- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040741383
作品紹介・あらすじ
三軒茶屋にある『爽快堂書店 』。遅番のバイト君たちは華のある仕事はもらえず、もくもくとレジ打ちしカバーをかけ返品をこなす。そんな中無理難題を言ってくるお客様だが、バイト君たちにも問題は山積みだった…!
感想・レビュー・書評
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キタハラ『遅番にやらせとけ』
爽快堂書店の個性的な店員達ひとりひとりにフォーカスした作品。キャラクターが立っていて面白い!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最後の最後でいきなり面白くなって、それまでダラダラと読んでいたのが一気読み。ドラマチックな展開で引き込むのではなく、一つの本屋で働く登場人物それぞれの内面を少しずつ知っていくことでどんどん深くなっていく、今まで読んだことのない種類の面白さだった。静かに染み込むような読後感は満点だが途中まではやや辛抱がいるので☆4に。
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どの章に出てくる遅番くんたちも、冒頭では「こいつ嫌いかも……」と思わされて、章が読み終わる頃には「いやでも悪いやつじゃないんだよな……」って気分にさせられた。庄野さんは最初から最後までずっと好き笑
登場人物の生っぽさはそのままに、デビュー作よりも読みやすくなってた。 -
もう少しグッと踏み込んでほしかったな
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読み切ったがあんまり…
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男子たちの本屋の遅番組のそれぞれの物語。
みんな自分の人生精いっぱい頑張ってる。
そんな中のバイト先の本屋でも、頑張ってる。
謎のバイトリーダー庄野さんの存在、いったい何者。
店長とその亡くなった娘さんとの関係、気になります。 -
三軒茶屋にある爽快堂書店の遅番時間帯で働く5人の男たちの物語。どの登場人物も個性的で、読んでいて若干疲れてしまった。
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図書館本。マンガだと思ったら小説だった。多忙で万引きなどの問題多く、大変さが理解出来た。
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3.0
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単なる書店バイトの早番、遅番バトル的な本かと思ったら、なかなかに一人一人の心の内側まで描かれていて、なんなら切ない場面もあり、生きること、死ぬこと、生死感までも考えさせてくれる。
なおかつ重過ぎないさらりとしたよい本だった。