定年後不安 人生100年時代の生き方 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
2.88
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本棚登録 : 60
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040822228

作品紹介・あらすじ

会社員のまま過ごしていれば安定は得られるが、それも65歳まで。ならばよく言う「現役で働き続ける」ことは本当にできるのか。57歳で退職した著者が伝える具体的な方法論と解決策、トリプル・キャリアの考え方。

<目次>
はじめに 人生100年時代で深刻化する「定年後の3大不安」
第1章 人生100年を展望した「キャリアプラン」とは? ~三毛作の人生を目指すトリプル・キャリア
第2章 100年人生の「時間術」 ~人生を俯瞰して「人生設計図」を作る
第3章 100年人生の「コミュニケーション術」 ~「孤独」とは無縁の仲間づくりの秘訣
第4章 100年人生の「情報リテラシー」 ~インプットとアウトプットのバランスが大切
第5章 100年人生の「健康法」 ~情報過剰の時代にいかに正確な情報を取るか
おわりに 不安なき「生涯現役」という生き方

感想・レビュー・書評

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  • 定年後の3大不安は、金・孤独・健康
    心理学でよく使う、他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。
    人間関係で思い悩む人が、その大半が、過去のことをクヨクヨと後悔したり、他人が自分の気持ちや意見を理解してくれないと嘆いたりする。
    過去にやってしまった失敗は今から変えられないし、そもそも他人の気持ちや意見を自分が変えることはできない。
    人生、この期に及んで、もう他人のことを気にしなくてもいいのではないか。
    そして今更過去を気にしても変えられないのだから、思い悩むのはやめよう。
    日本人を対象として幸福学の研究成果として、幸せの因子分析の結果、4つの因子が得られた。
    やってみよう因子
    ありがとう因子
    なんとかなる因子
    ありのままに因子
    研究結果より、現役で働き続けた方が幸せを感じやすい。
    65歳の壁、定年再雇用での期限がきて、長年慣れ親しんだ職場を去るという心のショックも重なって、緊張感がなくなり、健康を損なう人も多い。
    75歳の壁は、健康・体力面から来る移動距離の壁で、生活および仕事を続ける場合でも、その活動範囲が狭くなる
    朝一番の頭がクリアな時にアウトプットを集中的に行う。
    インプットは朝食後のコーヒータイムに読書、その後空き時間に随時行う。
    情報の整理・分析は移動中や休憩のリラックスタイムに自由な発想を巡らしながら行う。
    情報を整理したり、新たな発想を思いついたりするタイミングとして、3Bというのが知られている。浴室・寝室・バスの中でアイデアを思いつく事が多い。
    生活習慣を基盤にしながら、精神面、つまり気持ちや心の問題として、次の2点が健康や体力の維持に重要
    1.未来に向けた目標を持ち、つねに緊張感を保っていること
    2,一日を振り返り、その日に良かった事を具体的に思い出しながら、未来に向けた目標を確認する。一人で思索する時間を毎日どこかで持つこと。
    コミュニケーションは次の3ステップから成り立っている。
    1,相手の話を良く聴き、相手を受け容れる。
    2.質問することで相手を良く理解し、信頼関係を作る。
    3.自分の思いを相手に伝える。
    年齢が進んでいくにつれて、考え方、価値観、行動パターンが硬直化して頑固になる。人生経験が長くなるにつれて、自分のやり方に確信も深まり、自信も出てくる。
    そこで、定年後に新しいコミュニティーに入って、人間関係を作っていき、仲間を増やし、かつ長くその関係を維持していくためには、自分と違うタイプの存在を認め、許容していく柔軟性が大切。
    「自分はつねに少数派であると謙虚さが必要。意見がぶつかった時には、自分の方が間違っていると思うくらいでちょうどいい。
    75歳前後の年齢でコミュニティーへの参加や繋がりを保っていく仲間に見直す人がおおい、主な理由は、健康面や体力面で無理ができないと言うこと。
    具体的には、活動する範囲を限定して、移動する距離を短くする。
    人間の寿命は、最終的には脳の寿命で決まるとも言われていて、知的好奇心を持って脳が活発に働き続ければ、元気に自立した生活が送れる。
    60歳を過ぎて物忘れがひどくなるのは、これまでに蓄積されている情報量が多いために、思い出すのに時間がかかる。
    情報のインプットを継続的に行い、それを使える記憶として定着させるには、6点がポイント
    1,好きなことに関する情報を、好奇心を持ってワクワクしながらインプットする。
    2.右脳を活用して、イメージや映像を思い浮かべながら、インプットする。
    3.収集している情報の背景、周辺情報および関連情報を併せてインプットする
    4.音読や書くなど、五感を刺激しながらインプットする
    5、何度も目につくところに表示する。自然記憶の力を使う。
    6,忘れることは何度も繰り返し覚え直す。
    50歳代から始める戦略的な情報インプット
    1.自分の専門性を磨き、深堀りする情報をインプットする。
    2.自分が好きで興味関心のあるテーマを追いかけ、専門性と結びつけることで、オリジナリティのある体系にしていく。
    3.世の中の大きな変化や潮流を早く正確にキャッチして、自分の専門や関心領域と結びついて、自分の頭で考えてみる。
    4,アウトプットを前提とした情報の整理・体系化を意識しながらインプットしていく。
    スケジュールを立てて、今日は何月何日の何曜日でどういう予定で過ごすかを意識して生活すると、生活のリズムにメリハリが出て、健康を保てる。
    運動の基本は4つ
    ・ストレッチ
    ・筋力強化のための筋トレ
    ・バランス運動
    ・有酸素運動
    心が変われば、行動が変わる
    行動が変われば、習慣が変わる
    習慣が変われば、人格が変わる
    人格が変われば、運命が変わる。

  • ん~今一つ、内容が入って来ませんでした

  • 東2法経図・6F開架:367.7A/O79t//K

  • はじめに 人生100年時代「定年後の3大不安」 3K:金孤独健康
    第1章 人生100年を展望した「キャリアプラン」とは? ~三毛作の人生を目指すトリプル・キャリア
    第2章 100年人生の「時間術」 ~人生を俯瞰して「人生設計図」を作る
    第3章 100年人生の「コミュニケーション術」 ~「孤独」とは無縁の仲間づくりの秘訣
    第4章 100年人生の「情報リテラシー」 ~インプットとアウトプットのバランスが大切
    第5章 100年人生の「健康法」 ~情報過剰の時代にいかに正確な情報を取るか おわりに 不安なき「生涯現役」という生き方 ⁉️

  • 内容は当たり前なことだらけですが、要は一歩踏み出し実行に移せるかどうかです。
    端からやる人はこんな本のお世話にならなくてもやっているのでしょうし、この本に何かを求めすがって読む人にとっては少し期待外れでは・・
    この本のエッセンスを1行でまとめてみます。
    自分の生活は自分で守るしかない、できれば家族や仲間たちと一緒に。

  • 参考になった。
    同様な本を読んで、同様なことが書いてあった。
    出来るだけ、マイペースで仕事を続けることがよさそうだ。

  • 2018年25冊目
    人生を100年時代と見たときに、60歳の定年後の人生は40年間もある。
    そこで心配なのは「お金」「孤独」「健康」
    本書ではそれぞれに対する対応策を教えてくれるが、特に「お金」という面での
    対策を教えてくれます。ただし運用とかそういう話ではなく、どう長く働くかという視点です。
    定年前の方だけでなく、40代後半くらいの方から読んでもらいたい一冊

  • 20180808 間違ってコメントしてしまった。

    • tokutaroさん
      20180809 今、大人がいないような世の中になって来ているので、自立した高齢者が増えないと大変なことになる。そのために50代から何が出来...
      20180809 今、大人がいないような世の中になって来ているので、自立した高齢者が増えないと大変なことになる。そのために50代から何が出来るか?という問いかけに作者なりの回答を用意してくれている。影響されて行動する大人が増える事を祈る。って、自分はしないのかい!
      2018/08/11
  • ビジネス書の多読家が書いた人生100年時代の定年後をより良いものにする秘訣をまとめた本。

    様々なビジネス書を引用して、定年後のカネ、孤独、健康に対処する方法が示されている。

    本の基本的な考え方は、定年後も働き続けること、雇われるのではなく自分でリスクの少ないスモールビジネスを始めること、40代以降にその準備を始めることが大事であるということ、インプットをし続けること。

    様々な書籍を引用しているので、掘り下げたい部分をさらに掘り下げられる点も良いと思った。

    私自身定年は少し先ですが、読んでおいて良かったと思える本になる可能性あり。

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著者プロフィール

1958年東京都生まれ。フリーの研修講師、経営コンサルタント、ビジネス書作家。早稲田大学政治経済学部を卒業、日本興業銀行に22年間勤務したのち東京都に転職して新銀行東京の創業メンバーに。人材関連会社、グローバル製造業の人事、経営企画の責任者を経て、2015年に独立起業。年間300冊以上のビジネス書を新入社員時代から39年間読み続け累計1万冊以上を読破して、約2,500冊の書評をブログに書いて公開している。静岡放送SBSラジオ『IPPO』に毎月レギュラー出演のほか、NHK『あしたも晴れ!人生レシピ』、テレビ朝日『スーパーJチャンネル』に出演。著書に『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』(キノブックス)、『定年後不安 人生100年時代の生き方』(角川新書)、『銀行員転職マニュアル 大失業時代に生き残る銀行員の「3つの武器」を磨け』(きずな出版)がある。WEBサイト http://jun-ohsugi.com/

「2021年 『定年起業を始めるならこの1冊!定年ひとり起業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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