AIの雑談力 (角川新書)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • KADOKAWA (2021年2月10日発売)
3.55
  • (2)
  • (13)
  • (13)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 188
感想 : 13
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784040823065

作品紹介・あらすじ

私たちはすでに人工知能と雑談している。タスクをこなすだけでなく、AIに個性を宿らせ、人間の感情を理解できるようにしたメカニズムとは。マツコロイド雑談機能、プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」の研究者が最前線を明かす。

みんなの感想まとめ

人工知能が雑談を行うことの難しさや、その背後にあるメカニズムを探る内容が展開されており、読者は普段何気なく行っている会話がいかに高度な能力を必要とするかを再認識します。AI技術の進化についての理解が深...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • AIの様々ある分野の中でも「雑談」をテーマにした本。

    これを読むと人と雑談するシステムを実現することの難しさがよくわかる。

    普段何気なく行っている雑談にも非常に様々な能力が必要なことがわかり、素直に人間ってすごいなと思えた。

  • 「AIが雑談する」とはどういう事を意味するのか、分かりやすく書かれています。

    現状のAI技術がどこまで進化しているかを知りたくてAI開発関連の本を読んでいます。読みやすくてよい本だと思いました。

    人間が何気なくしている会話というものが、どれほど高度な処理をしているのかに気づかされます。
    AI関連の本を読むと、いつもそこに行きつきます。
    (人間の思考には一貫性が欠けがちなのも、AIとは大きく違う点ですが…)

  • 機械に感情を教え、個性を宿らせる−。対話AI研究の第一人者が最前線をレポート。人間と雑談を行うAI=雑談AIがどのように考え、どのように応答しているのか、そのメカニズムを具体的なエピソードを交えて紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40296392

  • イヤー面白かったー。チャットボットに関する仕事をすることが多いからだろうけど付箋貼りまくり。これは買って手元に置いておこうかな。
    雑談を通じた人間関係・社会性の構築、というテーマはとても面白いし、コロナ過で雑談の機会が激減したことで、非常に注目度が高いエリアじゃないかな。ただのQAチャットボットではなく、デジタル秘書的な方向に進んでいくとすると、本書で言われている「信頼関係のない相手に依頼はしない」という点は、チャットボットでもより一層重要になってくるだろうなー。
    人間とやり取りをするようなシステムを作ると、ユーザーはあたかも人であるように接する(メディアの等式、というらしい)、という研究結果が出ているのは、自分が思っていることの裏付けになっているみたいで面白い。だからこそ雑談が大事なんだろうけど。
    自己開示はやはり仲良くなればなるほど活発?になる、というのもそれはそうだよね、と思いつつ、チャットで色んなことをこなそうとすると、相手の情報を以下に聞き出すかが重要になってくるわけで、「チャットとの信頼関係の構築」はきっと次のテーマなんだろうなぁ。
    チャットのキャラクタ設定(背景設定も含む)が大事、という点も裏付けされていて、ほぅほぅ、と。確かに「勉強中の5歳児」設定のチャットが「てへ、わかんないやー」って答えると、なんとなく許しちゃう、のはわかるよね。それに応じて応答文も変わってくる(役割後、というらしい)が、そのあたりも大事、とのこと。また、キャラクタ設定用の質問項目(好きな食べ物は?とか、そういうやつ)は数百必要らしく、そんなにいるのか?という感じはする。まぁここでは「雑談AI」なのでその程度必要なんだろう。
    ラベル付けの精度向上の方法として、第三者にラベル付けをしてもらって、ラベルの付け方が迷わなかったかどうかで計測する、というのも面白いな。ラベルが正しくわかりやすく設計されていれば、第三者がやっても同じような結果になるはず、うまくつけられないということはラベル設計がイマイチで見直したほうが良い、と。(カッパ値というらしい)
    過去のやり取りを覚えていてくれる方が満足度は高いのは理解できる。対話中に集めた情報を対話中に使ったうえで、次回の対話でその内容を忘れていると一層満足度が下がるらしい。チャットボットで何を情報として集めるか、考える必要がありそう。
    対話破断(チャットとユーザーのやり取りが一致せず、対話が成立していないこと)は、「ところで」みたいな枕言葉を入れると、ユーザーは破談したように感じづらくなるらしい。使いどころは難しいけど、確かに「ところで」って挟まれると、いきなり話題変えるなよ!って思うけど、破断した、とは感じないかも。でもそれでいいのか?という気もする。
    対話システムのロードマップも示されていて、面白い。ただのQAチャットボットから進むには、意識する必要がありそう。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/761241

  • 面白かった。

    AIがどうというのはそこまで興味がなかったが、狙いとして、人間の雑談って高度だよな、というところからの購入。

    帯ではAI色々やれているとあるが、実際にはまあ雑談をふつうにやれる=人間レベルでやれるというところではない。ということを知ってまあそうだよなと感じた。

    一方でAIが雑談、感情を持てるとか、色々と面白いことになればまた良いと。もちろん怖い面もあるが、例えば認知症の人の会話トレーニングになるとかはやはり道具は使い方だなと思うわけで。

    AIの雑談の状況を知りたいとかの人は買ってよいかなと。

  • 安宅和人さんがオススメしてたので手に取ってみました。
    私は雑談AIは使ってないと思ってましたが、SiriやLINEのりんなは使ったことあるな…
    音声認識はかなり進み、スマホでも普通に使える。この手の技術は急速に進化している。
    アメリカでは患者の退院支援を担うバーチャルナースが使われ始めているようだ。人によっては、人間よりもバーチャルナースの方が良いという回答も出て来ているようだ。忙しい看護師を見ていると、分からないことを全て聞けないのが理由だそうだ。そんなものなのかな。個人的には、医療従事者が患者に寄り添うというのは、そのようなことを患者に感じさせないようにして欲しいものだ。
    終章にも書いてあるように、労働人口が減るこれからの社会では、人間がコンピューターと共に社会を創造していくことになるんでしょうね。

  • 007-H
    閲覧新書

  • GPT-3などがNLP界隈を席巻していますが、その裏に意図や意思があるわけでもなく、ただ「それらしい」文章をつくっているだけなのだと改めて感じさせられます。対話は本当に難しく、人間がいかに凄いことをアンビエントに行なっているのかを振り返る機会となりました。人間を理解するためにAIをやる、という方達の気持ち・意味合いを垣間見ることができます。

  • 安宅さんがオビを描いていたので
    期待したが、そこまで面白いものではなく
    残念。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

NTTサイバースペース研究所研究主任

「2018年 『人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東中竜一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×