アサシンズプライド12 暗殺教師と薄明星火 (ファンタジア文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040737478

作品紹介・あらすじ

封じられた歴史の真実を探るべく、時間旅行の実現に奔走するクーファたち。夜界の大地に降り立った一行を襲撃したのは、旅行計画を阻む最強の刺客だった! 暗黒の夜界に放り出されたメリダたちの運命や如何に!?

感想・レビュー・書評

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  • フランドールから飛び出して夜界へ。時間飛行を実現するために、夜界を進むメリダ達だったが、様々ないラカンスロープが襲ってくる!しかし、とある人物との再会に…。

    後書きより、アサシンズプライドシリーズがいよいよクライマックスに入るそうです!

    寂しい(泣)
    クーファとメリダが幸せになるといいな

  • これまでも貴族や体制を敵に回して方々を駆けずり回ってきたクーファやメリダ達だったけど、遂には人類にとって安寧の地であるフランドールすら飛び出してしまうとは…

    新たな舞台となる夜会は本当におどろおどろしい場所だね
    元々本作の世界観は陽の差さない世界であったわけだけど、夜界は光源であるネクタルすら希少なのだから余計に景色は真っ暗闇となる
    本作は小説だからその光景を想像することは難しいけれど、文章からは暗黒に包まれた世界の恐ろしさが伝わってくるようであった

    ただ、そんな世界であろうとお構いなしにエセパジャマパーティーをしたり、お色気展開をぶち込んでくる少女達には良い意味で驚かされるが
    処分に困っていたからって夜界探索にセクシーランジェリーを持ってきてしまうフリージアにはちょっと笑ってしまう

    それでもメリダ達の夜界探索は困難を極めるのだけど
    『アサシンズプライド』ってクーファを始めとして超級の実力者が何人も存在しているけど、実力者達を活躍させるよりも戦闘能力が未熟なメリダ達の活躍を描くシーンが多いんだよね
    それは時として困難に負けまいとする少女達の幼き力強さを感じられるが、今回のようにそもそも武器を持たずに探索するなどのパターンも多いものだから、そこにあるのは単純に弱者が強者に打ち勝つというテーマ性ではなく、生きる事を諦めないとする姿勢の重視なのだろうな
    そんな事をメリダとネインの会話から感じた


    遂にメリダだけでなくエリーゼ達の知るところとなってしまったクーファの正体。そして辿り着く過去世界ではフランドール樹立の謎が明かされるとか
    どうやら物語はクライマックスへ近づきつつ有るようだし、色々と畳み始めているということだろうか

    そういや、クシャナは鍵言を知ったからにはシクザール家の誰かと結婚して貰わなければとクーファに迫ってきたけど、あれってメリダとの婚姻でも問題ないような……?

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著者プロフィール

「暗殺教師に純潔を-アサシンズプライド-」で第28回ファンタジア大賞<大賞>を受賞し、デビュー。

「2021年 『アサシンズプライド13 暗殺教師と廻天導地』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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