語彙力こそが教養である (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 138
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820125

感想・レビュー・書評

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  • 短期間の帰省中に本書を手にすることができたのはこれまたブクログの効能。読みたいリストに放り込んだのもブクログでの書評がきっかけだったのでまさに。

    斎藤氏の「今どきコトバ」に対する見解は自身の考えに限りなく一致し、むしろ自身が考えをまとめるに至るほど努力していなかった部分を代行してもらった感あり。

    併せて最近の語学に対する自身の怠慢ぶりも頭にちらついた。「語彙を増やして教養を増大させる」という命題の重要性に気づくとそれが複数言語に渡ればその難行への道程は何倍にも膨らむということが明確になる。願わくば斎藤氏の語る上向きの螺旋が働き出すところまでたどり着いてみたいものだ。

    さて、第三(以降)言語習得への道、始動なるか!?

  • 話をするときに適切な言葉が出てこないことがあり、悔しい思いをすることがあった。それは語彙力が無いせいかもしれないと思いこの本をセレクト。

    インプットの王道は「読書」。本を読む習慣が5年後、10年後の語彙力になる。それと同時に教養を身に着けることができるので一石二鳥。斎藤さんの勧めの小説や古典、名著が紹介されており、斎藤さんの多彩な語彙を交えた紹介によってさらに魅力的に感じた。流石ですす。

    読書だけではなく「素読(音読)」も勧められている。語彙を異に着けるにはその言葉は含まれる文章語と文脈の中で覚えるほうが良い。また、豊かな日本語を声に出して読むことで自分の語彙力になるとのこと。

    また、テレビ番組を語彙を身に着けえるには良いツールであると紹介されている。普段テレビを見ない私にとっては新たな発見だった。「テレビ=娯楽」というとらえ方をしていたからである。視的に訴える部分も多いが、知的な人が話す番組は知的な言葉の倉庫。新しい言語との出会いにあふれているとのこと。早速この本で紹介されている番組を見はじめたのだが、これが結構面白い。特に「ブラタモリ」。タモリさんの博学っぷりに驚かされ、また、旅行したことのある土地の意外な背景を知ったりとてもわくわくさせられる。語彙力が向上するかはまだわからないが、教養を高める番組であり、人生を豊かにしてくれそうだと感じた。

    今後やっていきたいことは、
    ・読書(名著、古典)
     ・シェイクスピア(翻訳による違い)
     ・孔子(論語)(人間と語彙)
     ・ドストエフスキー(コスパ大)
    ・教養につくテレビ番組をみる
    ・音読(素読)
    ・言葉をアウトプットする(5回以上)

    レッツチャレンジ。

  • 図書館。語彙の足らなさを補おうと2013年春から始めた多読。はや6年。図書館に並んだ背表紙。「語彙力」のフレーズが目に留まり借り。

    p214の「メールの語彙は仕事人としての必須スキル」を読みながら、義母とのLINEのことを思い返していた。報告やお礼で度々LINEのやり取りをする。その時、お義母さんは丁寧な言葉で送った写真等の感想を述べてくださる。しかし私は、それに対する返信を考えるのに時間がかかってしまったり、何と返信して良いのかわからなくなってしまうことが、ままある。続いていくやりとりの終わり方がわからず、そういう時はスタンプを送ってしまうこともある。その度に、自分の表現力や語彙力の無さにうんざりする。スタンプ送ったら敬意を伝えきれないし、かといって固すぎる文章も、距離を感じさせてしまいそうで怖い。柔らかく、豊かな優しい表現、かつ敬意を込めた文章を、書けるようになりたいし、そういった言葉遣いで話せるようになりたいと切に思う。「いかに一語一語に敬意をまぶしていくかが、本当の敬語。…p216」

    ・p70「語彙豊かなエッセイを読んで、「ものの味方」の角度もいただく」で紹介されていた三島由紀夫の『不道徳教育講座』、坂口安吾のエッセイは読んでみよう。タモリさんのことも興味深かった。ここが含まれる第2章「語彙力アップには名著が近道」には、読みたい本やブログの情報が散りばめられていた。水野敬也氏のブログ「ウケる日記」は早速読んでみたら興味深かったし(興味深いとしか書けない力のなさよ…。こういった感想も簡潔に豊かな言葉で表現できるようになりたいところ)、 以前挫折したからカラマーゾフの兄弟も再挑戦したくなった。シェイクスピアも、小学生のころハマったガラスの仮面で真夏の夜の夢をかじり、セリフも一部暗記するほど好きだったのに原作には興味持たず、いや持とうとはしたけど難しく感じて手をつけず、勿体無いことをしたと感じた。斎藤氏はシェイクスピア作品を富士山に例えていた。今からでもシェイクスピア、読もう。読まずに何年後かにまた、「勿体無いことをした」と思わないように。とにかくこの第2章は、本を読みたくなる、読みたい本が出てくる章だった。書評本や本を読んで読みたい本が増えることってよくあるけど、これはまたいつもと少し違った感覚で、読みたいう本が増える感じがした。2019/6/18火

  • kindle価格:454円/獲得ポイント:0pt/実質価格:454円
    買わなくてもいいかな。実践が大事。

  • エクリチュール
    表現する手段が変わった
    日本語は教養になる

  • 素晴らしい、側に置きたい一冊

  • まさにタイトルどおり、「語彙力を高めて教養を深くしましょう」という本。

    本書に限らず、齋藤孝先生の凄いところは3つある。
    (本書の中身を早速実践)

    1つ。テーマが明確で、1点にフォーカスしていること。本の目的とメッセージがシンプルに書名に表されており、目次構成も見事。語彙力で教養を広げることの意義、具体的なインプット方法、アウトプット方法、極め方、など、確かにこれならやらなくちゃ、できる、と思える内容。

    2つ。圧倒的なコンテンツ作成力。まさに幅広い教養と語彙力で、高い説得力を示す。同じことを言うのでもさまざまな表現や事例、たとえを駆使して、わかりやすく説明する。

    3つ。とにかく先生自体がポジティブであること。テーマについて、先生が誰よりもの実践者であり、何より自分がそのテーマに惚れ込んでいることが誌面からよく伝わってくること。本書のテーマで言えば、「語彙」「教養」をもつことのよさ、実用性、なによりそのことの楽しさ、快楽などを、一人でも多くの人に伝えたくて仕方ない。そんな感じを受ける。

    いま平行して「ざっくり世界史」を読んでいるのだが、この3つは共通している。すごい人です。

  • 要はたくさん本を読め!ということらしい。

  • 少々くだけた表現を使うだけでも日々自分の中に染み込んでいく感覚があるので、言葉って怖いですね。読みながらトレーニング法などせっせとメモしたのが何処かへ…語彙増やしたいので探します^_^

  • 「語彙力」を向上させるのに役立つ方法を紹介しています。
    話す言葉は、その人の人格や品位を表します。
    語彙のインプットとアウトプットを繰り返すことで教養あふれる大人になるための方法を紹介しています。

    ・語彙力は知的好奇心に比例します。
    ・ちょっと気になったことがあったら、すぐ「検索」。SNSの時間も、「検索」に。
    ・「耳が聞いた単語を反射的に漢字変換できるかどうか」が、自分の語彙力を測るひとつのポイント
    具体的な方法
    インプット → 毎日の読書、インターネット検索、良質なテレビ番組など
    アウトプット → おうむ返し、音読と素読、四コマ漫画で要約力アップなど

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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