HTML5で描く未来 クラウド2.0が社会を変える (角川EPUB選書)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 101
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040800028

感想・レビュー・書評

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  • 8割くらいは「もし」HTML5が実用化されたらこうなる、といった未来像(というか理想像)が論じられている。しかし、現状で実用化されていない理由やHTML5であれば可能である理由が述べられていないため、「ふーん」という感じで終わってしまう。話が発散しっぱなしなので、読むのがつらい。
    また、技術的な内容は深くはでてこないため、HTML5で何ができるようになったのかわかりくい。
    ただ、Web3層構造のコントローラ層(もしくはモデル層)までがクライアント側で処理されるようになるという点はエンジニアとしては面白かった。

  • webカメラの精度にビックリ。
    以前、ニュースで「人の歩き方は指紋くらい人それぞれ」という話を聞いたが、もはや現代にプライバシーは存在しないのかも。

  • クラウド、パーソナライズ、ビッグデータ。内実を置き去りにしてwebを縦横無尽にひとり歩きするこれらの単語を、同じく定義の多様化が嘆かれるHTML5に落としこんで紹介している。前半部は、実際にHTML5が各ユースケースに組み込まれたらどうなるかといった事例紹介。後半部は、本書で定義されるところのHTML5のベースメントの紹介。要所要所で用語の簡易解説はついているもののコンピュータサイエンスのサの字も知らない人にとってはおそらくカンプトンであり、逆に不自由なく読み進められる程度に多少知識を齧った人にとっては、前半部は冗長に過ぎるだろうといったところであり、位置づけを少々把握し兼ねる。

  • 技術的内容は浅く、かといって、HTML5によってどのような未来が実現するか?といった想像力にも乏しい内容。身の回りのディスプレイがHTML5に対応したら、そこに表示される情報がクラウドからの動的情報になり、ビッグデータを活用した宣伝活動が可能。という程度。誰でも考えますよね。新書で600円が妥当な価格かと思います。角川ePub選書、期待はずれです。

  • 前半はIoTの世界を描いているが,”HTML5だから”という意味合いは薄い印象.後半はHTML5の経緯,機能,意味等の説明だが,もう少し,意味の説明にページを割いて欲しいと思った.

  • ネットを通じて情報接触密度と機能即物性が高まる。端末・サーバーの共通技術基盤。

    スッキリ読めた・わかった感がないのは、多くの技術用語・個別具体例の中から、コアが見えてこないことかな。

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