知らないと恥をかく世界の大問題 (6) 21世紀の曲がり角。世界はどこへ向かうのか? (角川新書)
- KADOKAWA/角川マガジンズ (2015年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040820156
作品紹介・あらすじ
宗教、経済、資源……世界は大きな転換期を迎えている。深まる混沌と対立。解決の糸口を見いだせるのか?戦後70年、阪神・淡路大震災、地下鉄サリン事件から20年の節目に、21世紀のあるべき世界の姿を考える。
感想・レビュー・書評
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知らないと恥をかくシリーズはその当時(2015年5月出版) のニュースを掘り下げて歴史を再認識する本なので、これまで読んだ本の中で同じ内容が含まれていますが、とても分かりやすく解説してくれる良本です!
あとがきにIT企業の社長さんが、今から歴史を勉強しても役に立たないといった発言をしていたようです。
生活のための稼ぎには歴史は必要なく私も長らくそう感じていましたが、親になり、子供に何かを伝えることが出来るのは歴史しかないですね。
とても良いシリーズなので今後も続けて欲しいです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ISのテロ、ブレグジット、世界に広がる格差社会などが紹介されていた第6弾。アメリカがなぜ銃社会となったのかが面白かった。オバマの次の大統領候補にトランプの名前がまったく挙がっておらず、改めてトランプの当選は時代の転換点だったと感じた。
報じられない戦争は「存在しない戦争」になるため、誰かが危険を冒して戦地に行かなければならない、との記述にハッとした。ISに捕えられた邦人に向けて、SNSで「危険な場所に行ったのだから自業自得」と匿名で知った風に呟くことの恥ずかしさを知った。 -
オーディブルで、読了
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池上彰氏が例によって世界の潮流と日本の立ち位置を描いた第6作。
インテリジェンサーとしても一流の彼の言論は勉強になった。 -
2016
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いちいち、ほー!ほうなんだ、と思わせてくれる。(笑)
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☆☆☆☆
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シリーズ6冊目
このシリーズだけは発売されてからすぐに読むようにしています。
年に1冊のペースで発売されていますが、世界の流れがとてもよく分かります。
アメリカの次期大統領の話題、イギリスのEU離脱問題、戦後70年の東アジアの未来の話、気になることがたくさんあります。
「歴史は因果関係の積み重ねから成り立っている」は重い言葉だと思います。