熊本くんの本棚 ゲイ彼と私とカレーライス (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.15
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本棚登録 : 85
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040741239

作品紹介・あらすじ

顔よし、体よし、性格よし。そのうえ読書家。なんだか現実味のないイケメン、熊本くん。仲のよい大学生・みのりは、同級生から彼の噂を聞く。どうやら熊本くんが、ゲイ向けアダルトビデオに出ているというのだ――。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙のイラストとタイトルと『問題作』の惹句に惹かれ購入。
    すごく久しぶりのラノベレーベル。
    タイトルと裏筋から受ける軽い印象とは違い、全体的に、重く、暗いストーリーだった。
    人は自らの環境、運命から逃れられるのか。
    性と死の影が色濃く漂い、性的なシーンも多い。
    熊本くんが本好きという設定で、作中にもたくさんの本のタイトルが登場する。
    半分ほど私が積読しているもので、もし読んでいたらまた、この小説の見え方も違っていたのかもな、と、悔しい思い。
    熊本くんが書いたという作中作がドロドロしていて、引きずり込まれるように夢中で読んだ。

    「日常」の上っ張りを引っぺがすと、皆ドロドロとしているものかもしれないな。

    解説によると、著者はこの作品を書くにあたり、夏目漱石の『こころ』を意識したそうだ。

  • もっと軽い話かと思ってたら、重い話だった。

    怪しい宗教家みたいな女に自分の運命の暗示をかけられ、それから逃れるために悪戦苦闘する(何か軽く聞こえるけど軽くない)話。

    熊本くんの作中作の話なのか、現実の話なのか、自分の中でごっちゃになって、しんどかった。

    • 5552さん
      raindropsさん、はじめまして

      いつもいいね!ありがとうございます。
      この作品、表紙とうらすじを読んで「友達以上、恋人未満なゲ...
      raindropsさん、はじめまして

      いつもいいね!ありがとうございます。
      この作品、表紙とうらすじを読んで「友達以上、恋人未満なゲイ彼とのラブコメかな?」と思って買ったんですが、予想に反して、重く、暗いストーリーでしたね。
      私の中で、ラノベ文庫は(いい意味で)軽く明るいもの、という思い込みが覆された作品です。
      2022/01/15
    • raindropsさん
      5552さん、コメントありがとうございます。
      確かにラノベって感じではないですよね。絶対にライトではない。
      実はこの本、5552さんの感想を...
      5552さん、コメントありがとうございます。
      確かにラノベって感じではないですよね。絶対にライトではない。
      実はこの本、5552さんの感想を見て読んだんです。
      でも、感情移入できないと楽しめない私にはちょっと難しかったです。。。特に宗教家みたいな女性が。
      5552さんの感想の中で「メンタル強め美女白川さん」が面白そうなので近々読むつもりです。またいい本があれば教えてください。
      2022/01/15
    • 5552さん
      raindropsさん
      そうですねー。
      あの宗教家の女性はキツかったですね。
      登場人物皆かなり倦んでいて、熊本くんも主人公もショッキン...
      raindropsさん
      そうですねー。
      あの宗教家の女性はキツかったですね。
      登場人物皆かなり倦んでいて、熊本くんも主人公もショッキングな過去を背負っていて…感情移入したら辛いかもしれません。
      でも、私の拙い感想に興味を持ってくださりありがとうございました。
      『メンタル強め美女白川さん』は、打って変わって強く優しい女性が主人公のマンガです。
      ぜひぜひお読みください!
      私の雑多な本棚でよければ参考にしてくださいね。


      2022/01/15
  • タイトル、表紙、あらすじからは予想できなかった展開にびっくりしました。
    こういう業と因果が絡みついた話、大好きです。

  • 何気ない日常ものの話かと思って購入したのですが、読み進めていくといろんな伏線があってそれらの根源見たいのが見えてくる度にゾワッとしました。
    熊本くんが書き上げた『さよなら、けだもの流星群』は彼が経験したこととして解釈しながら読んでましたが、熊本くん自信が体験したあの感覚は読んでいて鳥肌モノです。
    最後のあとがきでは作者様の作品に対する思いと家族と親友に向けたメッセージがあってとても心温まります。

  • 2021年7月13日読了

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著者プロフィール

作家

「2020年 『京都東山「 お悩み相談」人力車』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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