語彙力こそが教養である (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 139
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820125

感想・レビュー・書評

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  • 語彙力のない人は5色の絵の具で絵を描いてるようなもの。深みのある絵は200色の絵の具がいる。

    なーるーほーどー。です。
    語彙力が必要な理由をうまく説明出来なかったのですがまさにこれですよね。

    どの話も説得力があり、そして耳が痛い。
    わたしも語彙力を増やしたい!と思わせてくれるのですが、どうすれば良いかの部分がわたしにはピンときませんでした。
    くどくど書かれてる部分も多く、図書館への返却期限も迫っているので、ペラペラ読みをしたせいかもしれませんが。

    ひとまず、ブクログのレビューを通して、身につけた言葉のアウトプットの場にしていきたいと思います!

  • 齋藤さんの本は、文系の存在意義を簡潔に世の中に伝えてくれていて、同じ文系で仕事をしている身としては大変勇気づけられます。

    ここ数年で言葉に関する事情が様々に変わってきました。若者言葉とネットの言葉が密接にかかわっていたり、本の文章は平易なものが増え、読書をするという層ですら、簡単な言葉の本、軽快に読める本を好んで読んでいる人が増えたように思います。
    ニーズの合う本が売れるとすれば、立ち止まってよく考えなければならない文章などは、だんだんと廃れていくのは当然のことでしょう。

    ですが、「簡単な言葉」だけで済ませることで、複雑な思考の手がかりとなる言葉をないがしろにしているという結果になっているとすれば、簡潔な言葉しかわからないという層と、そうではない教養のある層では大きく思考のレベルで隔たりが生まれることになると思います。
    「頭がいいから幸せ」とは思いませんが、難解なものを取り去って、言葉が簡単でもわかるからいいという簡単なものではないというふうに思います。

    ですので、齋藤さんが様々な「国語」を鍛える本を出していることにはとても勇気づけられるのですが・・・。本書では齋藤さんはあくまでも「できる人に見られる」ための語彙の増やし方という感じで、「語彙=教養」と言ってしまっていいのかと疑問でした。
    英単語がわかっても、センテンスで理解できなくては意味がないのと同じで、言葉は「文」だというふうに思います。文での機能については齋藤さんは「文脈力」という本を出していらっしゃったように記憶していますが、本書ではあまり文については触れておらず、「慣用句」や「単語」レベルにとどまっています。

    語彙の増やし方も様々に提示されていて、いくつかは真似してみようと思うものもあったのですが、どうにも表面的で、例文を見ても難解で頭のよさそうな慣用句などを、とってつけたように使っているような印象が残ってしまいました。

    言葉だけがいたずらに増えたところで、感性の部分ができていない、先人の言葉を疑うぐらいに哲学がでていない人のところには言葉はついてこないと思います。
    「やまとうたは人の心を種として万代の言の葉とぞなれりける」という紀貫之の序文が示すのは「和歌」のことではありますが、やはり言葉は人の心が伴ってこそ、と思いますし、やみくもに言葉だけが増えるのは、耕されていない畑に種をまくようなもの。いい芽を育てるのはその土壌となるものが必要だと思います。

    ただ、あまり文脈については触れず、ひたすら語彙の増やし方に焦点を当てたのは、本書をシンプルにするためかもしれません。

    数年ぶりに齋藤さんの本を読んで二冊目となりますが、大学生のときに読んだ印象とずいぶん変わっていて、若いころよりは厳しい目で齋藤さんの本を読んでしまいました。
    しかし、高校生から大学生くらいの、まだ本に慣れていない方には、齋藤さんの本は読みやすく、それでいて励まされるものだと思います。

  • 難度の高い言葉を使う人は、教養がある人であると今までも自然と認識していたが、本書読んで再認識した。
    芸能界でも、ユニークな比喩を使う人や語彙力が豊富な人は生き残っている気がする。
    音読をないがしろにしてきたので、実践していきたい。
    辞書アプリを有効に活用して、語彙のインプットをしていこうと思った。

  • 本文中に出てくる語彙すら読めなかったり理解できなかったりする自分は
    相当語彙力がないことを実感させられました。
    今からでもできることばかりの実践的でチャレンジ精神や
    やる気がむくむくと湧いてくる内容なので年末年始に読めてよかったです。
    シェイクスピアや夏目漱石は敬遠気味だったのですが
    かじってみようかなと思います。

  • 自分は語彙力のある方だと思っていたが、著者の基準によれば「B」ランクでしかない。著者の基準は相当高いように感じられる(そう信じたい・・・)。とは言え「そこそこ」の読書好きを自認する僕にしてみればショックな結果だ。

    この本の魅力は、「魅力的な作品」を紹介してくれるところにある。

    最近知人からこんな話を聞いた。彼女はどこかの出版社だか図書館だかに行った際に変わったゲームを行ったらしい。参加者は各々本棚から適当に読んだことのない新書を取り出し、目次や解説にざっと目を通す。そしてその本の魅力を他の参加者に紹介するのだ。紹介される方は相手がその本を読んだことなど無いと分かっている。あくまで適当にしゃべっているだけだ。しかしそれでも目の前にいる人から勧められるとついつい引き寄せられて手に取ってみたくなるそうだ。

    著者はこれまで膨大な量の本を読み、映画を鑑賞し、さらにテレビ番組にまで目を通してきたという。その上で彼が惹かれた作品を、これでもかというくらい猛プッシュしてくる。こんな事をされたらどうにもたまらない気分になる。自分の読書が如何に貧弱であるかを見せつけられるというのがまず理由の一つ。そしてもう一つはこの本で紹介される数多の本に武者振り付きたくなるからだ。まだ名前を聞いたことしかない作品に早く出会い、作者の言葉や考え、感覚に触れずに居られない気持ちになる。

    著者は本だけでなくテレビ番組もチェックしていることに触れたがその鑑賞方法だけは疑問に思う。なんと2倍速で頭に叩き込むというのだ。単なる知識のインプットであれば新聞、雑誌、ネットメディアの方が効率がいいように思うし、映画やドキュメンタリー番組などの「作品」であれば余りに味気無い。だからといってこの本の魅力が薄れることはない。知的好奇心を煽られる美しい語彙に溢れた一冊である。

  • うーーー
    読みたい。
    このタイトルみただけで
    たしかに!
    って思う。
    買わなきゃ

  • 語彙力が教養なのはとても理解できたのだけれど、例文にあるような言い回しは自分の仕事関係では使わないかなぁ・・というのが実感。
    ともかく「やばい」とか「すごい」とか言わずに、いろいろな言葉で表現できると深みが出るのは確かだと思う。

  • とても分かりやすいが、今の自分にとってはそこまで重要じゃなかった

  • 買う

  • 最近、会話で使う語彙が減ったなと痛感することがあり手に取った本。語彙が豊かになれば、見える世界が変わる。

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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