ヤクザと介護 暴力団離脱者たちの研究 (角川新書)

著者 : 廣末登
  • KADOKAWA (2017年9月8日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040821337

作品紹介・あらすじ

リアル任侠ヘルパーは見た!
裏(ヤクザ)の地獄、表(シャバ)の私刑
注目の暴力団博士による、生々しき調査録。

リアル任侠ヘルパーとして働く元ヤクザ。
彼の貴重な成功事例には、暴力団離脱者が経験する様々な問題が凝縮されている。
暴排運動は更なる高まりを見せているが、暴力団離脱者の社会復帰は相変わらずまったく手当されていない。
「受け皿なくアウトローを生みだす方がよっぽど危険」と著者は指摘する。
暴力団博士とメディアから命名された注目の研究者が、切実な裏社会と表社会の実状と課題を明かす。

<受け皿なき社会を生みだす方が危険だ。>
■オラオラ・ヤクザとチャッカリ・ヤクザ
■「人さらい」や「金庫」というシノギ
■アウトローという新たな脅威が台頭している
■なぜ人は犯罪を止めるのか」という理論
■息苦しい社会、危険な社会にNOを

ヤクザと介護 暴力団離脱者たちの研究 (角川新書)の感想・レビュー・書評

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  • 第二部の「ヤクザの辞め方」が面白かった.暴力団離脱者の社会復帰を正しく促進するためには,プッシュ要因とプル要因を念頭に置く必要があると提言している(p246)が,前向きな考え方だと思った.警察のやり方は,暴力団の排除に集中して,その後のことは考慮していない.新たな疑似暴力団の誕生を促進することになっては,元も子もないはずだ.

  • 著者の以前の本もそうだったけど、一冊の本をとおして何をやりたいのか全然見えてこない。一人の人間の方ライフヒストリーなのか、昔より文献と今の現状の比較なのか、複数の事例を集めて典型例を抽出してパターンを抽出するのか。なにを試みているのか、一冊の本の中にちぐはぐなことがいくつも詰め込まれていて、ぜんぜんわからない。
    ただ、離脱者の人たちとのリアルな接触かあり、現実に寄り添った内容を書けることは、著者の方大きな売りだろう。
    だから昔の文献とか持ち出さず、オーラルヒストリーを集めるみたいな感じにしたらよかったのではないか。才能を発揮上手く使えてない感。

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