性感染症 プライベートゾーンの怖い医学 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 28
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040823768

作品紹介・あらすじ

性感染症が危険水域にある――
ここ30年余りで多数の新興感染症が見つかり、簡単には治療できない、性感染症も増えているという恐ろしい現実。
日本では、エイズが再び拡大の動きを見せたり、女性の梅毒患者数が急増して深刻な問題となったりしている。
性感染症を引き起こす原因は目に見えない病原体。人は肉眼で見えないものが自分の命を脅かしていると思うと、怖くてならない。
だから、玉石混交の情報に振り回され、躍らせられてしまうのだ。
そうならないためには真実を見抜く目を養わなければならない。それにはセックスや性感染症について興味本位でなく正しく学ぶ必要があるのだ。
性感染症を知ることは、新型コロナウイルスをはじめ、感染症から身を守るすべを学ぶことでもあるのだ。

感想・レビュー・書評

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  • 性と健康についての知識が分断に盛り込まれた本でした。なかなか性感染症や性交渉、避妊についての正しい知識は自分から得ようとしない限りなかなか得られない中で、この本は情報が凝縮されていて、かつ、医療専門用語なども入っているのに読みやすい本でした。
    「研究結果は、何度も何度も同様の試験が行われ、その結果がいつも同じであるという事実の蓄積により科学的根拠が得られるのであって、ニュースになるような研究はあくまでも、それが本当か追試してみようというキッカケにはなっても,事実とは言えない。」これは、コロナウイルスにも当てはまるなぁと思いました。
    また、検査やワクチンに関する日本の接種率、利用率の低さには愕然としました。国として動くべきこと。

  • 3月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003548776

  •  コロナ禍で感染症に対する関心が高まったせいなのか、このところ性感染症の世界にも新顔が増えているからなのか、珍しい新書が出ていたので入手。

     未知の感染症から新しい治療法、性や性器に関する病気、(高齢者の)セックスの効用と幅広く扱った一冊だ。もう少し軽ーいノリかと思ったら、いたって真面目。
     
     DSD(性分化疾患)や性器の形態異常に関しては、ほとんど認知していなかったので、結構衝撃を受けた。比率でいえば、少ないといえば少ないのだが、当事者にとっては大変な問題だ。

     コロナ禍でインフルエンザの感染者が減ったことが報道されていたが、性感染症の感染者の変化も気になるところ。

     

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著者プロフィール

性感染症専門医療機関「プライベートケアクリニック東京」院長。1969年日本大学医学部卒。日本性感染症学会(功労会員) 、(財)性の健康医学財団(代議員) などを務め、厚生労働省のHIV研究に協力するなど、わが国における性感染症予防・治療を牽引している。講演会や研究会を開催するほか、雑誌をはじめとするメディアへも積極的に寄稿。さらに、ブログやホームページも立ち上げ、性感染症に関するさまざまな情報を発信している。

「2020年 『性感染症 プライベートゾーンの怖い医学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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