花街の用心棒 二 雪が宮廷の闇を照らす (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.50
  • (1)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040739113

作品紹介・あらすじ

 腕利きの女用心棒・雪花(せつか)は、美貌の大貴族・紅志輝(こう しき)の命で後宮勤めを続けている。
 暗殺未遂の犯人は判明したが、黒幕は知れぬまま。そんななか雪花はある偶然から、亡き姉の面影を宿す侍女に気づく。姉は残酷な運命をたどっていて……。
 さらに、雪花の正体に勘づいた王により、密かに雪花と志輝の関係に警戒態勢を敷かれることに。
 一方、志輝は国家転覆をもくろむ男へと急接近していた。男の行動も貴妃暗殺未遂も、雪花が全てを喪った宮廷の闇が関わっていて――? 因縁の真実が明かされる!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最初は登場人物がさっぱりわからなくなってて困った。でもやっぱり好きだなー。濃いキャラがたくさん。もっと読みたい。

  • ああ、結局こういう結末になってしまったかと苦しく思いながら読んだ。
    今更普通の生活に戻れないことは分かっていたけれども。
    最後の最後に彼と妹に会えたことは、きっと彼女にはこの上ない手向けになっただろうと思う。
    でも、姿がどう変わろうとも、彼の傍にいて欲しかったな。
    これで、もう誰も彼女に勝てなくなってしまった。

    後半の展開は雪花すら霞むほど、「彼女」中心の話になる。
    ヒーローに至っては空気である。
    前半割と美味しい展開を味わっていたので、ヒーローにはここは甘んじて受け入れてもらうとして。
    (しかも互いの因縁のせいで、恋愛面も思うように進まず、寧ろブレーキをかけるヒーローである。可哀想に)

    前半の展開と後半の展開の落差が本当に凄い。
    前半はまだラブコメの雰囲気もあったが、後半は重い重い。
    黒幕の思惑も少し見えてきて、怖い怖い。
    あれだけ犠牲を払っても、未だなお燻っている悪意。
    雪花の立場も難しいところだし、まだ物語の着地点が想像できない2巻だった。
    これ、どうすれば収拾できるのだろう。
    黒幕引き摺り出して倒して終わり、という訳にはいかなさそうだ。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

関西在住。圧倒的な登場人物の魅力と、先が気になるストーリー展開で読者を引きつけてやまない。本作は、カクヨムなどで連載していた『花街の用心棒』シリーズを改稿のうえ上梓したものである。

「2021年 『花街の用心棒 三 隣国の琥珀は皇帝を導く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

深海亮の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
ツイートする
×