執事の本棚は騒がしい 風見七士と数奇な図書館 (富士見L文庫)

  • KADOKAWA (2024年8月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784040755397

作品紹介・あらすじ

幼少から不思議なモノが見えた大学生・旭は、作家志望のくせに読書は大の苦手。
ある日、怪異現象が絶えないと噂の図書館を偶然訪れた旭は、「本の執事」を名乗る風変わりな司書・七士と出逢う。
七士は読書が嫌いだという旭に驚き「良い本と、それに相応しい人を結ぶのもお仕事です」と一冊の小説を手渡す。けれど読書が非効率的に思えた旭が、つい小説の
あらすじを検索してしまうと、彼の周りでは奇怪な事ばかり起き始め……? 
本の執事に、本嫌いな青年が助手となって怪異事件の謎を解く、非日常的ミステリー!

みんなの感想まとめ

不思議な出来事が次々と起こる中で、大学生の主人公が「本の執事」と名乗る司書と共に怪異事件を解決していく物語は、夢と情熱に満ちたフィクションの魅力を存分に感じさせます。主人公は読書が苦手ながらも、付喪神...

感想・レビュー・書評

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  • 付喪神が起こす騒動、いざ巻き込まれたらたまったものではないなと思ったのが正直な感想。
    初手から服も屋根もボロボロ、日常生活にも支障が出るし、何より最後の騒動は精神的にしんどかった。
    何しろ作中のしんどい展開を「繰り返す」から……主人公も苦痛と言っていたが、読んでいるこちらも苦痛だった。
    本の中を冒険できたり、最後の主人公の取った選択も尊重したいし、感動ポイントもある一方で、精神的についていけない展開も多いので、バランスの難しい作品だなと思った。

  • ライトな「この本を盗むものは」な作品。

    本に憑いた付喪神が
    本の内容とタッグを組んで
    現実にイタズラする。

    半田さんの描くフィクションの可能性は
    どれも夢と情熱がこもっていて面白い。

    途中まで名前だけで登場する館長の造形が
    あまりに想像した通りの人物でびっくりしちゃった。

  •  この本の魅力の言語化、中々に難しいな。強いて言うなら不思議という3文字をとことん煮詰めたかのような物語、といった具合かな? 突然起きた不思議な出来事にリアクションしたり解決することは当然として、とにかく読者を不思議の世界へ誘おうという、優しくも原始的な意思を感じて仕方がない。(気のせい)  個人的には1番最後の章が気に入ってたりする。たまに聞く王道ネタではあるけどこの雰囲気の作品でやるのかと驚いたけど作風に沿った仕上がりになってたのが良かった。それでいてそういう風に話をまとめるかという意外性もあった。

  • 七士さん、名前も意味ありげで何かあるかと思ったけど、特にこのお話の中では出てこなかったな。

  • 執事の話が好きなので好奇心で読みました。
    最初は不思議な図書館で本を借りて読んだところ、奇妙な体験に巻き込まれていくというなかなか面白いお話でファンタジー物なのかと思ったのですが、進むにつれ段々と本を読むことの意義を感じることができました。
    著者には本を通して読者に伝えたいことかある、本の登場人物にも心がある、本を読むのには意味がある等普段私たちが読書をするにあたって大切なことを思い出させてくれるような物語でした。
    一度は是非読んでもらいたい作品です。

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著者プロフィール

2015年、第3回富士見ラノベ文芸大賞にて応募作『風見夜子の死体見聞』が金賞を受賞。応募作を改稿した本作にて、富士見L文庫より作家デビュー。

「2016年 『風見夜子の死体見聞 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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