- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040741468
作品紹介・あらすじ
戦功により政争の具にされていたアレン。王国の中枢部から脱出し、亡命したのは――リンスターと戦争中の水都! リディヤは二人だけで新婚旅行気分だが、敵国内部で講和への糸口を探れという密命が下されて!?
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
今回は、水都で活躍するアレンの話
リディヤと観光している風で、リンスターの窓口として、侯国連合上層との接触あり、ここらへんは結構好きな展開
それに、精霊教の動きがあり、吸血鬼となった流星の片腕・三日月との対決などなど
ちなみにアレンを追って南都へ赴くステラたちだったが、そこにはアレンはいなかった
アレンを追い水都に行くため、南部戦線の解放する決意を固める年長・年少組だった……詳細は続刊
とにかくリディヤとのいちゃいちゃが楽しい回
リディヤのニコニコウキウキしている様子が目に浮かび、とにかく微笑ましい
【以下再読のための備忘】
・普段もこれくらいお淑やかならば……「ーーお淑やかな御嬢様なんて、退屈でしょう?」
・いきなり手を引かれ、マットレスに倒された。
・「……うわきものぉぉ。バカぁ。埋め合わせしないと、怒るんだからねぇぇ……」
・戸惑うリディヤの左手を取り、甲に唇を落とす。「~~~~~っ!!!!!」リディヤの頬が瞬時に赤く染まり、左手を胸に押し付け固まった。
・「歴史的背景がきちんと伝承されているからでしょう。言うのは簡単ですが、継続するのは難しいーーこの地を治める偉い人々は大変優秀なんだと思います。僕にとって、それは心から賞賛出来ることです」
・リディヤの黒の下着を覗き見たアレンに対し、「少しは下僕の心がけが分かってきたじゃない。感心、感心。御褒美に、年上の綺麗なお姉さんが頭を撫でてあげる。嬉しいでしょう?……下着も新しくしたの。嬉しい?」
・目を閉じ、囁くようなリディヤの告白。
・「やる気の充填が必要なのっ!撫でて!撫でて!!……撫でろ」
・「私の隣にはあんたがいて、あんたの隣には私がいるのよ?負けると思う?」
【内容:アマゾンから転記】
――あんたはあたしが捕まえたの。誰にも渡さないし、負けない!
王国動乱で功績をあげるも、国内の貴族から不当な要求をされたアレン。
相棒の『剣姫』リディヤの手引きにより彼が首都から脱出した先は、
戦争中の敵国、侯国連合の中心都市・水都!
久しぶりに他の教え子たちがいない、リディヤとの水入らずの時間。
彼女はこれ幸いと高級ホテルへの宿泊を決め、
歴史ある水都を観光するなど新婚旅行気分を満喫していたが――
「貴方の今回の役回りは――水都での、水面下の和平交渉よ」
一連の逃避行は、リンスター公爵家によるアレンの地位を確立するための策謀で!?
無自覚規格外な家庭教師は相棒と共に、陰謀渦巻く千年の都で新たなる歴史を刻む!