おいしいベランダ。 午前10時はあなたとブランチ (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.00
  • (29)
  • (26)
  • (23)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 377
感想 : 25
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040738017

作品紹介・あらすじ

 無事に大学を卒業し、神戸で葉二との新婚生活をはじめたまもり。
 遠距離から、一緒に食卓を囲んで手料理を食べられるようになり、幸せいっぱい……と思っていたのに、結婚式にむけたダイエットという名の強敵が襲う!?
 さらに、希望通りの仕事に配属されたはいいものの、まもりは同期の急な無断欠勤やパワハラ疑惑の対応でてんやわんや。葉二さん、市民農園を借りられるかもって浮かれている場合じゃないですっ!

――――ベランダ菜園からはじまった関係は、形を変えて続いていく。大人気シリーズ本編、堂々の完結!――――

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ10作目にして完結編でした。大学入りたてで初めての一人暮らしをしたまもりとお隣さんとの恋愛話からまさか結婚するまで描かれるなんて当初想像もしてませんでしたが、ゆるやかな流れで到着点に辿り着いた感じ。癒やしのお話でした。終わってしまうのは寂しいですが番外編もあるようなので読んでみたいと思います。

  • 葉二とまもり、ついに挙式へ。

    新入社員として失敗をしつつも、一生懸命奮闘するまりも。
    人事として、出社拒否した同期や、農園でバッタリ出会した女帝と言葉を交わすようにもなる。
    そして、それと並行して結婚式準備と忙しない日々。
    一応、この巻でラスト。

    結婚式は、二人のアイデアを出し合ったオリジナルな仕上がりで、
    特にプチギフトが野菜の収穫辺りは笑ってしまった。
    いいな、そのアイデア。
    そして葉二のムービーもなかなか。

    こうして日々を積み重ねて歳をとっていくんだろうなと、
    なんだか温かい眼差しになってしまった。

  • シリーズ完結。
    パエリアが食べたくなった。

  • おいしいベランダ完結。
    10巻分読み切れた達成感を感じてます。
    ベランダ菜園にハマるきっかけになった本。
    本当に素敵なお話でした。ありがとうございました。

  • 大団円の完結編。とは言っても、恋愛も結婚も決してお伽噺ではなくて現実として描きつつも、ちゃんと希望は残してくれるのがこの作品ならでは。思えば二人を結びつけたのが、ベランダ菜園というどうあっても日常にしかなり得ないものだったからだろうか。でも、まもりと葉二ならばこの先も大丈夫と思えるような、そんな結末だった。

  • 21.06.27読了
    堂々たる完結です。
    10冊も買い込んで読みましたか。11冊以降のタイトルがつけれなくて…とあとがきにあったけれど、この終わり方で良かったと思う。きっとこんな風にそれぞれのキャラクターが生きていくんだろうなと思う終わり方だった。
    2人らしい結婚式。新卒の職場でのどたばた。そうだよね、こうなるよ。と思いながら、でもほんのり温かくなる話。
    満足です。ありがとうございました

  • 無事に大学を卒業衣、神戸で葉二との新婚生活を
    はじめたまもり。遠距離から、一緒に食卓を
    囲んで手料理を食べられるようになり、幸せ
    いっぱい…と思っていたのに、結婚式にむけた
    ダイエットという強敵が襲う!?完結。

  • あー終わっちゃった。最近、妖やら幽霊作品などにハマっていたので普通の恋愛物が新鮮で楽しかった。
    まだまだ若いまもりちゃん、年上で余裕をかましつつも結構焦っていた葉ニさん。幸せそうで良かった。
    番外編も楽しみです。

  • 遂に結婚式かぁ〜
    その前のパワハラ問題もあったけどまもりじゃなくて良かった
    やっぱり結婚式は自分達で決めたいよね
    そして二人らしい結婚式が出来て良かった
    新婚旅行も楽しんだみたいだし初日の出も見たし
    これからも些細な事でも楽しんで生活していくんだろうなぁ〜

  • シリーズ最終巻。ひとつの区切り。
    2022/10/2

全25件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する。主な著作に「谷中びんづめカフェ竹善」シリーズ(集英社)、『蒼井葉留の正しい日本語』『横濱妖精探偵社』『恋するアクアリウム。』(KADOKAWA)など。描かれる人間関係や作品世界のあたたかな雰囲気は、多くの読者に支持されている。

「2023年 『犬飼いちゃんと猫飼い先生2 お友達から卒業しますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹岡葉月の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×