日本海軍戦史 海戦からみた日露、日清、太平洋戦争 (角川新書)

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感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040823997

作品紹介・あらすじ

栄光から敗北まで、その全軌跡!
日清戦争の勝利から太平洋戦争の敗北まで半世紀。いわば50年戦争であった。
太平洋戦争の開戦決意と敗北の原因は日露戦争の華々しい勝利を遠因とした面が大きく、
日露戦争の勝利の要因は、日清戦争の苦悩の勝利から得た教訓に学んだことにあったのだ。
海軍の艦艇設計思想と戦略思想を踏まえ、海戦図を基にして、
日露戦争の「完全勝利」の内実をはじめ、旧帝国海軍の戦いを総検証!
海軍研究の第一人者が徹底解説。海からみた大日本帝国の興亡史!!

■丁字戦法への信頼は日本海海戦前に失われ、極秘の奇襲作戦が作られていた
■東郷ターンは無理なもので、丁字戦法も使われなかった
■日露戦争の完全勝利は薄氷を踏むものだった
■山本権兵衛の存在が日清戦争の両国海軍の明暗をわけた
■「高陞号」を撃沈した東郷平八郎や日本海軍への批判は、当時からいくつも存在していた
■水雷艇を集中使用して港内の敵艦を攻撃する作戦は日本海軍の威海衛夜襲が最初だった
■ミッドウェーの敗戦がもたらした深刻な問題は人事異動の不実施にこそある
■太平洋戦争の魚雷戦の失敗は「酸素魚雷の性能が良すぎたため」
■大和・武蔵はわずかな被弾で戦闘能力の多くを損なう技術上の欠陥があった

※本書は2010年12月に小社より刊行された『海戦からみた日露戦争』、11年5月刊『海戦からみた日清戦争』、同年11月刊『海戦からみた太平洋戦争』を合本にし、改題の上、加筆修正したものです。

【目次】
新版まえがき
第一部 海戦からみた日露戦争
第一章 海軍戦略思想はいかに生まれたか  ほか
第二部 海戦からみた日清戦争
第一章 幕末の海軍建設と近代日本 ほか
第三部 海戦からみた太平洋戦争
第一章 真珠湾攻撃と山本五十六の真意 ほか

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著者プロフィール

呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長。日本海軍史研究家。1948年、宮崎県生まれ。多摩美術大学美術学部卒業。1992年、(財)史料調査会の司書として、海軍反省会にも関わり、特に海軍の将校・下士官兵の証言を数多く聞いてきた。92年に理事就任。99年、厚生省(現厚生労働省)所管「昭和館」図書情報部長就任。2005年より現職。19年、『[証言録]海軍反省会』(PHP研究所)全11巻の業績により第67回菊池寛賞を受賞。著書に『戦艦大和復元プロジェクト』(角川新書)、『帝国軍人』(大木毅氏との共著)などがある。

「2021年 『日本海軍戦史 海戦からみた日露、日清、太平洋戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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