家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 106
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040823492

作品紹介・あらすじ

孤立・孤独者1000万人の時代。しかも実は現役世代の男性に多くみられる孤立者。けっして人ごとではない。ふつうの人が突然陥る現実をリアルに取材。
一人ひとりの身の上に襲い掛かろうとしている「家族遺棄社会」の真実(リアル)と、そんな日本社会に懸命に向き合う人々の実態に迫る衝撃のノンフィクション!
一人で死ぬのは、決して美学ではない。大切なのはちょっとしたつながり。

感想・レビュー・書評

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  • 日本のコミュニティのベースとなっている血縁社会が崩壊しつつある中、家族に遺棄された人々の「孤独」環境について、その原因から実態まで、孤独にまつわる問題を紹介した著作。

  • 周死期、つながりをどこかには持っておく必要がある、は本当にそう思う。でも難しいよね。特にコミュニケーションも技能だから、それを持てない場合、また障害がコミュニケーションを阻害するものだった場合、あるいはそれまでの来歴が邪魔をする場合。
    それでも、孤立死に対応する人たちがこれだけいる。すごいことだと思う。

  • 東2法経図・6F開架:367.3A/Ka57k//K

  • ある一人の老人について、その老人を施設で介護していた女の人は、彼が家族の下に戻れることを喜んでいた。老人も勿論嬉しそうにしていた。でも老人は家族に放置され、亡くなってしまった。
    このエピソードを読んで、彼女側の視点だったために胸が痛み同情したが、家族にとっての老人が彼女と同じような存在にはならなかった理由があったのかもしれない。こういう話を書く場合は、家族側の言い分も聞きたいなと思った。まあ無理だろうけど。

    セルフネグレクトをする人達が、みんな声をあげられたらいい。そして、その声を拾って支援してくれる人が多くなればいい。

    葬式代高すぎじゃね…と思った私は親不孝か。

  • 家族に遺棄された人々の末路、孤独死の現場を描く。家族遺棄社会と戦う人々の姿も書いているが、個々の取組みは限界がある。社会的な仕組みづくりが必要なのだろう。自分も息子や娘に負担をかけたくない。子どもたちはどう思っているだろう…。

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著者プロフィール

1982年、宮崎県生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。出版社で編集者を経てフリーライターに。著書に、『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』(毎日新聞出版)『孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル』(双葉社)『大島てるが案内人 事故物件めぐりをしてきました』(彩図社)などがある。また、東洋経済オンラインや現代ビジネスなどのweb媒体で、生きづらさや男女の性に関する記事を多数執筆している。

「2020年 『家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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