- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040736914
作品紹介・あらすじ
天才令嬢・ユフィリアとともに、王国を襲うドラゴンを討伐したアニスフィア。次なる脅威・ヴァンパイアの謎に迫っていく二人の前に、因縁の弟・アルガルドが立ちはだかる――王宮百合ファンタジー、激動の第二幕。
感想・レビュー・書評
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【Bookwalker読み放題】婚約破棄騒動の発端となった男爵令嬢のレイニとアニスの弟アルガルドに焦点を当てる第2巻。前巻と合わせてシリーズの第1章という感じですね。前回色々と残った謎が今回明らかになって、レイニの正体に驚いたり、戦わなければ互いに前へ進めなかったアニスとアルガルド姉弟のすれ違いに心痛めたりと、感情を大いに揺さぶられました。心に傷を負ったであろうアニスはこれからどう動くのか。ユフィはアニスを支えきれるのか。続きが楽しみです。
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前巻で中途になったレイニとアルガルドの結末、という感じの後編
実はレインは魔石持ちのヴァンパイで無意識に他者を魅了していたことが判明、魔石の活性化で魅了の制限に成功
一方、アルガルド王子はアニスの不在時に離宮を急襲、レイニの魔石を取り込みアニスと対立する
アルガルドとアニス、お互い遠慮していた二人がその心の内を吐露する
これがもっと早ければ、もっと幸せな未来もあったかもしれないが……
ユフィリアの活躍もあり、アルガルドは命までは取られなかったものの、辺境へ追放へ
レイニ、アルガルドの謎も解け、アニスとユフィの今後の仲がどう展開するのか
【以下再読のための備忘】
・「姫様の同類です」「あぁ……なるほど。そういうことですか」
・「悪いことばかりではありませんでした。元次期王妃という身分で入ってはいけないのかもしれないのですが……私は今をそれなりに楽しく生きてるのです。だから貴方もこれからの人生を楽しく生きていいのです」
・ユフィリア、ティルティに嫉妬する
・私の振るまいを甘えていると取ったのかアニス様が優しくそう言いました。
・「人にできることしかできない?当たり前ですよ、人なんですから。精一杯やって、人ができる範囲で頑張ればよかったじゃないですか。力ではなく、願いと言葉を託して」
・「アルガルド様。一度だけ、ご無礼をお許しください」「既に廃嫡された身だ。むしろ俺が立場を弁えなければならんほどだ。好きにすると良い」:で平手打ち、さすがにグーパンは止めました
・「……涙、拭ってください」そう言われて、私は初めて自分が泣いているのだと気付きました。
【内容:アマゾンから転記】
国を揺るがす、姉弟喧嘩。
天才令嬢・ユフィリアとともに、王国を襲うドラゴンを討伐したアニスフィア。次なる脅威・ヴァンパイアの謎に迫っていく二人の前に、因縁の弟・アルガルドが立ちはだかる――王宮百合ファンタジー、激動の第二幕。 -
婚約破棄の原因となった男爵令嬢レイニ。実はヴァンパイア。
もう一人のキテレツ研究引きこもり候爵令嬢ティルティ。
女の子は更に豪華ラインナップになったけど、ラストに救いが無い。次の巻でのハッピーエンドを期待します。 -
2巻は全くダメだった。エピソードはぶつ切りで繋がりに必然性がないし、キャラクターの行動原理も突拍子がないし、オチは全く救いがないし。話の筋としても理屈が通ってないところや、結末のために無理矢理持って言ったようなところが見て取れて違和感だらけだった。