登山外来へようこそ (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
2.83
  • (0)
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 27
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820736

作品紹介・あらすじ

登山ブームの現在、遭難者も過去最高を記録している。日本人初の国際山岳医資格を取得、三浦雄一郎氏のエベレスト遠征隊にもチームドクターとして参加する著者による「登山者のための必須の知識」。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ◆知っておくべき登山の基礎知識◆
    登山ブームの今、誰でも気軽に山へ行けるようになったが、ブームの裏には危険が潜んでいることを忘れてはいけない。山で何かあったとき、求められるのは医療より知恵や知識。知恵や知識、装備を備えることで事前に遭難を予防することができる。『今の自分に適応したプランを立てれば楽しく登山できる。山が危ないのではなく人が危ない。』という言葉がとても響いた。私は大丈夫!と過信することなく、山を楽しみたい。

  • 秋の山行に具えて読んでおこうと思ったもの。

    さほど新しい情報もないのだけど、自ら登山もされる方だけあって、押し付けがましくなく素直に読めた。
    「山で本当に必要なのは、医療ではなく知恵だといえます。」
    という謙虚な姿勢がいい。

    三浦雄一のエベレストチャレンジのチームドクターとして同行していて、その時のクダリも披露されるが、例の帰路ヘリコプター使用を肯定するでもなく、登頂の偉業を闇雲に讃えるでもなく、その時の医師としての現場判断、三浦氏の「山で死なない」ための状況判断を淡々と記している点も好感。


    ※ そっかー、公的機関のヘリは呼んでもお金はかからないのかー!(メモメモ)

  • 2016/9/7 未来屋書店金沢FORUS店にて購入。
    2017/12/11〜12/12

    日本初の国際山岳医の資格を取得した大城和恵さんの本。すごくアクティブな女性である。いや、女性というくくりで言っては失礼だな。人として非常にアクティブな方。水分補給の重要性は認識していたが、本書を読んで改めて再認識。生きて帰ってこその登山。三浦雄一郎さんの話も肝に染み入った。

  • 登山ブームの影響を受けているのか、山に登りたいと思うことが多い。しかし、街中とは異なり、山には危険もあるし、怪我や病気の際の救急医療も容易には受けられない。
    本書は、山登りの楽しみを否定することなく、しかし、日程面、体力面、装備面で無理をすることの危険を平易に説くとともに、そのリスクを軽減するための方法を指南している。
    山での遭難の原因は、外傷、高山病、低体温症が三大要因らしいが、以前読んだトムラウシでの遭難の本のことなどを思い出した。
    第4章は、日本初の国際山岳医となった著者の簡単な自伝のようなもので、第5章の三浦雄一郎の80歳でのエベレスト登山遠征の話とともに、読み物として面白かった。

全4件中 1 - 4件を表示

登山外来へようこそ (角川新書)のその他の作品

大城和恵の作品

ツイートする