文系学部解体 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820514

感想・レビュー・書評

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  • 世の中に遊びがなくなってくると、衰退していくような気がする。

  • 文科省の方針に振る舞わされる大学の実状がわかる。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784040820514

  • 前半は「現代大学システム」の説明と批判、後半は「反知性主義」の喚起と「大学の意義」の再確認であった。
    個人としては問題意識から学問をしているし楽しんでいるが、言われてみれば「反知性主義」はただ進行するのみとなってきている。自分も著者の言うように「反抗する」側として学問を修めたいと思う。

  • 国立大学に未来はない

  • 本書に対してではなく,本書で言及する制度を構築している日本という国の行政組織に言いたいことは,山ほどあるが,それよりも建設的な環境構築を個々に行い,今後も入学してくる学生達に如何に旧制高校の頃のように伸び伸びと育って貰うか,私はそれに腐心する.

  • 学んで得られる“知”というようなモノの中には「(役立つ)情報」も在れば、「役に立つか、立たないか不明なモノ」も多々在る。それらを色々と取り込んで「文脈的思考」をするのが「生きる」ということである筈なのだが…「手続き型合理性」というモノが必要以上に幅を利かせ、「目的を得るために何かをやる」というよりも「何かをやること自体が目的」という事態が社会を覆い尽すかのような感…本書はそこに“警告”を発しているように思えた。或いは、近年読んだ多くの本の中で、「最も深刻に近年の我が国社会を憂う」という内容だ…

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