龍に恋う 贄の乙女の幸福な身の上 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 139
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040737225

作品紹介・あらすじ

■珠は寒空の帝都で不思議な髪色の男に救われる。これが運命の転換点だった――。■
 寒空の帝都に放り出された珠。彼女の窮地を救ったのは、不思議な髪色をした男・銀市だった。
 口入れ屋の旦那である銀市の厚意で、珠は住み込みで働くことに。感謝する珠だが"人ならざる者"がみえて贄とされた過去により、上手く感情を表せない。一方の銀市も複雑な境遇のようで……だからこそ珠を思いやってくれる。
 恩に報いるため健気に勤める珠は、店でも信頼を得て平穏を知る。しかし、帝都で続く少女の失踪事件に否応なく巻き込まれ――。秘密を抱える珠と銀市が、お互いの居場所を見つけるまでの浪漫綺譚。

感想・レビュー・書評

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  • 読み終わってタイトルが割と結構なネタバレだったことに気付く。
    彼の正体は結構終盤にならないと本編では発覚しないので。
    タイトルのこと忘れて、彼の正体に素直に驚くという。
    いい読者だ(自画自賛)

    過去が壮絶な割にあっけらかんとした主人公で好感が持てた。
    生贄として育てられてなんて、世間話をするかのようにさらっと明かされて、そりゃ彼も驚くだろうよという。
    自分に思い入れがなく頓着しない。
    読んでいて小気味いいほど。
    重い話も重くなりきらずにサクッと読めるのはよかったと思う。

    優しすぎて露骨に怪しいおじさんいるなと思ったら、案の定な展開に。
    その危機からの脱出に手助けしてくれたのが、主人公をかつて助けてくれた櫛の女性だったのが最高に燃えた。
    (ごめん、ヒーロー、君もかっこよかったんだけどね)
    今後も主人公に寄り添ってくれるようだし、安心である。
    彼女が一番のお気に入りキャラかもしれない。

  • 珠がかわいい。銀市さんもなんかもうみんなかわいい

  • ★4かな(^^♪。
    表紙のイラストと金色の帯に惹かれました。
    なんとなく読みづらかったのと鳥肌じーんは来なかったものの、いい話でした(o´・ω-)b
    主人公と妖たちとの関係がよかった。
    瑠璃子さんとかね。
    妖が見えるってのも悪くないのかもとか思いました。
    銀市の台詞は森川智之ボイスで聞こえてました(笑)

  • また、くびになった女中が雇われたのは、ひとでないものがくる口入屋。珠ちゃんの自分をかえりみないのすさまじさに、周囲の者がひく話だった。まあ、育ちからしかたないところはあるのですが、その珠ちゃんが自分のやりたいことをみつけていくところがわくわくします。

  • すごく面白かったです。

    是非シリーズ化して欲しいです❤️

    旦那様と珠がどうなるのか気になります。
    2人が結ばれて欲しいです。

  • 表紙の雰囲気や時代背景、裏表紙のあらすじから、主人公の性格が『私の幸せな…』と似てる⁉️と一瞬思ったが、そこまでこじれてなかったかな。

    自分の感情や考えが無い、自分に関心の無い主人公なのは、贄生活と女中生活が長かったからなんだろう…

    銀古の面々が優しくて良かった。珠が贄の頃から見守っていた貴姫が男前でいいな。
    瑠璃子のツンデレっぷりもいい味出してます。

    銀市と珠貴の今後も気になるし、続編がでたら読んでみたいかな。

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著者プロフィール

2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。以来、繊細な描写で人気を博す、実力派作家。著作に『帝都コトガミ浪漫譚 勤労乙女と押しかけ従者』(ことのは文庫)ほか、第2回富士見ノベル大賞にて審査員特別賞を受賞した『明治乙女のお勤め妖異譚』を改題・改稿のうえ上梓した『龍に恋う』など、著作多数。

「2021年 『龍に恋う 二 贄の乙女の幸福な身の上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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