池上彰の世界から見る平成史 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 96
レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040821689

作品紹介・あらすじ

平成31年を迎える2019年から新しい元号を用いることが決まり、激動の平成時代が、ほぼ30年で終わりを迎えることになった。そこで、池上彰氏に、世界の中の日本・平成時代を読み解いていただく。「知らないと恥をかく世界の大問題」シリーズの特別版でもある。
バブルの頂点から始まった平成時代は、その後、バブルの崩壊、失われた20年を迎えることになる。くしくも平成のスタートは、東西冷戦終結とも重なり、新たな対立構造、グローバル社会と歩みを同じくする。日本の大きな分岐点となった激動の平成時代を世界との関わりから読み解く。全面2色展開とし、写真や図表、イラスト図解などを多用する池上「平成」解説講義。

感想・レビュー・書評

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  • 今年は平成30年。来年5月から新しい元号になります。
    だから夏生まれの私にとって、平成31年の誕生日はありません。

    平成の始まったとき、世界は冷戦の終結。
    人、モノ、カネ、情報が国境を越えて自由に行き来できるようになりました。
    目に見えない壁が取り払われたことが、現在の日本の閉塞感に大きく関係している、と池上さんは言われます。

    この本で、平成という時代の世界史日本史を学べます。
    とても面白かったです。

  • ファクトがよくまとまった平成史。

    欲をいえば、
    カテゴリ別(政治・経済・外交など)にわけ、
    サマリーを付けた上での解説であると、
    より理解が進んだと思う。

  • 平成も残すところあとわずか。さすがの池上さん大変わかりやすい平成の歴史。消費税にせよ、郵政民営化にせよ、なんかしてやられた感はあるわけで。平成の30年で首相は18人。都知事は6人変わっていて、対するアメリカは6人。そもそも比較するのがナンセンスにしても、変わりすぎだよねー。これが普通の会社なら、経営陣がコロコロ変わるってどういうこと?ってなるわけで。次の時代はどうなるのかねぇ。

  • 『知らないと恥をかく世界の大問題シリーズ』と同じ角川新書だが、こっちには写真が載っていた。広く浅くなので、『知らないと…』の方が面白い。
    平成元年はまだ7歳だったが、一つの元号を丸々生きたと思うと感慨深いものがある。

  • 振り返ると長かった平成、めまぐるしい変化に時勢を理解していなかった事を認識した。

  • 【30年の丸わかり】国内的に数々の災害や事件に見舞われながら、同時にグローバル化や冷戦崩壊等で国際情勢面も大きく動いた平成という時代をわかりやすく解説した作品。著者は、ニュース解説の第一人者として知られる池上彰。

    出来事ごとに簡潔に解説がまとめられており、当時を振り返る上でも、そして当時を知らない人が勉強をする上でもとても有意義な一冊でした。背景知識として昭和の出来事の解説も含んでいるため、現代史をまとめた作品として広く参照できるかと思います。

    〜平成という時代は、明治時代から上ってきた坂が、下に転じた時代と言ってもいいでしょう。〜

    ツボの押さえ方が見事☆5つ

  • もうすぐ平成が終わるので、「平成史」という言葉が気になって読んでみました。

    タイトルの「世界から見る平成史」という言葉に最初は疑問でした。「平成って日本の元号で、世界関係ないやん」って思いましたが、よくよく読んでみると、そうそう思い出した!元号が平成に変わったのとかなり近しいタイミングで冷戦が終結して湾岸戦争が始まって・・・そんな幕開けだったんだ。出来事が起こった年に数年程度のズレがあるからリアルタイムで生きていると実感しにくいんですが、歴史のうねりってこうやって振り返ると改めてわかるんですよね。

    本の内容はリアルで生きてきた人間にとっては振り返り程度です。新書サイズでページ数もさほど多くもなく、軽く「こんなことがあったんだ~」程度のおさらいするのに適しているという感じです。

    ただ、私にとってのこの本の意義は「歴史」と呼ばれる出来事の時間感覚をつかむことができたことかもしれません。

    私の好きな「幕末」という時代も、後世の人間が歴史を学ぶと怒涛の流れのように感じますが、当時を生きた民衆にとっては約20年という年数を今、私が平成を生きた感覚のように過ごしていたんですよね。まるでアハ感覚の絵画クイズのように、気づけば景色が変わっている。

    これからは歴史を学ぶとき「当時の人々の感覚はこうなんだろうな」と想像してみたいです。

  • 池上さんの本にはハズレが無い説健在。
    今回も勉強させていただいた。
    それにしても今の日本の悲惨な状況、政策の失敗が思ったほど効いてるんだね。
    過去を振り返るだけでなく未来を見据えるのにも役立つ一冊。

  • 怒涛の時代だったな...改めて。

  • 2018年、36冊目です。

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著者プロフィール

池上 彰(いけがみ あきら)
1950年、長野県生まれのジャーナリスト。東京工業大学特命教授、京都造形芸術大学客員教授、名城大学教授、信州大学・愛知学院大学特任教授、特定非営利活動法人日本ニュース時事能力検定協会理事を兼任する。
慶應義塾大学経済学部卒業後、1973年から2005年までNHKで記者として勤める。以降、フリーランスのジャーナリストとして活動。ニュース番組で人気になった。2012年から2016年までは東京工業大学リベラルアーツセンター専任教授を勤め、定年退職後も学生教育に関わっている。

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