語彙力こそが教養である (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1589
レビュー : 142
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820125

感想・レビュー・書評

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  • いわゆる"ジャケ買い"した本。テクニック論かと思いきや、古典を読もう、テレビ以外からも学ぼう、というのは、いい意味で期待を裏切ってくれました。日本語って難しい。

  • 読みたくてうずうずしていた。本書は「語彙力こそが教養である」というのはどういうことか(本書を貫く定義は「語彙とは、教養そのものである」つまり語彙が豊かということは、知っている語句の総量が多いという意味ではなく、言い回しやフレーズなどの文章もインプットしており会話の表現力や説明力がある=教養があるということである。)、語彙をどのようにインプットし、そして定着させるためのアウトプットを行うか、そして各々の方法に適した作品の紹介という充実した内容だった。語彙を増やすために、名著の中でも特に好きな太宰治や川端康成は素読したいと思った。三島由紀夫の『不道徳教育講座』、坂口安吾の『堕落論』、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』、シェイクスピアの『マクベス』、福沢諭吉の『福翁自伝』、勝海舟の『氷川清話』、吉田兼好の『徒然草』も読みたくなった。

    一番伝えたいのは、「語彙が豊かになれば、見える世界が変わる」ということ。人生そのものが楽しくなるということです。
    思考は、頭の中で言葉を駆使して行われます。つまり、何かについてじっくり考えて意見を持つためには、先にたくさんの言葉をインプットすることが必要不可欠です。英語が苦手な人は、英語で深く思考することはできないでしょう。それと同じように、乏しい語彙力では、それをとおした狭い世界しか見ることができません。

    当たり前に思われるかもしれませんが、数十万にもおよぶ語彙は、基本的に「すでに世の中にある有限なもの」。同時に、「知らなければ存在していないのと同じ」でもあるのが、語彙の恐いところです。

  • 知的好奇心、高まる!!!

    語彙力こそが教養!
    その語彙力を高めるためには、やはり名著を読みまくるべし。そしてインプット、アウトプットのために様々な言葉、表現を実際に使うべし。さしより“ヤバイ”は封印すべし。
    元々読書は好きだけど、もっともっと読まなくては!という衝動に駆られた私。
    なかなか時間取れないけど、とにかく読みあさろう!!!

  • 文は人なりではないが、本書を読んでみてまさに語彙力イコール教養であると痛感いたしました。筆者いわく、人のスピーチを一分聞けば語彙力すなわち教養の一部を推察できるとは!話すことに慎重さを覚え、聞くことに新たな楽しみを覚えさせる一冊です。無理せず本を読んで楽しみながら、語彙が増えていければ理想です。

  • 「本を読む習慣が、半年後、1年後、5年後の語彙をつくり、あなたをつくっていくのです」

    ああ、そうだよなぁと思わされることばかりで、読んでいて思わず頷いてしまった。元々、読書をする習慣はあるけれど、もっと意識的にインプットして、アウトプットすることをしていこう。せっかく日本語を母語としているんだから、自信を持って日本語を使えるようにしたい。(ここまでのレビューを読み返して、自分の語彙力の低さに情けなくなる。)「意識的に」というのが肝要ですね。

  • 『声に出して読みたい日本語』や「にほんごであそぼ」かるた は"素読を通してアウトプット"を根底において作られたのかな、と本書を読んで感じた。

    語彙力をつけることに対する考え方は共感できるところとそうでないところがあったけれど、斎藤孝さんの考え方がなんとなくわかったのでそれだけでも読んだ価値は充分にあった。

  • 語彙力。一生かけて積み上げていきたい。
    一朝一夕では変わらないが日々の積み重ねが土台になっていく。

  • 齋藤先生の本は、池上彰氏と同じように分かりやすくて、一般の人も実践しやすい方法を提示している。また、一貫して音読の重要性を説いている。
    多くの学生の発表を見てきた経験から、その学生の語彙力やこれまでに読んできた本を推測できてしまうというのは、自分をその学生に置き換えてみると恥ずかしい。

  • 《教員オススメ本》
    通常の配架場所:教員おすすめ図書コーナー(1階)
    請求記号 814//Sa25
    【選書理由・おすすめコメント】
    「言葉は身の丈」。語彙力が豊かになれば、周りから一目置かれる存在になるだけではなく、見える世界も変わります!古今の名著はもちろん、テレビやネット、SNSなどを駆使した語彙力アップトレーニングが、今スグできる指南書です。(経済学科 小山真理子先生)

  • 語彙を増やす方法から自分のものにするまで、特に大人になってからあまり意識していなかったことがまとめてあり、なるほどと思いました。
    確かに、表現が豊かな方、綺麗な言葉遣いにはどこか心惹かれるものがあります。

    外国語ならともかく、母語である日本語をわざわざ音読しようとは思いもしなかったので目から鱗でした。

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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