スパイ教室05 《愚人》のエルナ (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 158
感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040737423

作品紹介・あらすじ

「寄越せ――お前たちのボスを」全スパイ養成学校のトップ6で編成された機関―鳳―はボス不在という問題を抱えていた。そこで目をつけたのは凄腕のスパイ、クラウスだった。チーム―灯―に崩壊の危機が訪れる――!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。このシリーズは良いねぇ。
    帯の「寄越せーお前たちのボスを」というのも、良い感じの誤解を招くいい煽りだと思う。今回の主役は愚人のエルナ。アネット並ぶ私のお気に入りキャラ。スーパーな活躍はないが、エルナのすごさがわかるいい話だった。そして、新しいスパイたちがでてきたりとか、次回につながるようなシーンがあったりとか、ていうか、良いキャラでもボンボン殺していくのな、勿体無いお化けでそうな。
    早く続きがよみたい。

  • 5巻はコードネーム愚人―エルナがメインのストーリー。彼女の能力の真髄について明かされます。ライバルとなるエリートチーム鳳との戦いもアツいです!

  • 最初は誰が誰がわからなくなって混乱していたけど、巻を重ねるごとに各キャラの個性がわかってきて面白くなってきた。

  • こいつが一番いかれてるな。

  • 「今回もしてやられたよ、こんやろう!」

    エルナの過去、「愚人」の由来などが掘り下げられた話でした。
    面白いと感じたのはたぶん、エルナが自分似てたから。共感できるひとには刺さると思う。

    読んでから挿絵のエルナ見ると確かにそんな表情してるなって思いました。短編集のモニカ同様、絵の表情って面白いよね。
    トマリ先生すげ〜!

  • その特殊な扱いから長いこと表立ったイラスト化があまりされてこなかったエレナが遂に表紙ですよ!
    そして中身は多くの場面にて「不幸…」と呟く彼女の雰囲気に合わせるかのような展開に溢れた内容となっているね

    これまでの物語が不可能任務とか国家の危機とか仲間や守りたい人の命が懸かっているとか重苦しい背景が有ったのに対して、今回『灯』が立ち向かうことになった難局は随分ラフなもの
    けれど、そこにはクラウスと少女たちの絆が天秤に掛けられていて、更には成長が止まってしまった少女たちの底力向上も掛かっているとなっては本人達は気を抜くわけには行かない
    少女たちは少女たちなりの苦悩と対面することになるわけだ

    そういった意味では今回登場した『鳳』のメンバーは『灯』の弱さや劣等感を表面化させるに相応しい相手だったのかも
    養成学校の成績優秀者で組まれたいわゆるトップ層。落ちこぼれとして運良くクラウスに拾われたような『灯』の少女たちにとってはあまりにも眩しい存在
    一方でヴィンドの活躍を素直に称賛してしまうジビエ達の姿には違和感も覚えてしまう面が有ったんだよね
    同じ国のスパイとはいえ、スパイである以上は全てを信じ預けあって仲良しこよしなんて出来るわけがない
    だから、『鳳』が仕掛けたトラップは当然の結果であると共に、不調に陥ってしまった『灯』にとっては必要な試練となる

    その中で必要とされた新しい技術が詐術ですか
    『灯』の面々は一芸に秀でた者ばかりで時にそれは能力のように見えた。詐術はその能力を一段階引き上げるような要素
    ただ、そんな技術があると知ってもすぐには自分の力と出来ないのは彼女ららしいのだけど(笑) 特に迷走しているエルナの姿はちょっと面白い


    劣等感を懐きつつもサラは詐術を身につけるために奮闘した
    なら、次は自分を否定してばかりのエルナの番。でも、エルナが自分だけの詐術を手に入れるにはその前に否定してばかりの自分の姿を改めて明確にし、その上で自分の強みを見い出さなければならない
    その葛藤の中でヴィンドから突きつけられた真実、それを受けてのエルナの返しには驚かされたね。
    自分の醜さも狡さも弱さも自覚していたエルナ。だからこそ、彼女は自分自身を否定していたわけだ
    その状態では成績優秀者に勝てるわけがない

    でも、その状態を知ってなお突き放すなんて事を絶対に選ばないのが『灯』の良い所なんだよね
    エルナの自作自演も不幸癖も理解してなおエルナを受け入れるサラ、エルナの為にヴィンドに立ち向かったジビアとモニカの姿には感動すら覚えてしまうね


    試合に負けて勝負に勝ったような形となった『灯』
    『鳳』を前に彼女達が証明したのは成績の優秀さでは測れない独自の強さ。
    これは『灯』がまた一歩成長できたということなのだろうね

    一方で勝負に負けても圧倒的な優秀さを見せつけた『鳳』はこれから『灯』と両軸になって活躍していくのだろうと思っただけにエピローグには驚愕ですよ……
    幾つものチームを壊滅させた単純だけれど凶悪な方法。一体誰が『蛇』の毒牙にかかってしまうというのか……

  • 今回は、クラウスを巡って天才達とやり合うという内容でした。

    表紙に居るように、エルナにスポットライトが当たって物語が進んでいきます。
    エルナの成長や秘密、灯がどうやって天才達に勝つのかという所が見所だと思います。

    そして、ラスト数ページの衝撃。
    次巻がとても楽しみです。

  • 読む手が止まらず、すぐに読み終えてしまった……。相変わらず最高に面白い!最後の数ページは絶対にネタバレ禁止(;^ω^)灯みんなの成長が楽しみです。続編を早く読みたい!!

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著者プロフィール

第32回ファンタジア大賞《大賞》受賞作「スパイ教室」でデビュー。

「2022年 『スパイ教室07 《氷刃》のモニカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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