上野の神様にこい願わくは あやかし資料館の大蛇様 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 43
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040734705

作品紹介・あらすじ

夜の不忍池から現れたびしょ濡れの男。彼は龍になって空へと消えていった。なぜか兄のスーツケースを持って――。翌日真穂が訪れたのは、龍が向かったと思われる資料館。出てきたのは、美貌の学芸員で……!?

感想・レビュー・書評

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  • 有龍が規格外なんだけど、思いのほか最初から優しくかつ甘いので、場当たり的に兄を探す真穂を守ってくれていて良かったです。
    真穂の言葉が有龍に刺さるのも分かりやすく、お互いが惹かれる様子が良く分かりました。

  • 兄が失踪し、妹が行動力全開で探す話。
    フットワークが軽い軽い。そしてひと、だけじゃなくあやかしのことをちゃんと見ていてしっかりもので尊敬します。
    2人のその後とか有龍さんの両親のその後とかとても気になるのですが、シリーズ化はしないのでしょうか。
    なんだかんだでまたあやかしが見えるようにされそうですし、続いたらいいなと思います。

  • 帰ってこない兄を、大蛇様と一緒に探すお話。テンポもよくてするする読めた。大蛇様かわいいやん…。

  • 序盤「何を隠そう」とか「幼少の砌」などの言い回しが妙に引っかかるというか気になった(古臭い?)が、そこを越えればするっと読めた。
    粗筋に兄妹の絆とあるが、兄は最初と最後にしか出ないので、賑やかなキャラなのに存在感が薄い。
    仲がいい兄妹でもないのに、馬鹿兄のために妹が何故あそこまで頑張るのか。
    今思うと、妹さんいい子か。
    自分ならあんな危険な目に遭うくらいなら放置する。
    兄妹の絆より、妹とイケメン半妖の恋の方が目立ったか。
    思いの外、彼の方が情熱的でびっくり。
    あやかしは恋に一直線タイプか。
    色々あやかしが登場した中、個人的には河童の太郎推し。
    ゆるキャラ的癒しだった。
    最後、彼に直接会えなかったのが無念だ……

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著者プロフィール

投稿サイト「小説家になろう」で活動中。著書には『王太子様、私今度こそあなたに殺されたくないんです! ~聖女に嵌められた貧乏令嬢、二度目は串刺し回避します!~』(Kラノベブックスf)、『王宮の至宝と人質な私』(ビーズログ文庫)などがある。

「2022年 『ブサ猫に変えられた気弱令嬢ですが、最恐の軍人公爵に拾われて気絶寸前です』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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