新聞記者 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040821917

作品紹介・あらすじ

第1章  記者への憧れ

演劇に夢中になったころ
小劇場へ、母と
人生を方向付ける一冊の本との出会い
記者の仕事をしていた父からの言葉
吉田ルイ子さんのあとを追って
TOEFLの得点に愕然
留学先での大けが
大学のゼミで感じた核抑止論ありきのマッチョさ
入社試験は筆記が軒並み不合格……
新人研修で新聞を配達
記者になり、いきなり後悔
ヒールにスカートの新聞記者
県警幹部との早朝マラソン
「今すぐ車から降りろ!」

第2章  ほとばしる思いをぶつけて

鬼気迫る形相で警察に挑む先輩記者
情熱をもって本気で考えるかどうか
贈収賄事件で警察からの探り
県版からはみ出せ!
読売新聞からの誘い
極秘に手に入れた不正献金リスト
他紙との抜きつ抜かれつ
くやしさで検察庁幹部に怒りの電話
抜かれたら抜き返せ
特捜部からの出頭命令、2日間の取り調べ
「東京新聞は書きすぎた」
内勤部署への異動
整理部が教えてくれたもう一つの新聞
転職に初めて意見を言った父
武器輸出に焦点を定める
相次ぐ門前払いのなかで

第3章  傍観者でいいのか?

編集局長への直訴
菅野完さんが持っていた受領証
母に何かが起きている
「ありがとう、ありがとう」
新聞記者になったのは
朝日新聞「政府のご意向」スクープ
眞子さま報道の裏側で
尊敬している読売新聞が……
「貧困調査」には納得できない
事実と推測を分ける真摯さ
和泉補佐官との浅からぬ縁
教育基本法の改正と安倍晋三記念小学校
自分が出るしかない
「東京新聞、望月です」

第4章  自分にできることはなにか

抑えきれない思い
男性特有の理解?
社内での協力者と共に
見えない権力との対峙
興奮して迎えた会見当日
「質問は手短にお願いします」 
「きちんとした回答をいただけていると思わないので」
記者たちからのクレーム
想像を超えた広がり
声援を受けて募ったやるせなさ

第5章  スクープ主義を超えて

突然の激痛
あの手この手、官邸の対応
記者クラブ制度の限界?
不審な警告と身元照会
産経新聞からの取材
もっとも印象深い事件
冤罪事件に國井検事が登場
日歯連事件からの因縁
隠したいことを暴いたその先で
スクープ主義からの脱却
心強い2人の記者
目を合わせない記者たち
輪を広げるために

感想・レビュー・書評

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  • 別の意味で気になる存在ではあるけど、彼女の凄さ、魅力がよくわからない。
    どこがすごいんだろう。

    ネットで記者会見の模様を見ても、彼女のワンマンショーを見てるようで、うんざり感が否めない。
    質問の仕方・話の引き出し方がとにかく下手。
    そもそも『嘘を付いている』と、初めからこんな先入観で質問をするってどうなんだろう?
    こんなんでは心を開くわけ無いですね
    ご主人にも質問は手短にと言われるくらいなのだから、記者には向いてないのでは?

    眞子さまのご婚約内定の話題よりも、不祥事ネタが好きだと言うのも、不謹慎というより、考え方が偏りすぎる危険があって受け入れがたいし、菅野氏と山口氏は政治思想が違うことを除けば、女性問題を起こしているのは同じなのに、肩の入れ方が違うのも違和感がある。
    要は、正義を振りかざしているだけで、自分の正義を押し付けているように思えてならなったです

  • 菅官房長官の定例会見での質問で注目を集めている東京新聞社会部の記者による著作。その経緯から現在の取材スタイルを確立するまでの経緯。現政権に苛立ちを感じる中、国民の関心を代表するような質疑を応援したい。真っ当なジャーナリズムが成立することを望みたい。‬

  • 新聞記者の仕事が分かるが、後半は自慢話っぽい。

  •  ここに書いてあるのは、記者という職業として、至極まっとうなスタンスと行動だ。著者が見ていて、???と感じる周囲の記者の腰の引けかたは、いったいなんだろう。そういう報道陣は、どっちを向いて仕事をしているのだろう。
     書店には、この本を買いに行ったわけではなく、ふと手に取って買った本だけれど、とてもいい本でした。
     東京に出張したら、面白そうな新聞を買うことにしよう。

  • よく言えば猪突猛進。悪く言えば暴走気味。
    望月さんの仕事に対する情熱は伝わるのですが、好きか嫌いのどちらだと聞かれれば、決して好きとは言えない。ただ、とても興味をそそられます。
    タクシーの使い放題や、取材先を怒鳴る。
    汚職問題が好きだと言い切ってしまうところや、定例記者会見では、最初から「嘘をつかれる」と決めつけて、質問をぶつけるころも疑問を抱かずにはいられない。
    真っ直ぐすぎるのか、質問のぶつけ方が下手な人だなと思う。
    フリーランス記者の安積さんを見習えとは言わないが、もう少し賢いやりかたがあるだろうに・・・

  • 昨年、菅官房長官に質問で楯突いた(私はそう思いませんが)記者として名を馳せた望月さんの自伝。

  • あとがきにあった言葉。望月さんが大切にしているというガンジーの言葉。

    「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである。」

  • 定例記者会見って、こんなに忖度しながらやってるの⁈新聞がつまらないって言われるの仕方がないと思う。

  •  
    ── 望月 衣塑子《新聞記者 20171012 角川新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4040821912
     
    ♀Mochiduki, Isoko 記者 1975‥‥ 東京 /東京新聞社会部
     
    (20180611)
     

  • 官房長官会見でもその仕事を見ることができる望月記者の本

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プロフィール

1975年、東京都生まれ。東京・中日新聞社会部記者。慶応義塾大学法学部卒業後、東京新聞に入社。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件を中心に取材する。2004年、日本歯科医師連盟のヤミ献金疑惑の一連の報道をスクープし、自民党と医療業界の利権構造の闇を暴く。経済部記者などを経て、現在は社会部遊軍記者。防衛省の武器輸出政策、軍学共同などをメインに取材。著書に『武器輸出と日本企業』(角川新書)、『武器輸出大国ニッポンでいいのか』(共著、あけび書房)。二児の母。

「2017年 『新聞記者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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