デモクラシーは、仁義である (角川新書)

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著者 : 岡田憲治
  • KADOKAWA/角川書店 (2016年8月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820897

作品紹介

○○さん、それは“筋”が通らねえ

民主主義は出来が悪い。だが、別れられない。
そのワケ、はっきりさせましょう。

結局は多数決、選挙結果がすべてだ。 
決定に時間がかかりすぎ、無駄だ。
素人にいったい何がわかる、衆愚政治だ。
世界は不平等、平等なんて絵空事だ。
国策に反対するなら国を出て行くべきだ。etc。
出来の悪い制度に尽きぬ世の批判、そのすべてに答える!!

肩肘張らない言葉で、熱く政治を語る。
注目の政治学者が全精力を注いだ、最も優しく、最も深く、最も納得いく、デモクラシーがこの世にあるワケ。

いったい我々は、デモクラシーで何が出来ていて、何が出来ていないのだろうか?
■決め事の基準は売り上げではない
■「人としていかがなものか?」という「仁」で捉える
■多数決は「暫定的気圧計測」と考える
■「現実」と「道義」両方の基準を使う
■お国に同調しない人を育ててお国を強める
■痩せても枯れても自力で政権交代した意義を認める

デモクラシーは、仁義である (角川新書)の感想・レビュー・書評

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  • 通勤の電車でちょっとずつ読み進めること、三度。
    三度読むと、著者の言わんとしていることが、じわ~っと理解できる(ような気がしてきた)。噛めば噛むほど…。
    これからも繰り返し読みたい、良書。

  • デタラメな政府に嫌悪感と諦観を感じていたところだったが、読み終わって少し元気が出た。

    平等について、選挙について、忖度のシステムについてなど知っているはずの知識や、いま何が問題で何を為すべきなのかなどを再確認できた。

    知識を消化するだけじゃなくて自分の言葉で説明できるようになるまで、何度でも読み返そうと思う。

  • 高校生くらいが読むには良いのでは。1、2章くらいまでは良かったが、以後は古臭いリベラルの主張と変わらず、これを読んでも今の政治は変わらないと思った。

  • 「デモクラシー」と「仁義」
    意外な言葉を組み合わせたタイトルが良い。
    そしてオビをみれば、「安倍さん、それは“筋”が通らねぇ」と。
    思わず手に取り、裏返して見るとそこには民主主義へのダメ出し!
    たしかに民主主義は出来が悪い。あなたの不満はもっともなのです、例えばこのように、と民主主義の出来の悪さを語る著者の語り口は時にユーモラスで滑らかだ(悪口で一冊本が書けるほどだし)そこまで読めば、術中にハマる。読み終える頃には、なぜデモクラシーが必要なのか?具体的にはどうすれば良いのか、読者自身が自分のこととして考え、はたと気が付く仕組みになっている。
    民主主義は出来が悪くて手がかかる。でも「手がかかる子ほど可愛い」し、きっと「手をかければかけただけ応えてくれる」に違いない。大切なのは「手のかけどころ」を間違えないこと。間違えたらきちんと「訂正」することだ。

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