妹妹の夕ごはん 台湾料理と絶品茶、ときどきビール。 (富士見L文庫)
- KADOKAWA (2023年5月15日発売)
本棚登録 : 200人
感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784040749624
作品紹介・あらすじ
コンビニ弁当と缶ビールが夕食の定番で、自分を寿司ネタにたとえると「芽ネギ」(好きな人は好きかもね的な)、松沢夕夏30歳。
そんな枯れきった一人暮らしの家に、台湾から18歳の留学生がやってきた。夕食作りを条件にルームシェアすることになったのは、料理上手でアイドルオタクな楊春美という大学生の女の子。
年齢も趣味嗜好も違う彼女と一緒に暮らすことに不安を感じていた夕夏だけれど、初日から、春美の作るおいしいごはんに胃袋を掴まれて――!
つまらない毎日が、しあわせな日々になる。ごはんから始まる異文化交流ものがたり。
みんなの感想まとめ
異文化交流をテーマにした心温まる物語が展開され、台湾からの留学生と30歳のOLの共同生活が描かれています。主人公の夕夏は、コンビニ弁当が主食の毎日から、留学生の春美が作る美味しい台湾料理やお茶によって...
感想・レビュー・書評
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台湾からやってきた18歳の留学生(妹妹ちゃん)と、コンビニ弁当が主食の30歳お疲れ気味OL(夕夏)の共同生活を描いたお話。
ほっこりして、食欲が刺激されて、幸せな気分にさせてくれる一冊。
妹妹ちゃんの作る台湾料理やお茶が、とにかくどれも美味しそう。本作に影響されて、思わず台湾茶を買いに出かけた。台湾茶を飲みながら読む本作は最高だった。うっかり台湾茶の沼にハマってしまいそう。冒頭に出てきた、ミルクの香りがするという金萱茶も気になるなぁ。
妹妹ちゃんの料理がきっかけで、夕夏の家を訪れる人が増え、幸せの輪が広がっていく様子が最高に癒し。
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妹妹こと楊春美ちゃんの作る台湾料理のオンパレード、台湾産のいろんなお茶、そしてビール! 最高に美味しい! 主人公二人も、ごはんを一緒に食べる友だちもいいキャラですね。誰もが自分の生活に忙しく、いろいろ事情を抱えていますが、そういう陰エピソードをほとんど盛り込んでないので、読後には満足と安心感で満たされます。
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台湾料理が紡ぐ、縁と成長の物語
まず、タイトルを勘違いしていた。
「姉妹」じゃなくて「妹妹(メイメイ)」。中国語で、妹のことだそうだ。
本作では、様々な台湾料理と中国茶が登場する。どれも本当に美味しそう。
ちなみに、あらゆる料理やお茶の名前には、中国語読みのふりがなが振られている。これが難しくてなかなか覚えられない。例えば、木柵鉄観音茶(もくさくてっかんのんちゃ)は、ムーザーティエグァンインチャ、だ笑
本作には、なかなか素直に生きられない人たちが登場する。
婚活のために無理に男ウケを意識したり。人のために尽くそうとして自分を蔑ろにしたり。
でも、美味しい料理や人との関わりを経て、みんなそれぞれ成長していく。
ほっこりと読める素敵な一作だ。 -
2025/12/01
面白かった!
桃山ピチ子は何者やったんや。婚活であんなにさっぱりと終われるのすごいな。そんでその後に私と結婚するつもりあります?って元上司に聞けるのすごすぎる。私もご飯作ってくれる人欲しいな。
先週にいった吉祥寺と井の頭公園、リス園がでてきてめっちゃテンションあがった。 -
広がっていく輪は。
婚活をするのは個人の自由ではあるが、ここまで自分を売りにするものがないと相手も困るだけだろう。
受け入れてくれる人がいるというだけで、気持ちに余裕が出来るうえに居場所も見つかるのだろうな。 -
夕夏が人見知りといいつつ、仲良くなると懐深く人との輪を取り持ってくれるので、皆で集まってご飯を食べているのが楽しそう。
春美が手間がかかりそうなご飯を苦も無く作り上げて毎回ごちそうしているので、とにかく幸せそうな食卓になってる。
夕夏も春美も凄く良い子で周りに人が集まるのも分かる。 -
台湾旅行を思い出しながら読んだ。楽しかったなぁ。小籠包美味しかったなぁ。
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歳も国籍も違う女の子二人の同居生活、それにまつわるまわりの人とのふれあいが、ゆるくてあたたかくてよかった。台湾茶と台湾料理を食べたくなるお話でした。
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台湾料理には疎かったが、出てくる料理がどれも美味しそうで食べたくなった。
婚活中に感じる"女性なら料理ができないと"というレッテルにモヤモヤしながらも、春美の料理によって食べることの大切さに気づいていく主人公の夕夏。また、春美も夕夏によって、"誰かのために"という生き方から"自分のために"という生き方の大切さに気づいていく。
まだまだ、女性に対するステレオタイプな見方に悩まされることにも、あまりにも"誰か"を優先し続けるうちに知らず知らずしんどくなっていくことにも共感できる。
ただ、この話のそこかしこに散りばめられたあたたかさがすごくいい。ラスト、未来への展望を持ちながらあたたかい生活が続いていくことにほっとした。
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