宮廷魔法士です。最近姫様からの視線が気になります。2 (ファンタジア文庫)
- KADOKAWA (2021年6月18日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040741871
作品紹介・あらすじ
王都を狙った陰謀を解決した宮廷魔法士レイズは、新たな任務でアリナとともに東部の農園地帯に向かうことになる。公爵令嬢の館に滞在しさっそく任務を――って、どうしてこんなところまで来てるんです、姫様?
感想・レビュー・書評
-
今回は、東部農園地帯で発生する農作物枯死事件の調査に赴くレイズとアリナ
だが、そこで渦巻く王国転覆を狙った陰謀に巻き込まれていく……という話
内容的に陰謀も戦闘もなかなか面白いし、レナ、リシェナのキャラは華があって美和野らぐ先生のイラストも最高
レナ、リシェナ、アリナとのワイガヤも楽しいし
死人が一瞬だけ行き返り、の展開はホロリとくる
ただ、その分ツライ
必要性は十分にわかるけどね
現時点で、敵の本体とかはまったく不明なので続いてほしいなあ
【以下再読のための備忘】
・不服そうに「おかしいです!」と両手を上下に振っていた王女殿下の姿は、とても可愛らしかった。
・レイズから「すごく綺麗ですね」と言われ、勘違いするアリナ先輩、可愛い
・「あまり思わせぶりな言動をしてると、いずれ襲われるからね」
・「いいえ。喫茶店で半泣きになっていた姿を思い浮かべてなんていまへぇん」:レナ嬢の反応も可愛いな
・「そんな勿体ないことできないわ。ほら、見なさい?と~っても可愛いでしょ?あなたのお姫様」
・「うっふふふ~♪レイズ、様~~♪」
・レイズとリシェナのイチャイチャベタベタを肴にワインを飲むレナ嬢
・というか、この人にも好きな異性のタイプとかあったんだ。
・「ただ眠るだけなのに、レイズは何を言っているの?そういうことを期待しちゃうお年頃?してほしいなら相手してあげても……怠いからやっぱなしで」
・「その、レイズ様は私のせいで寝不足になられたん、ですよね?」「と、とにかく、私はそのお詫び、といってはあれですが、ぐっすり眠ることができるように膝枕してあげようと思ったんです」
・「月下桔梗を見詰めている彼女に惹かれ、声をかけ、段々彼女と一緒にいたいと思うようになった。今までの人生で何度か恋というものを経験してきましたが、あれほどまでに胸が高鳴ったのはシエラだけでしたね」
・「手の届く場所に願望があるのならば、立て、動け。そして代償を支払った対価をしっかりと受け取ってこい。払い損は許さんぞ」:いい上司だー(涙)
・リシェナ、レイズと指切りをする(イラストあり、かわいい)
・どこか色気の漂う表情で言った。「じゃあ、私がレイズを貰ってもいいわけだ」
【内容:アマゾンから転記】
のどかな農園に忍び寄る陰……てっ何故出張先にいるんです? 姫様
王都を狙った陰謀を解決した宮廷魔法士レイズは、新たな任務でアリナとともに東部の農園地帯に向かうことになる。公爵令嬢の館に滞在しさっそく任務を――って、どうしてこんなところまで来てるんです、姫様?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
白より黒の方がおもしろそうやな。
著者プロフィール
安居院晃の作品





