わたしの幸せな結婚 三 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.06
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本棚登録 : 355
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040734736

作品紹介・あらすじ

清霞を信じると決めて、少しだけ強くなった美世。清霞の父から誘われて彼の両親が暮らす別荘を訪ねる。けれど義母となる芙由は、激しく美世を拒絶する。心配する清霞に、美世は一人で頑張りたいと伝えるけれど――?

感想・レビュー・書評

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  • 胸キュンに浸る幸せな週末も、今週でしばらくお休みになりそう。えーん(;つД`)
    『わたしの幸せな結婚』3巻で、既刊作品は今のところおしまい。そのまま待て状態です。
    「ステイッ!」「……クゥーン」

    まずは恒例の?表紙チェーック。
    おーおー、おふたりさん、とうとう向き合っちゃってるじゃないの。
    和装の清霞もす、て、き。お着物の色合いが長い髪の色によく似合ってます。
    うん?美世の掌にのせてる、ちっちゃな赤い巾着は何かしら?
    あぁ、指っ!指が綺麗すぎます。指フェチのわたしにはやばい、やばい、やばいってばよ、もうっ。
    「キャン、キャン」近く行っていいかしら?しっぽ思いっきり振っちゃうから、その指で頭ナデナデしてもらっていいかしら?「こらっステイッでしょ!」「ワオーン……!」

    ……さて物語では、清霞の父から義両親の住む屋敷に招待される美世。同時にその村では鬼が出るという噂が立ち、清霞は調査に赴く。

    はじめて顔を合わせたお義母さまは、お屋敷に足を踏み入れた瞬間から美世を絶対に認めないと、すでに戦闘モード体制。もうお義母様が放つ容赦ない罵詈雑言が、散弾の嵐となって美世を撃ち抜く。とんでもなく激しいお義母さまの言葉。わたしなら立ち直れない。泣く。逃げ出す。だって、わたしには清霞のような守ってくれる存在いないもん(開き直り……)
    そんなヘタレのわたしと大違いで、美世はお義母さまと仲良くなりたいと頑張るのね。清霞は母親に憎悪をたぎらせるんだけど、美世に頑張れるから見守ってほしいと言われこらえるの。
    でもこの逆境が二人の間を縮めていくのも事実。いつもよりちょっぴり積極的な清霞に慌てる美世の心の声が可愛すぎる。

    でもね、自分が傷ついてることもわからない生き方をしてきた美世に、清霞は「もっと痛みに敏感になってくれ……」と伝えるのね。
    そうよね、強くなることと、痛いと思う心を失くすことは違うもの。
    今までは傷つけられても涙なんて出なかったのに、清霞とともに過ごすうちに、傷つけば痛くて目の前が真っ暗になって、涙が出てしまう。そんな自分は弱くなったの?と自問自答する美世。ううん、それは幸せになったから。清霞がいてくれる。だから頑張れる。うわーん、美世、変わったね。
    そして、そんなお義母さまとの関係が、ある事件を経てちょっぴり変化していく。

    と、こ、ろ、で。頭ポンからのデコちゅーからの進展は、ふふふ、ありましたよ。しかと、しかと、遠く久堂家別邸の石ころであるわたくしめが見届けさせていただきましたよ(ワンちゃんになったり石ころになったり、はぁー忙しい)

    美世を守る役目が欲しかった新も、今や「薄刃」を解き放とうとする堯人皇子のもとで「薄刃新」として仕え、今回の美世のピンチに駆けつける。もうね、自分だけの役目が欲しいと苦しんでいた新は、「薄刃」の異能を認めてくれる堯人皇子にぞっこん(古い)状態ね。

    清霞の前に現れた今回の鬼に関係する事件の黒幕は、異能に対するある理想を持った団体で、これから帝都を揺るがす大きな事件を引き起こすんだろうなって思う。そしてそれは、清霞と美世の関係も何か変えてしまうかもしれない。えー、どうなるんだろう。

    ああ、そうだ、忘れたらいかん。
    清霞が美世とキュンキュンしてる間に帝都の平穏を守ってくれてた五道さん。彼が大ピンチだよ。この展開って、もしかしたら帝国軍の上層部とか政府のお偉い方とか、そんなところに、すでに敵方のシンパがいるんじゃないのー!?

    • マリモさん
      地球っこさん♪

      こんにちは!コメントありがとうございます。こちらに返信兼ねてコメントさせていただきます。ほぼ同時くらいのタイミングで3巻読...
      地球っこさん♪

      こんにちは!コメントありがとうございます。こちらに返信兼ねてコメントさせていただきます。ほぼ同時くらいのタイミングで3巻読んだんですねー、感想共有できて嬉しいです!(°▽°)

      そう、私の推しメン楊志が…(;ω;)と悲しみの淵にいたのですが、清霞と美世の甘い会話に浮上して参りました。「ちょ、おま、たった1日か!∑(゚Д゚)」と楊志に草葉の陰から叱られそうです。いえ、決して浮気者なのでなく、最初から二股だっただけなんです(←)

      このお義母さん、ツンデレとかでなく人としてどうなの?というレベルですよね?私もこんなの対面で言われたら、最初の言葉だけで(涙にくれながら)退散してます。
      でも水滸伝がハードモードすぎて、まぁ牢獄に繋がれて拷問されるわけでも、暗殺企まれて弓を射掛けられるわけでも、火をつけられるわけでもないし…と思ってしまうヤバい思考回路だったんです。そんなのと比べるなという感じですが(笑)

      とはいえ、どんな義母でも、清霞が味方でいてくれたら、乗り越えてしまう気がする!もとから婚約者だったとはいえ、プロポーズの言葉にもブホォォ!とのけぞった私です。
      表紙の二人素敵すぎますよね♪

      五道さんの大ピンチで終わり、続きの4巻が待たれますね!
      漫画も、オンラインで毎月一回更新されているんですよ。是非こちらも読んでみてください♪
      2020/06/28
    • マリモさん
      地球っこさん♪

      本の世界では一人に絞り切れないですからね…(*゚∀゚*)←開き直り 
      素敵な殿方を応援していきましょう!

      地球っこさんオ...
      地球っこさん♪

      本の世界では一人に絞り切れないですからね…(*゚∀゚*)←開き直り 
      素敵な殿方を応援していきましょう!

      地球っこさんオススメのSPY×FAMILY 無料版で少しだけですが読みましたー。面白いですね♪♪ギャグもありシリアスもあり、秘密抱えた擬似家族の今後が気になります!続きも探してみまーす!
      2020/06/29
    • 地球っこさん
      マリモさん、おはようございます。

      SPY×FAMILYのことも、お返事してくださって嬉しいです!
      ありがとうございます(〃▽〃)
      ...
      マリモさん、おはようございます。

      SPY×FAMILYのことも、お返事してくださって嬉しいです!
      ありがとうございます(〃▽〃)

      わたしにとってジャンプ(ジャンプ+ですが)のなかで今一番きてます!(世間さまは鬼滅ブームだとしても 笑)
      わたしの知らない世界で戦っている、強くて優しくて、少し影があって、もちろんカッコよし……そんなキャラを前にしたら、妄想が膨らみまくりです!
      きゃあ、どきどき(えー、なにを妄想……)
      スパイとか、軍人とか(OZのムトーも軍人だった!)好きなことに改めて気づいた今日この頃でーす。




      2020/06/30
  • 水滸伝5巻での衝撃、傷心。
    ぽっかり空いた心の隙間を埋めるのは、ほかの素敵な殿方でしょう!!(*゚▽゚*)←コラ

    …ということで、とっておきを持ってきました!わたしの幸せな結婚3巻です!ぐふふ!(鼻息荒いわ)
    表紙から素敵な二人…、3巻は着物にお召し替え。軍服も好きだけど着物も好き!清霞の髪型は着物にとても合っていてかっこよす。そして美世の手をそっと取っていて…その手つきと視線がもう、めっちゃかっこよす!!

    3巻では色男で虚弱体質なパパと、超強烈なキャラのママが登場します。清霞一家、出揃いました。
    ママは開口一番こうです。
    「清霞さん。なんですの、そのみすぼらしい付き人は。どこかの村娘かしら?本当に粗末な見た目だこと。久堂家の当主たる者がそのような低劣な者を側に置くなんて、品性を疑われてよ」

    お、おおう!いきなり先制パンチだな。
    しかし水滸伝の後に読んだため、普段ならワナワナして読むに耐えないような酷い毒舌にも、まぁ姑が何言ったところで別に刺してくるわけじゃないし、と妙に平和な気持ちになってしまう不思議。
    何より、芯の強くなった美世。心を殺してただ謝罪していたあの頃の美世ではない。心を抉られることを言われても、何度はねつけられても、もう一人ではない、清霞がいる。それだけで強くなれる。

    ストーリーは、異能関係が色濃くなってきて、村の一帯を実験場とする異能心教、そして薄刃家との関わりが見えてきて、かなりおどろおどろしい展開に…。
    他方のお二人、3巻ではますます絆が深まり、こちらが恥ずかしくなるような甘く互いへの思いやりに満ちたやり取りにはニマニマが止まらない。そして、全国の乙女が固唾を飲んで見守っている二人の進展も、ありますありますありますよ!そこだけ5回くらい読んだ!(笑)

    あぁもう、いいなぁ、こんなに愛されて。どーん!と後ろから押したくなるけれど、楽しみは先々までとっておきましょ\(//∇//)\ キャッ

    • 地球っこさん
      マリモさん、こんにちは。

      水滸伝5巻のレビューを読ませていただいたとき、マリモさんイチオシの楊志(あってる?)さんへの悲しみに、なにか...
      マリモさん、こんにちは。

      水滸伝5巻のレビューを読ませていただいたとき、マリモさんイチオシの楊志(あってる?)さんへの悲しみに、なにかコメントしたかったのですが、水滸伝を読んでないわたしの言葉なんて……と、グチグチしながら、マリモさん元気かしら?と心配してました。

      なので、今回のマリモさん復活のレビューに、ひと安心しました。
      あー、よかったです。
      マリモさんのぽっかり空いた穴を埋めてくれる殿方がいてくれて。

      それにあのお義母さまの口撃をものともせずとは、さすが水滸伝、恐るべしです 笑

      続巻はいつ発売になるのでしょうね。
      異能パートが本格化してきそうですけど、胸キュンパートもさらに盛り上がってほしいです(*^^*)
      2020/06/28
    • 地球っこさん
      マリモさん、お返事ありがとうございます。

      マンガの件も教えていただきありがとうございます(〃▽〃)

      マリモさんの二股堂々宣言、笑...
      マリモさん、お返事ありがとうございます。

      マンガの件も教えていただきありがとうございます(〃▽〃)

      マリモさんの二股堂々宣言、笑っちゃいました。
      楊志もきっと自分のために泣いてくれたマリモさんなんだから、その気持ちを受け止めて二股くらい許してくれますよ。
      なんなら、三股、四股でも、いっちゃいましょう♪
      だって本の世界には、ときめきを与えてくれる沢山の殿方が存在いたしますもの。

      わたしも、今は清霞(軍人)と「平家物語」の平知盛(武士)と「SPY×FAMILY」という漫画の主人公ロイド(スパイ)と戦う男たちの三股ですから 笑……なんのこっちゃ!
      2020/06/28
  • ビクビクしてただけの美世が、かなり成長しましたね!清霞の母が典型的な上流階級思考かと思ってましたが、最後はツンデレ発揮で美世を認めてくれて良かった。父の正清もふわふわしてる様で、実は一番人に興味の無い冷たい部分があり、この両親の元育てば、清霞があーなるのは納得。そして、デレた清霞が甘くてニンマリでした。

  • お互い想い合っているのに、片や恋愛経験なし、片や恋愛に関していい思いをしていない(よってどちらにしろまともな恋愛経験なし)ゆえに、どちらもその想いにちゃんと名前を付けられずにいるのが、何とももどかしい。
    無自覚の割に、旦那様の美世ちゃん愛は膨らむばかりですが。
    実の母親を灰にしようとしないで。
    何度美世ちゃんが止めに入ったと思うのだ。
    しかも何の恥ずかしげもなく夜も同衾しようとしているし。
    旦那様、一足飛びにパワーアップしてないか?

    そんな旦那様だったから、自覚というか想いに名前を付けたのは彼の方が早かった。
    父親に言われたから気付いたというのもあるのですが。
    今回登場の旦那様の両親は、これまた色々凄いキャラではありましたが。
    隠していた本性のギャップが凄い。
    お父様は病弱キャラなのに、スイッチ入ると怖い。
    お母様は嫁いびりしていたかと思っていたら、最後の最後はただの愛すべきツンデレキャラになっているし。
    お母様がただの悪役にならなくてよかった。
    そういう悪役は美世ちゃんの生家だけで十分です。

    話が逸れましたが、自覚した旦那様はそれなりに手も早かった。
    まさかあのシーンまで読めるとは思いもせず、旦那様の手の早さに思わず拝んでしまいました。
    ありがたや、ありがたや。
    一方の美世ちゃんは、あそこまでされてもまだ自覚に至っていませんが、旦那様は待ってくださる模様。
    今回の美世ちゃんの奮闘ぶりも、何度も殺人衝動に駆られながらも見守ってくれた旦那様ですから。
    本当にできた(?)旦那様です。

    美世ちゃんは義母攻略でてんてこ舞いだったので、旦那様の仕事関係・戦闘面での奮闘は今回少しお預け。
    旦那様の方も、相手が様子見だったこともあって、戦闘の派手さはあまりなし。
    ただそれ以上の大問題が持ち上がってしまったので、それどころではなくなったのですが。
    いつもは幸せシーンで終わっていてニヤニヤだったのですが、今回は露骨に続いた挙句に不穏な台詞とシーンで終わってしまったので、読後感はただただ不安でいっぱいという。
    春になったら……という盛大なフラグを旦那様が立ててくださっているだけに、余計に心配。
    どうかどうか、タイトル通り幸せな結婚を迎えられますようにと祈らずにはいられません。

    あと、さり気に爆発していた五道さんの安否も気になります。
    彼の出番も少なかったのが、仕方ないとはいえ物足りなくもあり。
    折角キャラも増えてきたので、総動員でこれからの敵に挑んでほしいです。
    幸せになる道のりは、こんなに厳しく険しい……
    ハードモードすぎるだろう、主役お二人。
    無事に乗り切ってくれ!

  • 早く続き出ないかな〜。
    一冊一応完結だから、漫画みたいにすごく気になる!とかではないけど、あるなら読みたい!
    キュンキュンがしたい!美世かわいい!清霞かっこいい!

  • 異能というところに焦点が変わってきて、美世と清霞のあたたかな心のやり取りが少し減ってきた感じです。
    愛は育って大きくなっているはずなのに、ファンタジー要素が強まってしまって少し残念です。

  • 清霞の両親とご対面。
    ふたりともキャラ濃いわぁ。
    その両親からよくも葉月のようなまっとうな人や清霞が育ったものだ、と変な感慨を持ちました。

    母親に対して、典型的な貴族の令嬢というイメージを清霞は持っていますが、それは彼女の一面であって、父親である正清は彼女をずっと愛し続けていることからも、性根まで腐っているわけではないことが窺えます。それが、美世の母親とは違うところ。
    彼女は彼女の矜持で、美世の存在を無条件では受け入れられないだけであり、悪意を持って美世の尊厳を貶めようとしているわけではないのです。

    前2巻に比べると美世と清霞の紆余曲折は少なめですが、
    あらたな敵というか、ファンタジー要素が強まって、大きなうねりを感じさせつつ、次巻へとトゥビーコンティニューなのでした。

  • ついに清霞の両親が出てきた。なんとも強烈なおかあさん。ツンデレ?美世には最後の最後に少しデレてくれた。ツンツンツンツンツンデレって感じ。今回も美世ちゃん凄い頑張ってた。

    若かりし頃の父と母の恋愛模様も番外編で読んでみたいなぁ。ツンのデレるところ読みたい!

  • 少しずつ、家族になっていく美世と清霞。美世のことが大切でたまらないと思っている清霞の気持ちが伝わってきて、嬉しくなる。美世も清霞のためになら、なんでも頑張れるみたいだし。
    今回は清霞の個性の強い両親に会いに行く話。酷いことを言われても、傷つけられても、その痛みに鈍感な美世は見ていて悲しいけれど、少しずつ手放したくない幸せな生活になれてきたのかな。とも感じられた。どんどん「夫婦」に近づく2人を見守りたくなる。

  • 2020.07.12 読了
    清霞の両親登場。
    薄羽の過去とこれから。
    新と美世と清霞の信頼関係。

    五道どうなる!?
    続きが楽しみ。

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