- Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040737416
作品紹介・あらすじ
近日公開予定
感想・レビュー・書評
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面白かった。今回のメインキャラクターはティア、灯火以前から焔と関わっている唯一のメンバー。クラウスの前ボスとのEPもちょっと言及される。国外実践活動となるが、卒業試験的な位置付け。これは本当にラノベと軽んじてはいけない、本格スパイ小説。キャラクターが萌え要素多く、ちょっとチート能力があるだけ。そして、個人的には無駄に強いというのは読んでいて非常に安心感があるのでよろしい。ラノベというのは”安心感”付きなのかもしれない。さらに、成人向き(その言い方もナニな感じだが)のスパイモノにありがちな、過激な性的表現もないのが好ましい。すこぶるつきに楽しく、そのままハリウッド映画になりそうな感じ。
小冊子はエルナのお話。これは非常に良い。
エルナとアネットは推します。 -
【絶望に沈むあなたを救い出す憧れのヒーローになる為に】
帝国の組織の尻尾を掴んだチーム灯は、ミータリオに降り立ち、自信喪失したティアの脳裏に憧れのスパイの言葉がよぎる物語。
敵の策略にまんまとかかり、その甘さ故に失敗してきたティア。
本当に皆の命を預かる任務指揮をするべきか思い悩んで。そんな葛藤に揺れる彼女を支えるあるスパイの言葉。
紅炉が遺してくれた教えを元に権謀術数が渦巻く闘いに身を投じる。
己の理想を認めてくれる人の為に自分自身を誇る。
紅炉の教えを胸に絶望から仲間を救う事で。
本当になりたかった自分になるのだ。 -
死してなお影響を及ぼす紅炉の存在がカッコ良すぎる。ティアが成してくれることまで計算の上とか…。
モニカの器用さにも驚いたけど、サラの特技もかなりすごいと思う。命懸けの戦いで連絡役は欠かせないわけだし。 -
ティアが頑張っていた回。それにしても色々と文章構成騙されたというか、上手いというか。面白かった。
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8人の少女とクラウスが一丸となって挑む任務。痛快な読み味はいつも通り。構成や練り込まれた伏線も素晴らしい。クラウスの「―このお遊びにはいつまで付き合えばいい?」って決め台詞がここぞ!という決めシーンに出るもんだから、読んでるとほんと鳥肌もんです。