横田空域 日米合同委員会でつくられた空の壁 (角川新書)

  • KADOKAWA (2019年2月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784040822327

作品紹介・あらすじ

羽田や成田を使用する民間機は、常に急上昇や迂回を強いられている。米軍のための巨大な空域を避けるためだ。主権国家の空を外国に制限されるのはなぜなのか。密室で決められる知られざる法体系を明らかにする。

みんなの感想まとめ

日本の空を占有する米軍の横田空域について、知られざる実態とその影響を明らかにする内容が展開されています。羽田空港を利用する民間機は、米軍のために設定された制限空域によって非効率的なルートを強いられ、地...

感想・レビュー・書評

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  • 【首都圏の空を覆う見えない壁】
    横田空域とは、米軍横田基地が管制権をもつ空域であり、首都圏を中心として1都8県にわたる「米軍によって占領された空」である。この見えない巨大な空の壁によって、羽田空港のすべての離着陸は危険で非効率的なルートを強いられており、羽田増便のための新ルートは山手線沿線部を低空飛行させられている。
    米軍による日本の空の「占領」は横田空域だけではない。1995年頃から群馬県における米軍戦闘機の低空飛行訓練が激化しているが、低空飛行訓練は群馬県内にとどまらない。「USAミリタリーチャンネル」で堂々と公開されているF16戦闘機の「超低空飛行」の映像(2018年)をYouTubeでぜひ見てほしい。あわせて「沖縄・低空飛行訓練」も検索してほしい。
    大事なのは、横田空域管制権と低空飛行訓練が、「日米地位協定」で保障されたものではなく、あくまで日米合同委員会の密約によるものだという点だ。(本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会/門倉)

  • 東2法経図・6F指定:395A/Y86y/Ishii

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著者プロフィール

吉田 敏浩(よしだ・としひろ):1957年、大分県生まれ。ジャーナリスト。ビルマ(ミャンマー)北部のカチン人など少数民族の自治権闘争と生活と文化を長期取材した記録『森の回廊』で、第27回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。『赤紙と徴兵』(彩流社)で第2回いける本大賞を、『「日米合同委員会」の研究』(創元社)で第60回JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞を受賞。『横田空域』(角川新書)、『追跡! 謎の日米合同委員会』『昭和史からの警鐘』(ともに毎日新聞出版)など著書多数。

「2024年 『赤紙と徴兵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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