運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツ (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 122
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040821658

感想・レビュー・書評

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  • あまり自分で書く話でもないのだけれど,ある人によると,僕は(能力的に大したことがないけれど)人柄が良いと言われたことがあった。とはいえ,最近,眼の前のことを見ればそんなにでもないんだけどちょっと長期を見た時に自分のイケてなさのいろいろを感じることが多く,落ち込んでいた。しかもちょっと重症な気が。こんなことではダメだとは頭でわかっていても心がついていけない。そういう状況で手にとったのがこの本。
    正直,作者の名前を聞いてもピンとこなかった。せいぜい『築地魚河岸三代目』を聞いたことがある程度。だけれどそういう読者も多いだろうということを前提に話は展開されていくのですっと読める。こういうところに作者の人柄を感じる。
    この本を読み終えて,少し良い方向に自分の意識を持っていくことができたのはとても良かった。結局は「運が悪いと拗ねたり嫉んだりするよりも、なにかを変えるために動いたほうがいいに決まっています」(p214)ということに尽きるのだろうけれど,そこに行く過程があって初めて受け入れられたのだろうと思う。

  • 成功する漫画家に必要なものは「才能1:努力2:運7」

    その「運」とは「人柄」すなわち「コミュニケーション・スキル」であり、努力しだいで高めることができる

      まずは毎日を笑顔で過ごすこと
      一日20人と話をしてみる
      挨拶は「した者勝ち」
      会話は「素直に話す」こと
      考えるよりもまず動いてみる、などなど

    『子連れ狼』『御用牙』で知られる小池一夫のもとで修行し、漫画原作者として運をつかみ『築地魚河岸三代目』『東京地検特捜部長・鬼島平八郎』を生み出してきた著者が、数多くの漫画家を見てたどりついた人生の真理を語りつくす

    生い立ちから修行時代にくわえ、高井研一郎、さいとう・たかを、高橋留美子など当代一流の漫画家たちとの交流も興味深い

  • ほんわか。
    自伝としても素晴らしい。
    漫画家さんの素敵なエピソードがたくさん。
    もう一度、自分の「キャラクター」というものを見つめ直そう

著者プロフィール

漫画原作者、作家。1963年、長崎県生まれ。長崎県立佐世保商業高等学校、中央大学文学部卒業。スタジオ・シップ勤務後に漫画原作者として活躍。代表作に『築地魚河岸三代目』(小学館)、『東京地検特捜部長・鬼島平八郎』(日本文芸社のち小池書院)、『火災調査官 紅蓮次郎』(日本文芸社)。現在は東京工芸大学芸術学部マンガ学科の非常勤講師なども務める。

「2018年 『運は人柄 誰もが気付いている人生好転のコツ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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