清霞を救うため立ち上がる……

    2巻には魅力的なキャラクターが新たに登場。
    清霞の姉、葉月。
    交渉人、新。
    清霞の上司、大海渡少将。
    1巻で不祥事を起こした辰石家の長男、一志。
    そして帝の子であり清霞の幼なじみ、堯人。もうこのお方の幽玄な美は、この世のものとは思えない。これからも登場、待ってまーす!

    • マリモさん
      地球っこさん
      おはようございます。早速読まれたのですね〜!
      素敵なレビューにあれこれ思い出して、朝からニマニマしてしまいました。
      表紙、何度...
      地球っこさん
      おはようございます。早速読まれたのですね〜!
      素敵なレビューにあれこれ思い出して、朝からニマニマしてしまいました。
      表紙、何度眺めても美しいですよね♪
      私も紫の髪紐に、シュテキシュテキー!となっていまひた(o^^o)

      ただ守られていた美世が、2巻では清霞を守るためにどんどん心が強くなっていくんですよね。
      新しい登場人物たちも出てきて、物語がひろがってきて、これからも楽しみですね!!
      2020/06/15
    • 地球っこさん
      マリモさん、おはようございます。

      土日ゆっくり読もうと思ったのに、一気に読んじゃいました。
      デコチ…まできましたね~
      じゃあ、次回...
      マリモさん、おはようございます。

      土日ゆっくり読もうと思ったのに、一気に読んじゃいました。
      デコチ…まできましたね~
      じゃあ、次回作は!?もうちょいいっちゃう!?きゃっ♡

      清霞って、美世に対してはすごく素直っていうか、ストレートに気持ち伝えてくれますよね。
      「私に寄りかかればいい、美世。もっと本心を言え。わがままになれ。そうしたら全部、受け止めてやる」
      この言葉は最高でした(σ≧▽≦)σ
      ぬりかべマリモさんが出てきちゃうの当然ですよ!
      普段の何気ないところ、たとえばさといもの煮物「うまい」とか言ってくれるしー。
      そういうとこ嬉しいですよ。
      いやぁ、美世になりたいわ。
      ぎゃっ、痛いっ、痛い!あっちこっちから石が飛んでくる!
      うわーん、うそです、ごめんなさい!
      わたし、庭先の石ころでいいです。十分です〰️。

      たくさんの魅力的なキャラクターが出てくるし、ますます楽しみです。
      これからもマリモさんのレビュー楽しみにしてまーす。もちろんこの作品以外のレビューもですよ☆
      2020/06/15
    • マリモさん
      地球っこさん

      たぶん、次はデコチ…よりは一歩進むのでしょう♡想像するだけでドキドキしてきます、むふふ(変態か)

      そうなんですよ、...
      地球っこさん

      たぶん、次はデコチ…よりは一歩進むのでしょう♡想像するだけでドキドキしてきます、むふふ(変態か)

      そうなんですよ、清霞はすごく言葉がストレートなんですよね。
      うん、寄りかかる!本心言う!受け止めてぇぇー!!となってます(о´∀`о)
      なかなかそうならないのが美世で、清霞はそうならない美世が可愛くてたまらないのでしょうが。
      そんなに口数は多くないのに、ぽろっと、美味いとか可愛いとか言ってくれるんですよねー。

      そう、本音言えば美世になりたいんですよね!あ、でも斎森家はすっ飛ばして、嫁いで以降だけでいいですけどね?!(ヘタレ)
      庭先の石ころもいいですね。下から清霞を見上げられるし、庭に出た2人を見放題…(また変態か)

      私もこれからも地球っこさんの色んなレビューを楽しみにしてます!
      2020/06/16
  • はーい!!!こんにちは!!!
    またテンションのおかしな時間がやってきましたよー!!!
    乙女心暴走スイッチは全開でいくことになったので、今回も突っ走ってますがごめんなさいね!!

    2巻です!デコチ…(あ、ネタバレネタバレ、自粛自粛、鼻血鼻血)の2巻です!!!
    表紙も素敵ですよね、遠慮がちに軍服に触れようとする美世、でも視線はしっかり清霞を見ていて。そして見返り美人ならぬ見返りイケメンの清霞(こういう目線がスキ!)。
    とりあえず軍服かっこ良すぎる。大事なことなので二度言っとくと、軍服かっこ良すぎる!!!

    夜な夜な悪夢にうなされ、衰弱する美世。心配する清霞を心配させまいとすることで、少しずつ二人にすれ違いも生じてくる。
    今巻は新たに姉の葉月さんや、薄刃家の面々が出てきて、美世の異能の秘密、影を潜めて生きてきた薄刃家の秘密が明かされていき、一巻からの伏線が回収されていく巻でもあります。

    清霞は眉目秀麗、名家の当主にありながら、あまり女性と関わらずにきたので女性慣れはしておらず、自分でも湧き上がる気持ちが何を示すのかわからず戸惑いがあったり、まぁとても初心なのですよ(*´∀`*)
    イタズラなkissの入江くんを少し彷彿とさせるのだけど、美世に対しての気持ちはストレートに伝えるんですよね。そこがとてもいい。

    斎森家で自我を抑圧されてきた美世は、自分の気持ちを優先することができずにもどかしく…。でも2巻では気持ちに動かされる場面があり、頑張ってー!と見守りました。

    私としては、二人の応援隊として、清霞の姉である葉月さんの立ち位置あたりを狙ってるんですが、それもだいぶ図々しいと自覚するので、ばあや的なゆり江さんの立ち位置かしら(*´∀`*)つーか、近くで見れるなら久堂別邸のぬりかべでもいい!!!

    「私に寄りかかればいい、美世。もっと本心を言え。わがままになれ。そうしたら全部、受け止めてやる」

    きゃーー!!!ぬりかべが壁から出てきちゃうよ!!バァァァアン!!\(//∇//)←怖いわ

    帝と異能の絡むストーリー展開も面白いのだけど、二人の初心でアツアツなやり取りを見ているだけでほっこり幸せな気持ちに…
    いや嘘です、ドキドキが収まらなくて鼻息荒くなってテンション上がって叫びたい気持ちになります!!
    作者さんありがとう!!

    • 地球っこさん
      マリモさん、またまたこんにちは。
      もうコメントしたいことが、あれもこれもで、ばたばたレビューを走り回ってハァーハァー息切れしてます 笑
      ...
      マリモさん、またまたこんにちは。
      もうコメントしたいことが、あれもこれもで、ばたばたレビューを走り回ってハァーハァー息切れしてます 笑

      2巻読まれたんですね。
      きゃあ、ドキドキ期待大ですね。
      頭ポンからデコチ…(って、おでこにチ…でオッケーすよね?)に進展ですねっ。
      おう、ジリジリきますね。
      ぎゃっ、マリモさん、鼻血鼻血、ティッシュどうぞ!

      わたしは「夏目友人帳」というマンガの新刊が久々に発売されたので、1巻から読みなおして、ダークな的場さんというキャラにドキドキしてました(おいっ、全く関係ないやろ)
      その間にマリモさんは、久堂別邸のぬりかぺになってたんですね 笑
      待っててください、わたしもすぐに、ぬりかぺになりますから!
      壁から出たぬりかぺのマリモさん、わたしが「全部受け止めてやる」……ぎゃっ、倒れる!

      あと軍服、かっこいいですよね。はあ、かっこいいです。わたしも2回言っちゃいました。もう、ヤバい。泣きそ……。

      うわぁ、楽しみすぎ!

      どきどき興奮しすぎて、2回もコメン投稿失敗しちゃいました。ごめんなさいっ!
      2020/06/10
    • マリモさん
      地球っこさん!こちらにも素敵なレビューをありがとうございます。

      そう、おでこなんです……まだおでこなのに、、ブー!(思い出し鼻血)
      あ、失...
      地球っこさん!こちらにも素敵なレビューをありがとうございます。

      そう、おでこなんです……まだおでこなのに、、ブー!(思い出し鼻血)
      あ、失礼しました、ティッシュありがとうございます。詰めとかな…!

      久堂家のぬりかべ空けて待っています!
      「全部受け止めてやる」やだかっこいい!受け止めてー!バァァァアン!!(出てきた)ぎゅむー

      夏目友人帳懐かしいです!!もう20年くらい前に読んだことありますが、まだ続いているんですね!?昔の漫画を掘り出してしまうと一日が暮れるの早いですよね…!的場さんがかっこいいのですね…_φ(・_・メモメモ

      2回も投稿できなかったのですね。
      私のレビューから変なオーラが出ていて電波障害的なことが起こっているのかも…!?3回目の投稿をありがとうございます。
      まだ三巻までしか出てないですから、急がずゆっくり味わってくださいませ!私もねっとり3日かけて読みました。そしてまた読んでます(笑)
      2020/06/10
  • 続きをはやく読みたくて早速購入。

    少しずつ清霞と美世がいい感じになってるのが最高

  • 顎木あくみさんは初めましての作家さん。

    SNSやアプリ(ゲーム)のCM動画でコミカライズされているものが何度も目に入っており、以前より興味はあったんです。ただ、CMは興味を持ってもらえるように作られているということを理解っているつもりですので、購入への決定打とはならず、動画を見るたびに「面白そうなんだけどなぁ」と悩む日々。
    そんなとき、高校生の娘もCM動画でこの作品の存在を知っており「面白そうだよね」と言っていたので、わたしだけが読むのでなければ、とまずコミックス(紙媒体)を読みました。
    コミカライズされるくらいです。原作も面白いに決まっている。
    しかし、どんなに世間が「面白い」と評価したものでも、コミックスは絵柄が、小説は文章が肌に合わないものは受け付けられない狭量な人間のわたし。
    幸いにも、購入したコミックスの巻末には書き下ろしの短編も収録されており、この人の文章ならば、と小説の購入も決めました。
    ネットで1巻と一緒に注文したものの、発送元が異なるらしくこちらが先に届きました。
    届いたときにあまりしっかりと確認していなかったので、いざ読もうとして2巻であることに気づく始末。
    ただもう、読もうスイッチ入っちゃってたんでどうしようもないし、「ちょっとだけ……」と開いてしまったのが運の尽き。
    続きが気になりすぎて、一気読みしてしまいました。
    深夜25:45読了。明日も仕事なのにアホなわたし……
    コミックスである程度の下地があったことで2巻でも問題なく楽しめたのが、この寝不足の原因。

    さて、美世と清霞の不器用カップルは、通いの使用人ゆり江や清霞の姉といった周囲の温かい人たちに見守られ、少しずつ歩み寄っている様子。でも、育ちに難アリすぎのふたり。少々どころじゃなく、じれったい。

    そんな二人をあっさりとくっつけてくれるほど運命は容易くない。美世を見つめるイケメンっぽい新(あらた)。彼は何者。っていうか、新はタイプだ(聞いてない)
    今巻は、美世のルーツ薄刃家も登場し、そのベールに包まれた存在の由縁も明らかにされます。これ、たぶん1巻で謎立てされてたんだろうな……まぁいいや。
    ということで詳しくは言いませんが、薄刃の者といえど、おじいちゃんはやっぱりおじいちゃんで、孫はかわいいのですね。

    今後、ますます楽しみな作品です。

  • 清霞との生活で幸せを感じるようになった美世。幸せな生活で、大切な人が増えてきて、失うのが怖くなる。これまでを考えると、仕方ないことなのかも。と思えてしまった。大切に思い合うからこそのすれ違いはもどかしかったけれど、「家族」になるためには必要なことだったのかも。少しずつだけど、お互いに気持ちを伝えられるようになった不器用な2人。2人とその周りの優しい人たちの今後を、もっと見たくなる本だった。

  • 継母に虐げられて育った美世は、冷酷な軍人と噂の清霞と婚約をした。誰もが不幸な結末を予測したが、いつしか清霞と美世はお互いの優しさに惹かれ合う。美しく強い清霞に少しでも追いつきたくて、勉強を始めた美世。二か月後のパーティでの社交デビューを目標に頑張るのは楽しいことだった。そんな中、なぜか夜ごと悪夢に苛まれ、誰も頼れず美世は体調を崩してしまう。さらに美世を狙う者が現れ、美世と清霞の気持ちはすれ違い――。

    美世を苦しめる悪夢と、生まれの秘密が明かされる。今までの人生でつらい目にあいすぎて、清霞のことも嫌われたらどうしようと不安に思ってしまう彼女は無理を重ねてしまう。物語だとじれったく感じますが、これって別に私たちでも普通にあるよなぁー。私は好きな人ほど迷惑をかけたくない、こんなことで苦しんでるなんて弱いと思われそう、と思ってなかなか言い出せないタイプなので美世の気持ちはすごくよく分かった。結局悪夢は美世が自覚したことで消えてしまったのかな?あっさりすぎてそこは呆気にとられましたが、ストーリー自体はテンポ良くて面白かったです。清霞姉のキャラクターも好き。

  • おもしろくてあっという間に読めます。

    1・2巻で起なのかな…と思います。
    今後色々事件、もめ事が出てきそうな予感。

    美世がホントに少しずつ成長していく姿が健気で可愛いです。(でもイラッと感じる読み手もいると思う)

    次巻以降も楽しみです。


  • 続きが気になって、二巻も一気読み。
    前巻よりもファンタジー味が強くなってた。

    美世にはもっとどんどん幸せになって欲しいし、清霞ともっとラブラブイチャイチャして欲しいなぁって思うよ!

  • 美世が生家で苛められている間、母の実家は何もしなかったのかな?と疑問だったが、理由はあったの。

  • やっと自分の思いを少しずつ言える様になった美世。清霞との関係も縮んできたのに、又も美世に試練が。異能の力を持たぬはずだった美世の本当の力が開花するに従い美世を苦しめ…黒幕のした事は許せなかったけど、清霞と出逢えなかったと思うと複雑でした。清霞の姉の葉月がカラッとした人で美世の支えになってくれそうで良かった。大海渡とは元夫婦だけど、繋がりを感じられるのがホッとしました。

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