- Amazon.co.jp ・マンガ (162ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040741666
作品紹介・あらすじ
いつものようにゲーセンを満喫したリリーだったが、突然の豪雨で困ったことに! すったもんだの末に傘を忘れたリリーを家まで送ることになった蓮司。相合傘で急接近する2人の前に強面で筋肉隆々の男が現れて…!?
感想・レビュー・書評
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日本に来たてで日本語がまだあまり上手でない英国少女が、大好きなゲームをゲームセンターで楽しむ※それほど上手ではない。
ゲーセンの店員さんに恋をしてアタックする・・・話を主に店員さんの視点で送るのでこのタイトル。
中学生女子と大学生という絶妙な年の差具合の恋模様。
この手の作品は、この絶妙な年の差の恋模様の描写に力が入り、ゲーム周りがグダグダになりがちなのだが・・・。
この作品の場合、ゲーム周りの描写はゲーマー視点で頷ける良い感じの構成が光るが、それ以外のパートが割とテンプレート的で新鮮味にかける。
まぁゲーム目当てのゲーマー読者としては、逆より好感もてはするけれど・・・。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第1巻ラストから登場した桃子、その蓮司と同じ大学であるという立ち位置からリリーを焦らせる存在になるかと思いきや、そこまで緊迫感の有る関係にはならないようで
この作品は可愛らしい女の子が何人も登場するけど、一方でそれによって蓮司とリリーの関係を危ういものにならない点は良いね
そして関係性が深まればいずれ描かれる事は既定路線だったお宅訪問回。リリーのお父さんはやたら見た目のインパクトある人物でしたね……。なんで全てのシーンにおいて顔に陰影が掛かってるの……?
一方でリリー父の圧迫感が強ければ強いほど、リリーは家族に愛されているのだとも感じられる。だからリリー宅に訪れた蓮司は何となくその時間を過ごすだけでなく、自分がリリーにとってどのような人間かを表明する必要も有ったはずなんだよね
まあ、今回はリリーが思わせぶりな発言をしたことでその場を収めたけど、これからもリリーとの付き合いを続けていくなら、この父に正面切って物申す展開もいずれ必要となってくるんだろうなぁ
ゲーセンでの遊びはバリエーション豊かになってきたね
その中でリリーは格ゲーに挑むことになったのだけど、周囲が接待プレイをしてしまうくらいに超初心者であったのは微笑ましい
だからその中で、格ゲーが得意な花梨が新登場したのはある意味当然の流れだったのかも。蓮司に対抗心燃やしていた花梨がすぐリリーに懐柔される流れは予想された未来だと思いつつも、同時に新たな友達がリリーに出来たことを喜ばしく思ってしまうね
それにしても、このまま葵衣は店員の正体を知らないまま進むのかと思いきや、普通に知ってしまったね。それで兄妹仲が崩壊したり、リリーとの仲が微妙な事にならなかったのは意外だったけども
次巻は誕生日回が描かれるそうで。そろそろ本格的にリリー父との対決の時が訪れるのかな?