サラリーマン生態100年史 ニッポンの社長、社員、職場 (角川新書)

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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040823683

作品紹介・あらすじ

戦前昭和の新入社員のイメージは「仕事をやる気がないくせに遊びには熱心で、カネばかり欲しがる」だった!
経費で愛人のお手当てを落とし、エロとカオスの宴会芸に血道をあげ、「上役に模したトルソ」の破壊でストレスを解消する……。
トンデモ社長にズボラ社員をはじめ、今も昔もサラリーマン世界はツッコミたくなる事ばかり。
愛人はいつから大衆化したのか?忘年会、新年会はいつ生まれた?こころの病はいつからあったのか? 
由来も歴史も答えられない。けれど、身近にあることばかり。
会社文化を探っていくと日本人の生態・企業観が見えてくる!
■交換愛人トリックを実践していた社長に愛人を秘書にする議員が続出していた
■入社式はなかった。定着したのは昭和30年代
■「お疲れさま」はチャラい流行語だった。
■違法行為と隠蔽工作が横行していた1950~60年代

※本書は2017年6月に春秋社より刊行された『会社苦いかしょっぱいか』を改題の上、加筆修正したものです。

【目次】

新書版まえがき                  
第1章 昭和の社長よ、いまいずこ      
第2章 この愛、経費で落とせますか?    
第3章 秘密の秘書ちゃん           
第4章 夢か悪夢かマイホーム 戦前編   
第5章 夢か悪夢かマイホーム 戦後編   
第6章 趣味だ! 休みだ! ギャンブルだ!   
第7章 いまどきの新入社員列伝       
第8章 酷電痛勤地獄
第9章 宴会LOVERS              
第10章 出張は続くよどこまでも
第11章 こころの病とサラリーマン      
第12章 知られざるビジネスマナーの歴史
第13章 産業スパイ大作戦 
あとがき
参考文献一覧

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:361.84A/Ma99s//K

  • 自分ではまず読まないであろう過去の資料を丁寧に読み解いていくことによって、昔もそれほど今と変わりはないということがよく分かる。週休二日の定着が期せずしての展開で、まるでコロナ禍でテレワークが進んだのと同じよう。明治大正の文豪で「神経衰弱」って説明を目にしたことがある気がするけれど(夏目漱石とか)、今で言うと「うつ病」とか「心の病」ということなのね。そう考えるとトランプの「神経衰弱」に引っ張られてよく分からないなと思っていたのだけれど、少し親近感を感じられるようになった。

  •  
    ── パオロ・マッツァリーノ《サラリーマン生態100年史
    ニッポンの社長、社員、職場 20201210 角川新書》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4040823680
     
     Mmazzarino, Paolo 19‥‥‥ Italy /著書多数
    https://twitter.com/paolomazzarino
     
    https://bunshun.jp/articles/-/41944?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink
    https://bunshun.jp/articles/-/41944?page=4
     
    ……「ご苦労さま」は目上への言葉、「お疲れさま」はチャラい流行語
    …正しい“敬語”の奇妙な変遷
     
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=
     ご苦労でした(1980年頃、民営化直前の国鉄鉄道管理局の窓口で)。
    http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/search?idst=87518&key=%A4%B4%B6%EC%CF%AB%A4%B5%A4%DE
     
    ── パオロ・マッツァリーノ《誰も調べなかった日本文化史:
    土下座・先生・牛・全裸 20140910 ちくま文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4480432000
     
    http://pmazzarino.blog.fc2.com/
     
     著書『パオロ・マッツァリーノの日本史漫談』で、土下座の歴史につ
    いて考察したパオロ・マッツァリーノさんによると、謝罪や懇願を目的
    に、ひれ伏して土下座することが庶民の間で広く一般化したのは、昭和
    初期以降。江戸時代から明治・大正にかけては、単に地べたにしゃがむ
    動作を指して土下座と呼ぶことも多かったそうだ。
     
    (20160116)(20201211)
     

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著者プロフィール

イタリア生まれの日本文化史研究家、戯作者。公式プロフィールにはイタリアン大学日本文化研究科卒とあるが、大学自体の存在が未確認。著書に『反社会学講講座(正・続)』『偽善のトリセツ』『誰も調べなかった日本文化史』『「昔はよかった」病』『日本人のための怒りかた講座』『世間を渡る読書術』『歴史の「普通」ってなんですか?』『みんなの道徳解体新書』など。

「2020年 『サラリーマン生態100年史 ニッポンの社長、社員、職場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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