強欲の銀行カードローン (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040821863

作品紹介・あらすじ

2016年、自己破産者が13年ぶりに増加した。原因の一つとされるのが銀行カードローンだ。消費者金融にある貸出額への規制が銀行にはなく、無謀な貸し付けが横行していた。ヤバすぎる実態を明るみに出す。

感想・レビュー・書評

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  • 強欲の銀行カードローン。藤田和也先生の著書。日本人は銀行を特別に信用し、信頼している。だから、まさか銀行のカードローンが消費者にとってとても不利な条件で強欲なものだなんて思いもしないまま使ってしまう人も多いはず。銀行が利益を求めるのは仕方がないことかもしれないけれど、強欲でなく節度を持ってほしい。

  • この本では、自己破産申し立てが13年ぶりに増えたという一報をきっかけに、銀行カードローンの実態についての取材を深めていく過程を書き起こしながら、この問題を検証する。何も知らなかった記者が、カードローンの仕組みを調べ、矛盾にぶつかりながら、お金を借りるとはどういうことなのか、カードローンの何が問題なのかを考え、特定していく作業だ。自己破産に至った人たちの体験台に耳を傾け、銀行業界のトップらに疑問をぶつけ、曖昧な点は詰めて追求を重ねる。その軌跡を読者にもたどっていただくことで、カードローンが抱える問題をともに考えて理解を深めてもらう試みだ。

  • 著者の書き方が悪いのか、終始、退屈な文章が続くなぁ…と思ってしまいました。著者は朝日新聞の記者か? ともかくまあ、素人が頑張って取材を重ねて書いている感じがしますねぇ…。

    素人目線で見るカードローン…みたいな角度が読めばいいのかもしれませんけれども、個人的にはもうちょっと専門家っぽい方に書いていただきたかったかも…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、それでも、近年残高が増えつつあって、さらには社会問題と化している「銀行カードローン」については一通り学べると思いますよ!

    総量規制を食らった消費者金融の代わりに現代人は銀行カードローンによって借金を膨らませているんですねぇ…。

    もうちょっとアレですね、債務者の日常について知りたかったかも…なら、(多重債務とか特集している)週刊誌とか読めよ! って話ですけれども…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 2000年代初めに消費者金融を起因とした自己破産増加が社会問題化し、2010年に漸く総量規制と貸付金利規制が導入された。2016年、その自己破産が13年ぶりに増加したことはなかなか衝撃的である。かつその原因が銀行にあるとは重ねて驚きである。

    そうした問題点を指摘し世に問うという観点では意義があるものの、著者の私見が多く視点もやや偏りがちなのが気になる。特にコールセンターで督促業務をしていたという男性の話、虚偽の可能性がある話を載せる必要があったのか疑問が残るし論調操作の印象さえ受ける。

    昨今、銀行カードローンはメディアを賑わせておりようやく金融庁も重い腰を上げた。看過できないテーマを早くから取材しデータ分析における問題提起も優れているだけに、感じる偏向感は多少残念な感じはあった。

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プロフィール

森・濱田松本法律事務所

「2017年 『金融商品取引法――公開買付制度と大量保有報告制度編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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