後宮妃の管理人 三 ~寵臣夫婦は繋ぎとめる~ (富士見L文庫)
- KADOKAWA (2020年6月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040736808
作品紹介・あらすじ
優蘭のおかげで寵妃・紫薔の懐妊も落ち着き、後宮内に平和が訪れた頃。優蘭に新たな試練が舞い込んできた。「陛下と離縁をしたいので支援してほしい」と手紙が届いたのだ。一難去ってまた一難。どうする寵臣夫婦!?
感想・レビュー・書評
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後宮のすべての女性の味方になる、と宣言した優蘭。今回は、後宮最大の、夫婦痴話喧嘩!優蘭の感情はなかなか揺れないので、揺れ揺れした今回はよかったです。主人公の恋愛はほぼ進まず、でもお仕事は順調です。
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皇帝に奥向きが子供っぽいところと、表向きが有能なところがあるのはいい。家臣2人(慶木と皓月)との関係もとてもよい。しかし、子供っぽいところがここまで行くと側迷惑。しかし、その子供っぽさのお蔭で優蘭と皓月の距離が縮まって行く様子が楽しめたのでよし。
不穏な動きを見せている何人かが、次巻以降どのやうに暗躍するのか、それとも表に出てくるのか、優蘭と皓月にとってあまり辛い事態にならないよう祈りたい。 -
シリーズの中でも好きな回。
やさぐれる優蘭や意外と友に冷たい皓月、慶木のダメなとこ等々。
四婦人と顔合わせができ、なんかほっとする。
これまた意外にぐいぐいくる皓月ににんまり。 -
後宮最大の夫婦喧嘩の巻。初恋を拗らせた皇帝は賢妃のこととなると子供だね。おかげで寵臣夫婦は少し夫婦らしさに近付きました。
最後の馬に2人乗りしてお出掛けした先でのピクニックランチはあまりに美味しそうで食べたくなりました。 -
皓月がすごい攻め始めたりキャラがみんな出てきて終始叫んでた。
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皇帝面倒くさい(笑)ま、賢妃との仲がうまくいったのも、側近やヒロインのおかげなんだから、もう少し感謝してもいいのではないかなー 賢妃がそのあたりの手綱もってくれるものと信じて!そして宦官長がうさんくさいわー