IoTとは何か 技術革新から社会革新へ (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川学芸出版
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本棚登録 : 281
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820583

作品紹介・あらすじ

今までの日本のICT(情報通信技術)戦略は、技術で始まり技術で終わることが多く、出口戦略がなく、結果として使われないものになっている。
IoTがその轍を踏まないようにすること、そのためにも哲学が重要なのである――。

「IoT=モノのインターネット」とは何か。何のための技術であり、私たちの社会や生活は、一体どう変わるのか。技術研究開発や社会制度設計、ビジネスや実用の最前線から、豊富な実例をあげつつ、その現状・課題・未来像と、日本への指針を示す!

感想・レビュー・書評

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  • IOTとはユビキタスのことで定義は全く同じである。
    それは書くコンピューター、物が相互に連絡しあって効率的に動くことである
    こういうものっていう紹介はあるけど心には響かないな。

    情報たくさん集めていろいろ活用する社会になればいいのにね

  • 自分の情報を自らの意思で出すか、それとも自動的に情報を取られることには大きな差がある。自らのかざすというSuicaなどの方式は情報の出し側に主導権がある。
    ベストエフォート型とギャランティ型。
    道路はベストエフォート型で鉄道はギャランティ型という例えはよく分かる。
    鉄道はインフラだけでなく、その上に乗るサービスも提供保証する。
    一方、道路はインフラは管理するが、その上のサービスは利用者個々の責任である。
    ベストエフォート型は脆弱だが、柔軟性がある。
    これから発展していくだろうIoTの理解の一助となった。


  • IoTとは何か、という書名に正面から答えをもらったような気がする。読んで良かった。TRONプロジェクトはすごく理想的で、社会への出口まで考えられているのに、それでもまだ実現していないのはどこに問題があるのだろう。なかなか自ら悪いとこは書かないだろうから、違う方面からの話も必要なのだろうけれど、API含めたオープン化は避けられないんじゃないだろうか。
    180424

  • タイトルの通りIoTとは何かを解説した本。IoTが生まれた背景とその歴史、現在の実用化と今後の可能性、IoT社会について語られている。

  • 今まで「モノをインターネットにつなぐ」という文字通りの理解しかしていなかったIoTについて、具体的な活用シーンや仕組みについて知ることができ、理解を深められた。
    オープンな仕組みであることがしきりに強調され、これからの普及は技術的な問題でなく制度面に左右されると知った。日本はオープンな技術に乗り遅れていて、インターネットに続いてIoTにおいても同じ轍を踏むのは避けたいと思った。

  • 請求記号 547.48/Sa 33

  • 新 書 S||007.3||Sak

  • この手の中で一番わかりやすかった。

  • 【由来】
    ・MediaMarkerのトップページで

    【期待したもの】
    ・坂村さんがIoTを解説する新書となれば、読まない理由がない。

    【要約】
    ・IoTはオープンでなければ本来のビジョンを達成できない。そして、そのためにはガバナンスの取り決め方が重要になってくるが、この点において日本は弱いのが懸念事項。

    ・TRONな坂村先生の本。IoTの普及による素晴らしい世界の礼賛には若干の危うさを感じます。でも文明の発展ってのは、そういうもんかな。ガバナンスの意識の問題が、特に日本においては重要との指摘。でも、だったら日本ではなかなか進まないんじゃないかなあ。
    【ノート】
    ・TORN:リアルタムOS に対してはタイムシェアリング

    【HARA無双】
    ・最近、どんな事を言っているのか、気になるところですが。というのも、言ったことは貧弱ながら、すでに現実化していて、ユビキタスの夢も色褪せた感じなので。楽観主義は昔からですが、結局、敗北してしまう、負け癖は直さないとね。

    【目次】

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著者プロフィール

東京大学大学院 情報学環 教授・工学博士
コンピュータアーキテクト(電脳建築家)。
IoTの原型となるオープンなコンピュータアーキテクチャ「TRONプロジェクト」を1984 年に開始。カメラ、モバイル端末、家電などの組込みOSとして世界中で多数利用されている。さらに家具、住宅、ミュージアム、ビル、都市などへの広範囲なデザイン展開を行っている。
2002年よりYRP ユビキタス・ネットワーキング研究所長を兼任。2009年より東京大学大学院情報学環 ユビキタス情報社会基盤研究センターセンター長を兼任。
2017年4月から東洋大学情報連携学部INIAD学部長就任予定。
IEEE Life Fellow, IEEE CS Golden Core Member。2003年紫綬褒章、2006年日本学士院賞、2015年ITU150周年賞受賞。


「2016年 『オープンIoT―考え方と実践』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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