千華宮のモブ妃 崖っぷち漫画家、転生先で新作を描く (1) (富士見L文庫)

  • KADOKAWA (2024年4月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784040753751

作品紹介・あらすじ

真っ白な原稿を手に、千華宮の賢妃・桃華は決意していた。彼女の正体は、鳴かず飛ばずのアラサー漫画家・由里。
失恋した挙句、事故に遭い、漫画のモブ妃に転生してしまったのだ。おかげで物語が変わり正義のヒロインが不在。
代わりに悪事を暴くのは――。
「三コマしか出ないモブ妃がやるの? しかも恋まで?」
後宮の告発に加え、皇帝との恋愛が必須。失恋の傷が癒えない由里は、神技アシの皇帝・月舟による寵愛を笑顔で回避しながら、同人誌での告発に望みを託すが……!?
修羅場を漫画で乗り切る後宮布教物語!

感想・レビュー・書評

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  • 転生ものだが、転生に至るまでの前振りが長い。
    前世をここまで細かく、何だったら生々しく描くとは。
    元恋人とのこと、売れない漫画家の苦悩、担当さんとの打ち合わせ時の実体験入っていそうな細かな描写。
    この打ち合わせの内容自体は荒唐無稽で、沈鬱な前世の内容に対して「???」となったが。
    これが後々転生後の伏線にはなるので、笑っていられない展開という。

    拷問道具を漫画道具として使っていたり、本来のヒロインがヒーロー並に活躍したり、主人公が自身の作品に転生しているにも関わらず、その知識をアドバンテージとして活かせなかったりと面白い部分はある。
    一方で、事故死して転生したにも関わらず、あの絶望だらけだった日本へ帰るのを望んでいたり(何でも叶う宝玉はあるけれども)皇帝との恋も、その宝玉の件も解決しきらず、打ち切り漫画のような「俺たちの冒険はこれからだ」エンドだったり、ツッコミどころやモヤモヤするところもある。
    最後まで読んでも、あまりすっきりしないので、読後の満足感が低いのが……うーん。
    一応敵を退けはしたものの完全勝利でもないので。

  • この作品で何を書こうと思っているのか読み取りにくい冒頭だった。

  • 表紙が巨乳じゃないヨ!
    続きあるのかな?帰ったら、めっちゃリアルな後宮ものが描けそうだね。

  • プロット中の漫画の中のモブ妃に入り込んでしまい、命の危機の中、作品を描きあげていく。
    作中、編集者大豆生田さんの評価が乱高下するのには笑ってしまった。
    そして皇帝の中身は……!?(笑)

    正直、喜咲先生にしては土台が薄すぎて表面的な世界観しかなく拍子抜け。
    売れ筋流行りモノに寄せられてしまった印象でイマイチでした……。
    そういう意味でも、作品とリンクしていてちょっと胸が痛い。
    私の想像ですけど。

  • オタクにはなかなか胸を抉られるというか色んな意味でぐさっと刺さるお話だった(笑)

    運に恵まれずなかなか売れっ子に至れないプロのアラサー漫画家か交通事故で転生するんだけど、転生先がまさかの新作のプロットの世界。
    ここまででもうあとの展開が身もだえ(悪い意味で)してしまうのを察知してしまう……苦笑

    主人公の月舟が自分の最推しであるバンドのボーカルってとこまではギリセーフかなと思ったけど、大ボスの太后と中ボス(大ボスの姪)の顔が自分の嫌ってた同期のプロ漫画家と仲違い気味になった初代編集者、ヒロインが加工しまくった自分の顔だったってのはなかなか身悶えしてしまった……。
    これもし日本に戻れたら絶対黒歴史になるとこ(笑)

    漫画で皇后の暴虐を暴露しようと思いついたのは良かったけど、まさかそれが大ボスと中ボスにバレて公開処刑(大勢の前で同人活動を暴露)となるとは……ほんと胸に刺さり過ぎるよ……!オタクのライフはもう0よ!

    桃華の願いが成就しないと由里は戻れないけど、雪白珠は赤いままだよね~。
    あおれって桃華は自分がいなくなった後でも月舟が天下泰平の世で幸せに暮らしてほしいってことでは……。
    そうなると飛燕は桃華と二度と会えなくなるけど、どうなるのかな。
    大豆生田さんは、同時に転生してそうな気もするけど、どうなってるんだろう。

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著者プロフィール

函館出身。札幌在住の文筆業従事者。近著に『黎明国花伝』(富士見L文庫)がある。

「2017年 『ガシュアード王国にこにこ商店街3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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