魔王は扇子で蕎麦を食う ~落語魔王与太噺~ (1) (ファンタジア文庫)

  • KADOKAWA (2025年3月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (342ページ) / ISBN・EAN: 9784040758176

作品紹介・あらすじ

天才的な落語の才能を持ちながらも“とあるトラウマ”を抱えて伸び悩む前座の高校生・浮乃家陽太の前に現れたのは……
「どうして魔王のワシが落語を修行するハメになるんじゃ!?」
……魔王を名乗る謎の美少女!? ひとつ屋根の下、兄妹弟子として彼女と共に前座修行をすることになった陽太だったが――
「ちゃんと兄さんって呼べよ!」「嫌じゃ。ヨタはヨタじゃ」
常識知らずな妹弟子の世話に悪戦苦闘(たまにドキドキ)する日々の中、次第に天賦の能力を開花させていく魔王に刺激され、陽太の中に眠っていた落語家としての『異次元の資質』がついに目を醒ます!
現役の落語家が紡ぐ、超本格《落語》物語――ここに開演!!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    最初はハチがはちゃめちゃだと思ったけれど
    ちゃんと考えているのが分かるからこそ
    この小説を安心して読んでいられる。

    みつきが意外に良い子で、そこも読んでいて心地良かった。

    なるほどヨタのトラウマはそういう事だったのね。
    あのエピソードはしっくりいった。
    その後の展開はそういう事だろうなといのは分かるけど

    こういう世の中だからこそ、それでいいと
    これも安心した。

  • すごく良かった……。
    ヨタが死神やる所は泣いてしまった。
    落語家さんの楽屋周りの事とか、演芸ホールの事とか、当然だけどリアル。
    中だるみとかもなく、トラウマの事実が明かされるタイミングなども完璧ではないでしょうか。
    ご本人のラノベ好きなんかも相まってある意味テンプレの話運び(ハチとの出会い〜成長とか)も安心して?読んでいられる。
    落語はほぼ知らない私だけど、柳家喬太郎師匠の死神だけは動画で見た事あって「すげー!」って思った事あります。

  • 落語好きとしてこの作品に気が付かなかったのは情けない。とあるきっかけで異世界から召喚された「八代目魔王」の美少女ハチが、かつて落語の「天才前座」と呼ばれ今は伸び悩むヨタとともに前座として修業の日々を送る物語。美少女やら異世界やらなど、ライトノベル要素満載の本作で真剣に落語をやるわけですが、「前座」という立場であるからこそ、彼らが行う多面的な「修業」を通じてそれらの「ラノベ要素」が遺憾なく発揮されていることに感激です。非常に面白い作品でした。ハチによる『寿限無』の現代版アレンジは実際に寄席で聞いてみたいな。

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