- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040742953
作品紹介・あらすじ
無愛想だが、涼しげな美貌で一目置かれる俺の幼馴染、月城碧(つきしろ あおい)。
俺は彼女と同棲する中で、学校とは違う可愛い姿を段々と知っていく――
親の都合で、同居が始まった春。
再会した月城はホラー映画に怖がっていた。
そういえば、月城はビビりだった。
夏はイベント盛りだくさん。
特に海では、泳ぎが苦手な月城が、赤面しながら頼ってくれた。
秋の文化祭は、クラスから離れて二人だけの閉会式。
小学生の頃も、同じように集団から離れて二人だけで居たことを思い出した。
そして、冬。意を決した月城から、クリスマスデートに誘われて――
友達から始まった関係が、幸せに向かって変わっていく。
女性不信な俺とクーデレな彼女。二人の春夏秋冬を綴った、”同居青春小説”。
感想・レビュー・書評
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小4までの幼馴染がクール美人となり高校で再会、女性不信の主人公が「友達だから」という呪文で建前「親友」の恋人関係になってく。
春=出会いと4人で植物園デート
夏=海でデート
秋=文化祭デート
冬=クリスマスの映画デート詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お友達からって。。でも、楽しいかもね。お母さんが理解がありすぎてすごいw
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キモいと言われてトラウマとなったわけだけど、その後の女子の行動の描写を見てると、悠はモテているのでは?と思った。
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シリーズとしても膨らませられそうなエピソードから、作者の「大好きな要素」(あとがきより)ばかりを、お弁当のおかずのように色とりどりに詰め込んで……。
ライトノベル分野のラブコメディはシリーズ物が基本というトレンドのもとで、敢えて一番おいしい所ばかりで贅沢な“文庫本一冊”にパッケージングしたこと、それ自体が特色だと思いました。
あとは、カラーイラストでヒロインをだいぶ強烈に印象付けつつ、本文テキストはむしろ赤彫くんが可愛くいあたりでも、書きたいものを書くために上手いことやったなぁという感じがしました。
※追記
これねぇ……多分、『めぞん一刻』『魔法のスターマジカルエミ』『きまぐれオレンジ☆ロード』とか、1980年代のあの辺の時期に流行った演出で映像化されたら、すっごく映えると思うんですよ。映画になりません?映画館で見たい。 -
同級生女子からキモいと言われたトラウマで女性不信になった末久根悠
モデルになったこともあり人間関係に悩まされ結果、塩対応になった月城碧
そんな幼馴染の二人が月城両親の海外赴任を機に同居することに……という話
「友達」として交流を深める二人だけど、旗から見てると単なるイチャイチャバカップルでしかない
まあイチャラブを見るのは好きだからいいのだけど
映画をよく見る悠と教室では文庫を読む碧という設定の割に、友情と恋愛の混同がひどくて違和感は感じる
1年を通じて、恋人イベントを一通りこなすあたりは青春っぽくて甘酸っぱくてよかった
また、同居設定を生かしての家イベもまたよし
ただ、日常過ぎてオチらしいオチがなかったので物語としてはもう一歩感
あと悠のひねくれ方が痛すぎて、辛い
【以下再読のための備忘】
・「おはよう」「……よくもおめおめと目覚めたな、二度と目覚めないようにしてやる、という意味だ。こわい」:アンタのほうがこわいよ
・俺は前門の平面月城と後門の立体月城に挟まれていた。
・「あ~、でも碧ちゃんと結婚しちゃえば、問題ないかあ!ウフフフフッ!」
・これなら大丈夫だ!「可愛かった」
・非常にIQの低い褒め(笑)イケメン力の低下(笑)
・月城さんの膝枕
・俺の背中をぺしと無意味に一回叩き、口元を両手で覆うようにしてうつむきがちに歩く。
・「それは世に言う・・付き合ってないだけで友達ではない状態と見ました」
・例によってよくわからなかったが、ここまででいろいろ学習していた俺は無難に「大丈夫」とだけ答えた。
【内容:アマゾンから転記】
外では無愛想、家ではべったりな月城さんとの、同居青春小説。
無愛想だが、涼しげな美貌で一目置かれる俺の幼馴染、月城碧(つきしろ あおい)。
俺は彼女と同棲する中で、学校とは違う可愛い姿を段々と知っていく――
親の都合で、同居が始まった春。
再会した月城はホラー映画に怖がっていた。
そういえば、月城はビビりだった。
夏はイベント盛りだくさん。
特に海では、泳ぎが苦手な月城が、赤面しながら頼ってくれた。
秋の文化祭は、クラスから離れて二人だけの閉会式。
小学生の頃も、同じように集団から離れて二人だけで居たことを思い出した。
そして、冬。意を決した月城から、クリスマスデートに誘われて――
友達から始まった関係が、幸せに向かって変わっていく。
女性不信な俺とクーデレな彼女。二人の春夏秋冬を綴った、”同居青春小説”。 -
面白かった。