習近平の闘い 中国共産党の転換期 (角川新書)

制作 : 富坂 聰 
  • KADOKAWA/角川マガジンズ (2015年9月10日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820170

作品紹介

2013年、習近平は贅沢禁止令を発すると1日500人の腐敗官僚を罰し、周永康という大物を逮捕して社会をあっと言わせた。なぜここまでの行為に及んだのか?中国に起きている異常事態と習近平の闘いを解説する。

習近平の闘い 中国共産党の転換期 (角川新書)の感想・レビュー・書評

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  • 格差拡大により不満が満ち溢れている危うい中国。その不満を抑えるために徹底した反腐敗キャンペーンを展開し、国民の支持を得た習近平。習近平が何故独裁体制を敷くことができたのか、そして中国の政権にとっていかに世論が重要か、ということがよく分かりました。

  • 図書館で借りた。

    中国共産党は転換期を迎えている。
    中国でビジネスする場合、官僚の賄賂はあたりまえの慣習として行われてきた。
    それが今、変わるかもしれない。

    習近平はそれを中国の左傾化によって食い止めた。
    習近平は左傾化の象徴である毛沢東と改革開放の象徴である鄧小平を使い分けながら、まず大衆の支持を取り付けたこと。
    毛沢東が好んだ、官僚主義との闘いを演出し、ポピュリズムを通して大衆動員を行った。

    何年か前、オレは、習近平とニアミスした。
    その日は朝から、やたらと白バイにパトカーが街中に溢れていて、「ナニ、コレ?」って思ってたら、すぐ近くまで習近平が視察で来てたという・・・・。
    住民は誰も知らされていないのだが、異常なまでの厳戒態勢だった。
    オレがいる場所から、わずか半径400mくらいの位置に、習金平が滞在していた。

  • 自国で推し進める反腐敗キャンペーンの裏に見え隠れする、習近平の考えを考察してる。

    周永康、令計画、徐才厚3人の捕り物劇は、どうしても中国の内情に明るくないので内容や前後関係が難しかった。
    官僚の腐敗にメスを入れると同時に、格差や国内環境問題などへの対処を平行して行っていくことの難しさがよく描かれていた。

    中央集権的で一党独裁なので上が決めればすぐ変わる、反日は政権へのガス抜き、といった単純な構造ではないんだというのを知れた。
    人民が党に対して自省を促す、統制を受けてるマスコミが出来る範囲の汚職を見つけることで使命感を燃やす、と言うのは考えたことのない見方だった。

  • 書籍についてこういった公開の場に書くと、身近なところからクレームが入るので、読後記はこちらに書きました。

    http://www.rockfield.net/wordpress/?p=6017

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