生きる理由を探してる人へ (角川新書)

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  • KADOKAWA (2016年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820705

作品紹介

「自殺=悪」の決めつけが遺族を苦しめることもある。それでも自殺は「しないほうがいい」。追いつめられていても、現状から脱出して「違うかたちで生きる」という道を提示できないか。芸人と作家による異色対談。

序章 自分のことが好きですか?
第1章 分人主義とザッツ・オール・ライト!
第2章 未来は常に過去を変えている!
第3章 大谷ノブ彦が自殺しかけた日
第4章 アイデンティティ・クライシスを乗り越える方法
終章 「幸福」が人を追いつめる!

生きる理由を探してる人へ (角川新書)の感想・レビュー・書評

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  • 生きることに悩んでいる人には是非手に取って貰いたい本。

  • 近しいひとが死んだ。
    現実を受け入れられず仕事に戻れないいま、ふと立ち寄った書店でこの本を手に取り、読んだ。

    内容は平野啓一郎氏の分人主義がもとになっている。
    分人主義については、何度か平野氏の著書や、『ご本、出しときますね』などで触れていた。
    大谷さんとの対話形式で書かれているため、とても読みやすい。

    この本を読んで思ったことは、「誰かが死ぬことは、その人と接していたときの自分の分人も死ぬことを意味する」ということだ。
    その人がいなくなることだけでなく、その人といることであらわれる自分がいなくなることも辛いのだ。

    死ぬってなんだろう、人ってなんだろう、と久しぶりに向かい合えた。

  • 請求記号:914.6/Ota
    資料ID:50085494
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 今年はおそらくこれが最後の一冊。

    生きる理由なんて探してないけど、
    最近ハマっている平野さんつながりで読んでみた。
    対談形式でスラスラ読めるけど、平野さんの『私とは何か』を読み、分人の知識を入れてからの方が分かりやすく読めると思う。先の新書のいわば応用編のようなもので、より具体的に分人というものを考えられると思います。

    #読書 #読書記録 #読書記録
    #平野啓一郎 #分人
    #大谷ノブ彦
    #2016年115冊目

  •  分人主義。
     一人の時の自分と、小学校の頃の友人と一緒にいるときの自分と、働くときの自分は異なる。1つの統一された自分とするのではなく、その場その場での自分があることを認める主義……とでもいえばいいのだろうか。
     既視感があると思ったら、分人主義を唱える平野敬一郎氏の作品を読んだことがあった。面白い観点だなぁと。

     生きる理由というより、死ぬことに理由はなくて、死ぬときはあっさり死ぬのだろうなぁと感じる。
     なんだろう、全量の自分が死にたいと思うことはなくて、自分の中の死にたい一部分が許容量を超えるとき、回線がショートするように選択肢が狭まる感じ。だから分人主義を信じて、ほかの生きたい自分に気づくと救われるのかなぁ。うん。とりあえず、私も自分は単一の存在ではないと思う。

  • 最も大事なメッセージは、実は帯に書かれてる。でもその言葉の「真意」に辿り着くためには本書をしっかりと読んだ方が良い。

  • 「分人主義」が、いまや自殺防止というフィールドで使われているとは知らなかった。

  • ダイノジ大谷と小説家の異色対談。平野作品で度々扱われる分人主義という考えを根底に自殺を防ぐ啓蒙になっている。対人関係や集団の中で上手く行かなくても個人ではなく分人が接しているだけと捉えれば深刻になる必要はない。

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