甘えてくる年上教官に養ってもらうのはやり過ぎですか? 4 (ファンタジア文庫)

著者 : 神里大和

• KADOKAWA (2020年5月20日発売)

作品紹介・あらすじ

悪魔との最終決戦が始まった。教官と甘々イチャイチャしながらも悪魔を倒し続けていた俺の前に現れたのは、悪魔の王にして父親であるルシファー。俺は戦争を終わらせて教官と――いや、ミヤさんと結ばれる！

感想・レビュー・書評

[芳樹さんの感想 · 2022年11月5日]

【電子書籍】ウェディングドレスを着た美しいミヤ。そんな彼女と結ばれることを夢見て、戦い続けるテアの物語はこれで完結。明らかになるテアの母親の正体、テアの来歴、そして大魔王である父・ルシファーの真の願い。全てを知ってもなお、テアはミアとともに父に挑む！面白かった。年の差恋愛物語であり、親と子の物語でもありました。駆け足気味に進行した本最終巻ですが、表紙イラストのような姿の美しいミヤと、彼女を慈しむように隣に立つテアの結婚式の様子が姿が描かれるハッピーエンディング。感無量です。次回作も楽しみにしています。

著者プロフィール

第31回ファンタジア大賞にて「飲んだくれ教官と自己犠牲野郎」にて銀賞を受賞。同作を改稿してデビュー

「2022年 『ホームステイを受け入れたら、俺のことを全肯定してくれるオタク美少女だった』 で使われていた紹介文から引用しています。」